地元の人が全員賛成しているかどうか解りませんが「町がやってくれるのだったら良いだろう」と考えているのでないでしょうか?もし半分は受益者負担がある、などと言えば、どうなるでしょうか?
中越地震で宅地にヒビが入っても個人財産には公金が使えませんが、石垣田の畦が壊れると災害復旧という名目で石垣が取り壊され、コンクリートブロックで改修されます。個人で積んだのならともかく、町で補助を出して文化財級の景観を壊しているのです。
あなたは結東の石垣田を実際に行ったことがありますか?秋山郷の景観はかけがえのない町の共有財産です。全国的に見れば沖ノ原のひまわり畑より秋山郷の知名度の方が断然上で、津南の観光地と言えば秋山郷です。そして観光客は中津川渓谷に点在する民家や棚田を見に来るのです。
今までの津南町は観光よりも農業が大事だったようで、赤沢城の堀が埋められ農地になってしまった例もあります。今になってあの堀はどうした?などといってももう跡形もなくなっているのです。それでいて農地は有り余っているのです。なぜそんな小さな史跡が残されなかったのか?それは誰も自分の生活に関係がないと、見て見ないふりをしていたのではないでしょうか。
自分たちは観光には関係がないと思っていませんか?家族や親戚や友人の誰かが観光の恩恵を受けていると思います。また恩恵などなくても「津南はいい町だね!」と言ってもらえるだけで嬉しくなってしまいます。それは子供たちの未来のためにも、観光振興は町興しそのものだと思います。