「11月はチャレンジな月になります」。
今月9、10日。世界に通用する選手育成がねらいの、日本バスケットボール協会のアンダー15ナショナル育成センターのトライアウトに挑戦する。この挑戦権を得たのは県内で2人だけだった。
「全国の凄いトップの選手たちが集まるんです。合格しそんな選手たちと一緒にプレーできたらいいなと思ってます」。
もう一つある。都道府県対抗ジュニアバスケットボールの県代表チームを決める県予選が今月16、17日にスタート。新潟市のクラブチームに所属し挑む。
「月2、3回、新潟市での練習に参加しています。身長はいま187a。センタープレーと、3ポイントシュートも狙い、チームが勝つために役立ちたい」。
小学1年からミニバス・津南Bスリーに所属し、ずっと続けて来たバスケ。今年は県選抜選手となり3月に全国大会に出場。さらに今夏7月は津南中バスケ部初の県ベスト8達成に貢献した。
「バスケはチームみんなと協力し、ボールを回し、勝ちに繋げる。それが面白いところです。ミニバス時代のコーチ、中学の監督、仲間、そして家族。みんなのおかげで楽しく続けられています」。
プレー中に心がけているのは『笑顔でやること』。
「チームのテンションが下がった時とか、笑顔じゃないとうまく回らないし勝てないと思っています。自分が活躍するより、チームが勝つことが一番。いまは目の前の目標に向かっていきます」。