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2018年07月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
7月7日号 上村町長退任、「午前11時の太陽」、正義感を、31歳町長にメッセージ
 「11時の太陽だろう」。9日就任する桑原悠・新町長を表現する。8年在職した上村憲司町長(69)。「我々のような黄昏時ではない」。任期は8日までだが、6日最後の当庁後、全職員に見送られ役場庁舎を後にした。
 8年前。「すべてを共有することが組織力を高める」と、それまで定例議会ごとに年4回開いた課長会議を毎月開催へ。2年後には情報共有と意見が飛び交う場になった。それは一般職員にも波及し、職員が民間と共同で研修活動する姿も生まれている。「スカイランタンは、その研修から生まれた。職員意識が高まっている。単に歯車の一つではあるが、それが全体を動かすシャフトである意識は、まさに参画していること」。
38歳で県議初当選。政治の世界32年の歩み。「議員と自治体の長は全く違う。毎日が決裁であり責任ある決断が仕事。充実した8年間、職員に助けられた8年間だった」。
 『雪と有機』。上村町政が掲げた理念。就任時から「雪」を色濃く打ち出した。キーワードは『みんな雪のおかげ』。「ピュアな雪解け水で作られる津南の農産物。エコ・エネルギー(水力発電)により自給率1を超える自治体。最大のカーボンオフしている自治体である。さらに日本海側から太平洋側に電力を送った最初の地が津南。すべて雪のおかげ」。それが『津南ブランド』を押し上げる。
ファミリーマートの『津南の天然水』はその象徴。「将来的な可能性を、地域所得の可能性にどう結び付けるか、マーケティングとマネジメントが必要。人口1万人の町だが、どっこい生きいる、その意義がないと若い人たちは住み続けない」。
 31歳町長が9日就任する。「津南町はもっと変わるだろう。ただ両刃の剣だ。良いことも悪いことも注目される。それに振り回される。すべて責任が伴い、結果責任を取らなければならない。その意味でいさぎよさは必要。普段からの清潔感も大事。そのために正義感は、常に研ぎ澄ませておくべき」。さらに「特定団体に屈しない意志の強さ。自立の町をめざすなら、それをなによりも持たなければならない。私は就任以来、それを貫いてきている」。
 今年5月18日、長女を病気で失う。2年前に発覚したガン。あらゆる手を尽くしたが、「悔いのない人生だったと思ってもらえる暮らし方を家族で話し合い、そうした。娘は最後、『幸せだった』と言ってくれた。それがないより嬉しかった」。町長初当選の選挙でも、2期目の選挙でも、街宣でマイクを握った長女。同世代に近い31歳が政治をめざす姿に、娘の姿が二重写しになっても、無理はない。「これから生きていこうという姿を、感じさせてくれた」。桑原悠氏の姿が、そう見えた。
 「これから過酷な現場に入るわけだが一人歩きはしないこと。職員を信じて頼るのは、恥ずかしい事ではない。方向性を示さないで、文句ばかり言う人こそ恥ずかしい人。一方で𠮟る勇気が大切。仕事から逃げての失敗は厳しい対応が必要」。
 若さゆえの懸念も。「注目を集めることで見えざる手がいくつも来るだろう。その手はいろいろな手である。桑原悠氏は、それを見分ける能力を身に付けていると感じる」。
 9日から、何をしますか?。「予定通りの生活はもうやりたくない。予定のない生活を送る」。5月に死去した長女と家族で3月に行った沖縄。「南の海にお骨をまいて、と言われている。夏休み、孫と行こうかな」。この先の予定は、この沖縄行きだけは決まっている。          (恩田昌美)

7月7日号 「若者よ、出でよ」、後継 名乗り促す、村松県議13日辞職
 来春改選の県議選が動き出した。7期在職の村松二郎県議(64)が来週13日で議員辞職するため、十日町市・津南町(2人区)は1人欠員のまま来春の改選を迎える。1日、地元十日町市で記者会見した村松県議は、「自ら名乗りを上げていくのが政治。若い人と思う」と後継への期待感を述べ、「応援したい人が出れば、一所懸命に応援する」と明言している。事実上、来春の県議選がスタートした。

新潟県代表では初めて全国森林組合連合会長に先月26日就任した村松県議は1日、サンクロス十日町で会見し、「中途半端は許されない」と県議辞職の思いを語り、「国際的な競争力ある林業をめざす」と全国森林組合のトップとして林業振興への強い取り組み姿勢を見せた。県議後継は「若い人にと思う。若い時に出ることは、それだけ勉強する時間がある。自分から名乗りを上げていくのが政治。応援したい人が出れば一生懸命に応援する」と自主性を促す。
 村松県議は先月26日の全森連総会・理事会で会長に選出され、同日、県議会議長に議員辞職願を提出。来週13日の県議会最終日に承認される見通しだ。村松氏は全森連会長の活動方針として「森林環境税導入で日本中で新しい林業が始まる。初年度200億円が全国に配分されるが、これをどう活用していくか議論が深まらず、決まっていない。これは早急に具体化する必要がある」と2024年本格導入の森林環境税、これに伴う森林環境譲与税導入の活用策に言及。さらに「その活用策は地元自治体と森林組合が主体となる。国際的な競争力を持つためにも、一定のルール、基準を持つことで競争力が高まるはず。全国を飛び変わり林業振興に全力で取り組む」と、先月30日、64歳を迎えて村松会長は力説する。
 県議辞職は「中途半端は許されない。ここまで私を育てていただいたことに感謝している」と地域、支持者などへの思いを込めた。全森連会長は1期3年任期で、今回は熊本県連会長との一騎打ちとなり、両氏とも県議職にあり、現会長の秋田県連会長が両市から聞き取りを行い、「今回は新潟県さんからお願いしたい」と事実上の指名を行い、総会・理事会で全会一致で決まった。村松氏は地元「ゆきぐに森林組合長」であり新潟県森林組合連合会長で、全森連会長は年間平均で月10日程度の公務があり、林業政治連盟の政治団体もあり、国のトップと直接懇談する場面が多い。
 一方、来春の県議選に再出馬を決め、すでに自民公認を受けている尾身孝昭県議(65・6期)は後援会活動を主体に地域への取り組みを進めている。先の知事選、一昨年の参院選、知事選で「オール野党」で次々と選挙戦を活動してきた十日町・津南の野党連合は、「来春の県議選」に照準を合わせ、関係者の取り組みが始まっている。特に「先の知事選の熱が残っているうちに、来春の県議選へ取り組みをつなげたい」と候補擁立の取り組みを始めている。だが『人材不足』が課題で、「自民が誰を後継に出すか、そこの見極めも必要」としている。

10代のまなざし「貝瀬莉乃愛さん・十日町総合高3年」 7月7日号
 雲の上にいるような白い山型トランポリン•ふわふわドームで遊ぶ姿を捉えた1枚。題名は『ノリツッコミ』。全日写連新潟県写真サロンの高校生以下部門で入選した。
 「題名はその時に思いついた言葉なんです。子どもの写真を撮るのは好きなので、これからも撮っていきたいです」
 写真部員は21人で、うち1年生が16人と半数以上を占める。5月3日には十日町市きものまつりに全員で参加し、写真を撮り歩いた。県内各地の高校から写真部員が集まるなど、高校生の撮影場所にもなった。
 「写真コンテストもあったので、双子の小さな男の子が口の周りを汚しながらお昼を食べていたので、声をかけながら撮影したのを応募したんです。そしたら入選し、子どもたちの温かい姿が認められてとてもうれしかったです」
 カメラはクラブ所有の一眼レフ。まだ自分のカメラはない。
 「いずれ買うつもりです。でも家族に頼むのではなく、自分でお金を貯めて買うつもりです」
 将来は建築設計の道に進む予定だ。
 「自宅を建てる時、建築の人たちが図面を見せながら進めていく姿を見て、ああいいなあって思ったんです。大きな建物が好きだということもあり、建築設計をめざしたいと思います。写真も関係してくるでしょうし」
 兄弟4人の長女。
 「いつかまた地元に戻ってこようと思っています。建築設計なら戻って来れますよね。そしたら再びカメラを手に地域の子どもたちを写真に撮りたいです」

経営陣一新、竜ケ窪温泉、新社長・中熊さん「地域が第一。大胆にアイデア出し」
 前年の黒字決算から灯油代高騰、送迎バス修繕など経費増で再び赤字決算となった株式会社竜ヶ窪温泉の株主総会は先月29日、同館で開き、317万円の赤字決算を承認した。任期満了による役員改選は、上段6集落から取締役を選出する方法で行い、役員一新の経営体制となり、新社長に就いた中熊弘隆氏(64)は「地元の人が魅力を感じられない施設はやっていけない。地元の人たちのための温泉施設、その経営をやっていく」と果敢に、大胆に経営する姿勢を示している。
 第23期決算によると売上は4243万円。入込数で前年2250人減、221万円減。一方、原油高で灯油代増加、送迎バス修繕費増など一般管理費が増加し、売上減と共に最終決算で317万円の欠損になっている。このため新年度には「温泉施設開業当時の地元の思いを思い出そう」と新役員を関係6集落から選出する方法を取り、役員一新を打ち出している。
 株主総会では各集落で選出した6人が承認され、新役員の互選で新社長に中熊氏を選出した。中熊氏は相吉に定住して35年。出身は東京。早稲田大法学部卒で「専門里親」を13年続ける。新役員には38歳の女性も入り、「大胆な発想で  アイデアを出し合い、知恵を出し合い、果敢に挑戦する」と話している。
 新役員体制は次の通り。
▼社長・中熊博隆(相吉)▼取締役・石沢良周(56、中子)樋口美喜雄(61、城原)阿部千里(38、岡)内山信一(57、谷内)高橋俊秀(62、赤沢)▼監事・島田繁(67、赤沢)

妻有今昔物語「十七や・火祭り」 津南町石沢地区
 7月17日、「十七夜」、「道祖神まつり」、あるいは「火祭り」といった。各地に残る「十七夜」だが、ここは津南町石坂地区。秋山郷渓谷から流れ出る中津川の左岸、いまは大きな橋が架かり、全国名水百選・竜ヶ窪がある上段台地(赤沢台地)に上がる道路ができ、当時の風景と一変している。
中津川の浸食で生まれた河岸段丘。その高さ2百bを超える断崖は、石沢集落の背後に絶壁のようにそびえ立つ。「石坂」の地名の通り、石が多く、集落の田んぼは石を積み上げた「石垣田」が多く見られる。現在7世帯16人が暮らす。当時は小さな吊り橋が幹線道路とつながる唯一の生活道だったが、そびえ立つ段丘に道路とトンネルを開削し、大きな橋が架かり、当時の不便さは、いまは全く感じられない。
この断崖を上がりきった所に祠があり、その脇に道祖神が祭られている。毎年7月17日夜、地域の子どもたちが背丈の2倍以上ある茅の束に火をつけ、それを「たいまつだー」と大声を出しながら、真っ暗なくねくね坂を、高さ2百b上の道祖神まで持ち上げる。
地元の80代の根津さんは「いまはなくなったが、あの頃は十七夜が子どもたちの仕事だった。あの坂道は急で、大人でも容易でない」。持ち上げたたいまつで、道祖神わきに杉葉で作った高さ6b余の道祖神に火をつける。真夏に夜に赤々と燃え上がる道祖神の火に、人々は無病息災、五穀豊穣を祈願した。

写真・昭和54年7月17日、津南町石坂地区で 本社撮影

36年間、地域の思いをつなぐタスキ、笹沢駅伝
 4歳の子どもから50代までの総勢210人がタスキを繋いだ。津南町の川西地区10区間13・1`を走る第36回笹沢駅伝大会は1日に開催。地域の部9、地域外の部12の計21チームが参加。三箇校舎を発着点に30度を超える炎天下の悪条件のなか、傷病者など出さずに今年も全チームがゴール。地域の部は押付が3連覇を達成。1区を走った津南小5年の村山碧さんは、スタート走者を務めるのは2回目。「小学2年の時以来です。最初にリードしなきゃ勝てないと思って結構緊張しましたが、今回も優勝できて嬉しい」と、チームみんなで同大会名物の手作りおにぎりを食べ勝利を噛み締めていた。
 駅伝で住民と地域を繋ぎ活性化をと始まり、初夏を彩る津南風物詩となっている同大会。30年を超える歴史を持つ地域駅伝は全国でも珍しい。主催は地元住民で作る笹沢会(橋隆明会長)。一方で集落の少子高齢化が進みチーム編成が難しくなっており、各区間の出場年齢制限緩和などで対応しているが、走者が集まりにくい状況が続いている。同会では「地域を繋ぐ駅伝。地区の人口は減っているが、皆さんの協力のもと40週年の節目を迎えたい」としている。
 大会結果は次の通り。《地域の部》@押付A外丸AB辰ノ口AC巻下D鹿渡・島E外丸BF外丸CG小島H辰ノ口B《地域外の部》@下条JXC・AA芦っ子ランナーズB中津LDCCあおばスキークラブCD同AEGOGO‼ 上郷F川治AGあおばBH下条BI津南小J下条CK川治B


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