先週の竜ヶ窪水問題の投稿に関して、双方の意見を拝見し非常に考えるところがありました。
賛成反対はあってしかるべきで、闊達な議論を行うことによってよい方向に向かっていくと信じています。しかし、反対派からのご意見があまりにも感情的であったり、詳細を知らずしてのご意見は疑問を感じることが多々あり、先週の反対派の投稿に非常に憤りを感じました。
その投稿には、あたかも住民が竜ヶ窪の水を安い値で売る守銭奴的な扱いがあったこと、竜ヶ窪の水以外にはこれと言ったよい物がないような表現、投稿者も津南町の事を思っての投稿かもしれませんが非常に無礼な物言いが多くありました。私の受け取り方の問題ではないと思います。
また、事実誤認も多いにもかかわらず、竜ヶ窪の水を守るという大義名分だけで、どうしてここまで言われなければいけないのか。残念で仕方ありません。
地元住民を始め、この件に真剣に向き合っている人たちは、賛成であれ反対であれ地域を愛している方々です。両派とも「竜ヶ窪の水を守りたい」という気持ちは揺るがざる真理なのです。ただ、現状把握の段階で差異が生じ分かれた意見になっただけだと思っています。この件で一番憂慮し苦渋の決断を迫られている地権者住民の気持ちを考えると、周りが感情的になり対立することになんのメリットがあるのか。
私は賛成の意向ですが、自分を納得させる反対意見や揺るがざる不利益があればいつでも反対派に回りたいと思っています。日和見と言われてもそれが住人や津南町によいことであれば、それが当然と思います。また、賛成と反対で反目し合う理由はこの問題ではあり得ないからです。
しかし、現在までの段階で、決定的な反対理由は見当たりませんし、反対派のおっしゃる憂慮は、住民側のコントロールで解決できることばかりです。もし、そこでその憂慮がコントロールできないことが判明した段階で始めて反対しても遅くはないのではありませんか。
なぜ、同じテーブルに着く前に拒否せねばならないのでしょか。憂慮を一つ一つ検討協議し、妥協点を探ることがなぜできないのでしょうか。憂慮をお持ちの反対派の方々のご意見は、ここでは貴重な財産となるでしょう。
この件は、津南町の問題であることは自明となってきています。このままではあらぬ方向に行きかねません。強いリーダーシップを期待します。
※諸処事情により本意ではありませんが匿名とさせていただきます。