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2019年01月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
全中アルペン、俵山紗乙選手、大回転6位入賞  2月16日号
(吉田中3年)の全中アルペン。回転、大回転ともに優勝をめざしたが、気負いが裏目に出、大回転で6位入賞したもののメダルには届かず、悔しさをにじませた。
 〇…県強化指定選手として、昨年11月に中国で2週間合宿。さらに12月上旬には北海道富良野でやはり2週間の合宿を積んできた。県大会では回転、大回転ともに優勝し2冠を達成。調子を上げて挑んだ全中だったが、期待の重さがミスにつながってしまった。しかし、それでも全国6位だ。
〇…アルペンは、わずかなミスがタイムに影響、大幅に順位を落とす競技。今大会、大回転の1本目は想定通りの滑りで2位につけたが、2本目、急斜面で足を取られ、「焦ってしまって次々とターンが遅れてしまった」と記録が伸びず、6位に後退してしまった。「残念、仕方ないです。兄の哲多(十日町高3年)がアルペンで国体に出場するので、今度は応援する番です」。
 〇…高校進学後は、全中6位の実績を誇る陸上・ハードル種目1本にかける。冬のアルペン、夏場のハードルが、足腰強化やバランス、リズムなど両種目の技術向上に大きく役立ってきたと感じている。ハードルで次の目標は「インターハイで3位内をめざします」。アルペン競技に終止符を打ち、更に大きな目標に向かって一歩を踏み出す。

地域医療問題、全県でネットワークを、NPO設立   2月9日号
2月2日号記事掲載 

「財政支援でどうかわる」、県が検討委設置、中条第二病院問題  2月9日号
2月2日号掲載記事

全中開催の「吉田」、次は世界の「YOSHIDA」へ  2月9日号
 国体、全日本選手権、インターハイ、そして今期の全中と、国内4大大会を開く十日町市吉田クロスカントリースキー会場。「次は世界だ」と、スキー関係者はじめ地元では今回の全国中学校スキー大会開催に大きな自信を得ている。5年前にFIS世界スキー連盟公認コースの認定を受け、世界大会開催の条件は揃っている。今回の全中クロスカントリー競技の現場責任者、十日町市スキー協会長の小山勇蔵競技役員長(71)は「北海道や青森など選手や応援団の声を聞いたが、運営も対応にも感動したと喜んでいた。全国大会を開く吉田競、次はアジア大会を持ってきたい。そのためには強力なスポンサーも必要。地元地域、行政、スキー協会が一体で取り組みたい」と、全中大会を成功に導いた役員など競技関係者の労をねぎらい、次なる大会、世界大会への夢をさらに大きくしている。

 吉田コースは、信濃川左岸、段丘地に広がる水田地帯の起伏を活用した立地にある。1周5`コースを基本に、周回ながら違ったコースレイアウトができるなどFIS認定時、「国内屈指のコース」といわれ、カヌー五輪・羽田●●選手が毎冬、基礎練習の場にするほか、
国内トップ選手の練習場になっている。
会場の施設配置も評価が高い。市立吉田中学校の道路向いの運動公園広場がメイン会場で、風除けのスターティングハウスが完備。競技本部ハウス、順位を瞬時に表示する電光掲示板、競技をライブ中継する横5・4b、240インチ大型LEDビジョン。コース途中のカメラとドローン空撮で選手を臨場感あふれる中継動画で提供。屋内施設は吉田ふれあいスポーツセンターが完備し、プレスルームや民間企業出店に対応。センター周囲は出場選手のテントスペースなど、会場が一体的に活用できるレイアウトになっている。来場者駐車場は吉田中学校グラウンドを圧雪し数百台規模の受入れが可能だ。
全国大会など競技責任者で全中クロカン競技・児玉義昭委員長は「FIS公認コースで国際大会も夢ではない。ただ、そのためには全国規模の大会を次々に開き、段階を踏むことが大切。先ずはFIS公認レースからで将来的にはワールドカップを開きたい」と語る。
吉田の整備には十日町市も積極的で平成16年から取り組み15年間で約10億円、国県の補助事業を投入し競技環境の充実をはかる。吉田コースは2007年全日本スキー選手権、2008年全国高校スキー大会インターハイ、2009年トキめき新潟国体と、3年連続で全国大会を開催し、2014年にはFIS国際スキー連盟の公認コース認定を受けている。 
十日町市スポーツ振興課・井川純宏課長は「4大大会を開き、設備も人材も車輛機器も国を代表する吉田になっている。スキー競技は大会スケジュールにどう組み込むかが課題で、外国選手のキャンプを招くなど世界に吉田を知ってもらう必要がある」、さらに「今回の全中出場選手は生涯、吉田を忘れないだろう。その吉田で世界規模の大会が実現すれば、さらに吉田を経験した選手の誇りになる。やはり行政とスキー協会の連携がさらに必要になってくる。先ずはFIS公認レースを持ってきたい」と話す。『吉田』が世界の『YOSHIDA』になる日は、そう遠くないだろう。
 

十日町雪まつり、雪上カーニバル中止 2月9日号
 来週15日開幕の第70回十日町雪まつりは、今月4日の雪上ステージ製作中の落雪事故で犠牲者が出たことを受け、雪上カーニバルは中止し、他の雪まつりイベントは計画通り行うことが6日の実行委員会緊急会議で決まった。雪上カーニバルに代わるイベントを十日町高グラウンドで開く予定だが出演者などは未定。実行委員長の関口市長は会議後の会見で「70年の歴史で初めての事態。ご冥福をお祈りする。全国から励ましの言葉を受けている」とお詫びと共に感謝の言葉を述べた。
 事故を受けて開いた緊急合同会議では、崩れた雪の下敷きで死亡した渡辺●●さんの家族の言葉が紹介された。『雪まつりが大好きだった人です。これにより雪まつりが中止にならないように』。会議では雪像を作らずステージだけのカーニバル開催などの意見も出たが、全会一致で「雪上カーニバルは中止」を決め、代替イベントを16日夜、十日町高グラウンドのコミュニティー広場で開く。
 今回の事故を受け、実行委員会では市民の雪像づくり時に、雪像に支柱を入れるなど安全策の徹底を呼びかける。「雪像は製作後の管理が大切。定期的な見回りを行い、雪像の安全性をチェックしてほしい」(実行委)と注意を促している。 
記念の第70回十日町雪まつりのメイン、雪上カーニバルではNGT48やミッツ・マングローブ、岡本知高などの歌謡ショー、きものショー、さらに打ち上げ花火など雪国の祭典を繰り広げる予定だった。今回のカーニバル中止に市民からは「犠牲者が出た以上、中止は仕方ない。でも、このままカーニバルが終了しては、なんとも後味が悪い」などの声が聞かれる。カーニバル中止は2014年の首都圏の大雪で出演者が来られず歌謡ショーを中止したことがある。

十日町雪まつり雪上ステージ作りで初の犠牲者  2月9日号
 まつりの象徴だった世界最大級の雪像ステージ作り中に、悲劇が起きた。4日午後1時半過ぎ、十日町市学校町1の十日町雪まつりのメインとなる雪上カーニバルを開く城ヶ丘ピュアランドで、製作中の雪像ステージの一部が突然崩壊。作業員2人が雪の下敷きとなった。下敷きになった同市妻有町西3の渡辺安夫さん(70)は心肺停止の状態で救い出され、魚沼基幹病院に搬送、同日午後9時、外傷性出血により死亡。一方、同じく下敷きになった作業員の40代男性は肩や足を打撲するなどの軽傷。巨大雪像づくりでは3年前に作業員が転倒し骨折した事故はあったが、作業中の死者は初めてという。第70回の節目となる十日町雪まつりでの惨事となった。
 崩れた雪像部分は、火焔型土器の部分。高さ約10bにまで積み上げた雪を削り出す作業を雪像近くにいた渡辺さん、少し離れた所に40代男性、もう一人がバックフォーを使い行っていた。作業中、突然に火焔型土器部分の雪像が崩落。雪像の下で重機への指示を出していた2人が崩落に巻き込まれ下敷きとなった。
 前日から気温が上がり、冬にも関わらず雨が降り続けていたこの日。同市学校町の国立森林総合研究所十日町試験所のデータによると、3日は3・1度、4日は4・5度(共に午前9時付)と3月中旬並みの気温を観測。一方、十日町市小泉のアメダスでは4日午前4時に8・5度の3月下旬並み気温を記録。積んだ雪がゆるみ、さらに雨が入り込んでもろくなった可能性が高い。なお会場には大型ダンプ2200台分の雪を運び込み2日に安全祈願祭を行い、4日から雪像を形作る削り出し作業に入っていた。
 亡くなった渡辺さんは、20年余前から削り出し作業に関わっていた。長年共に削り出し作業に関わり、事故発生時は付近にいた市内在住の71歳男性は「突然ドーンという音がして雪が崩れた。ちょうど人がいた所だったが、本当に一瞬で雪の下だった」と状況を話す。火焔型土器の雪像は今年で4回目を迎えているが「火焔型土器は上が大きく下が細い、頭でっかちな作り。作る時はちょっと危なくておっかないな、とみんな言っていた。昨日から気温が高く雨が降り雪がやっこくなっていたが、こんな事故は初めて」とした。
 雪上カーニバルのステージ作りは、昨年までは建設業協会十日町支部が実行委員会から委託を受け制作していたが、今年は村山土建と丸山工務所が共同企業体(JV)を組み制作を請け負う形に変更。現場の統括窓口は村山土建の現場代理人となっていた。事故後、労働基準監督署職員も現場に入り、作業員から事故発生時の状況を聞き取り調査などし、現場管理の実情を調べていた。

10代まなざし「高橋 さわ さん」 2月9日号
 空手道・NPO水翔塾に小学1年の頃から入り、もう6年になる。3姉妹の真ん中で、全員が空手に取り組んでいる。
 「自分の身を自分で守るためにやりたいな、と思ったんですよね。柔道と空手どっちかなという時、空手はパンチとか技が攻撃的だからこっちになりました」。
 現在は週3〜4回の練習。中里アリーナに通う。
 「練習はとても楽しいです。特に理由はないのですが、やっている最中は夢中です。その代わり、週末は疲れたーとぐだっとしちゃうけど」。
 小4の頃に、初段の黒帯を取得。今はすっかり、黒帯が板に付いてきた空手には組手と形があるが、好きなのは組手。
 「断然組手です。集中力があまりなくて、形はいまいち気分が乗らないんです。組手は相手がいるから、この人にやられないように頑張ろうとなるから」。
 空手に取り組んで、学校外の友だちが増えた。
 「津南だけじゃなく、十日町の子も練習に来るので友人が増えました。津南に居るだけでは出会わない人に会えたのは良かった点かな」。
 津南中等教育学校を受験し合格。あと2ヵ月もすると、中学生になる。
 「勉強をガンバローと、中等を選びました。ただ、空手の練習に行けるかちょっと不安。早く勉強に慣れて、空手を続けたいと思っています。来年の東京五輪では空手が競技に入ってるすし、見たいな。今から楽しみです」。

津南町新年度予算案、発表  2月9日号
 全国最年少の女性トップに昨年7月就任した津南町の桑原悠町長(32)の初編成となる新年度予算案がまとまり5日、町議会に公表した。編成方針で「当初からの財政調整基金取り崩しを極力抑える」編成をめざし、同基金を前年比1億円減、約7千万円の取り崩しに抑え、「次年度2020年度を視野に入れた予算編成」になっている。一般会計で前年比1・29%減、64億1400万円、7本の特別会計を含める総予算案は前年比4・1%減、114億2159万円と手堅い初予算編成になっている。

 初予算編成について桑原町長は「すべての事業を見て査定してきたが、新年度はこうなってほしいという予算になっており、次年度2020年度の事業化を視野にした芽だし予算も含まれている」と、独自の事業化を複数年で実現する行政手法を盛り込んでいる。
 歳入では、町税を前年比0・93%増の10億7036万円(歳入構成比16・69%)を見込み、新年度から国が新設の森林環境譲与税を含む地方譲与税は同2・16%増、6828万円(同1%余)、地方消費税交付金は同5・18%増、1億7954万円(同2・8%)、歳入の柱である地方交付税は同0・67%、30億1千万円(同46・93%)など固く見込んでいる。公共事業などの国庫支出金は大船団地建設事業が終了し同17・23%減、3億7240万円を予定し、財調取り崩しなど繰入金は同30・49%減、1億7732万円、町の借金の町債は学校施設改修など過疎債活用で同3・94%増、5億700万円を予定している。ふるさと納税など寄付金は前年同の5千万円を見込んでいる。
 一方、歳出の町事業はは新規の「津南版DMO立ち上げ」、県職との人事交流、閉校校舎・三箇小校舎の宿泊施設化、保育園の冷房施設整備、秋山郷への紅葉シーズン・ツアーバス運行、インバウンド対策(台湾に職員派遣)、町防災行政無線の移動系無線のデジタル化などを予定している。

手作り孫の手寄贈、秋山郷出身・藤ノ木久吉さん  2月9日号
 ◎…千葉・山武市で野菜や苗を全国規模で提供する「藤ノ木農園」を一代で成功させ、いまは次世代にバトンタッチしている藤ノ木久吉さん(82・大赤沢出身)は3日の東京津南郷会の新年総会で、自宅や農園がある山武市に自生する竹林の竹を利用し製作した「手づくり孫の手」60本を、「福祉活動に役立ててください」と桑原悠町長にプレゼントした。
 ◎…久吉さんは、10代で当時の山武郡山武町に行き、広大な農地を活用した農園経営に乗り出し、野菜苗を中心に生産。規模拡大により多種の野菜生産にも取り組み、現在は2代目が経営。久吉さんは「時間が出来て、農園の周りの竹林の整備で切る竹を何か利用できないかと、孫の手を作ってみた。竹はしなるので、使い勝手もいい。役立てれば幸いです」。竹はニスを塗り、さわり心地も良く、一歩一本に久吉さんが気に入った言葉を墨書している。「東に苗場、西に鳥甲、仲を取り持つ中津川」(下へ甚句)など相撲甚句の一節など。桑原町長は「ありがたいです。活用させていただきます」とお礼を述べていた。

東京津南郷会の創設メンバー・94歳小林甲さん  2月9日号
 東京津南郷会は昭和30年津南町誕生の2年後に発足。首都圏で創業し高度成長期に業績を伸ばし、津南地域の新卒者就職先となる一方、ふるさとへの郷愁感、出身者同士の絆づくりなど活動。ピーク時は会員2百人余だったが高齢化で減少し今期は70人余。石澤会長は「会員を増やすことも大切だが会員相互が楽しく、ふるさとを思う気持ちを共有したい。それを津南町応援につなげたい」と話す。郷土訪問や「からす踊りの集い」など継続する方針だ。石澤会長は県立津南高卒でプラスチック容器製造で全国に営業所を持つ東名化学工業の顧問。昨年12月末まで副社長。社員4百人、年商百億円企業。
 来賓出席の桑原悠町長は会員40人余ひとり1人ひとりと懇談。「津南町との関係人口を増やしていきたい。愛郷無限の皆さんは関係人口の代表です」と挨拶すると大きな拍手を受けた。今期で勇退の野村前会長は「昭和29年、東京へやってきた。まさに、ああ上野駅だった。皆さんの協力で6年間務められた」と感謝。フィナーレは恒例のからす踊り。津南郷会創設メンバーで94歳の小林甲さん(芦ヶ崎出身)を先頭に、藤ノ木辰三郎さん(大赤沢出身)が音頭取り。3時間余のふるさとの集いは盛り上った。
新役員は次の通り(カッコ内は出身地)。▼会長・石澤政宣(大赤沢)▼副会長・滝沢壮冶(赤沢)、山田義英(前倉)▼幹事長・藤ノ木辰三郎(大赤沢)▼副幹事長・涌井良一(相吉)▼会計部長・根津久正(石坂)▼事業部長・恩田政治(鹿渡新田)▼事業副部長・村山元一(下船渡本村)▼広報部長・山本重一(上野)▼女性部長・安藤小夜子(赤沢)▼顧問・小林甲(芦ヶ崎)、中沢光男(越手)、江村菊男(巻下)▼常任顧問・野村英夫(正面)▼監査役・藤木優(谷内)、石澤松犠(大赤沢)▼常任幹事・上村晃一(今井)

東京津南郷会・新会長に石澤政宣さんに、野村会長勇退 2月9日号
 首都圏ふるさと会の先駆けで創立62年の「東京津南郷会」の新年総会は3日、東京四谷・スクワール麹町で開き、会員や町長就任後初出席の桑原悠町長、草津進議長など60人余が集い、懐かしいふるさと談義で盛り上がった。任期満了の役員改選で3期6年会長を務めた野村英夫会長(正面出身)が勇退、新会長に石澤政宣氏(69、大赤沢出身)が就任。野村前会長から東京津南郷会旗を受けた石澤会長は「62年の歴史の東京津南郷会。私で12代目。元気で楽しいふるさと会にしたい」と抱負を語り、新体制がスタートした。

全中、男子・渡辺準優勝、庭野4位、滝沢7位入賞 2月9日号
 〇…「悔しいけど、うれしい」。県大会2位だった渡辺脩(川西3年)は3秒差で優勝を逃したものの、全国での2位にうれしさ半分だった。
〇…県大会2位の悔しさを胸に、「体力を温存し、後半で勝負を」とスタートに立った。好天で雪質はザクザクとなり、下りで転倒する選手が続出するなか、「夏場のハードルで体幹を鍛えたのがよかった」と乗り切った。中間付近で「12秒差で8番」と聞かされ、ラスト1`でスパートをかけゴールに飛び込んだ。「仲間の声援が力になった」、最後は素直に結果を喜んだ。
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 〇…「県大会の成績が13位と悪かったので、全国4位は本当にうれしい」とゴール後、喜びの涙を流した全国2回目の庭野翔馬(松代3年)。昨年は82位と結果を残せなかったため、今大会は入賞を目標に挑み、予想以上の結果をつかみ取った。「ジュニアオリンピックに出場できるので最高です」。次は3月に開催のジュニアオリンピックでの入賞を掲げた。

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『フリー』
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 〇…「中学1年の時からこの会場で全国大会が開かれるのを聞いていたので、絶対入賞してやろうと思っていた。結果を出せてうれしい」と4位に入った滝沢育矢(津南中3年)。ジュニアオリンピックは1、2年の時に出場したが、全中は初。それだけに喜びはひとしおだった。
 〇…前日の好天で雪質はザクザク状態。「落ち着いて入れた」と荒れていないコースを選びながら後半勝負で挑んだ。「調子はよかったので、4位は満足しています」と話したものの、「さらに筋力をつけ、いつかは世界で戦える選手になりたい」。早くも大きな目標を立て、挑んでいくつもりだ。
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 〇…10位入賞に滑り込んだ高橋悠奈(川西3年)。「もう少し上位に入りたかった」と悔しさをにじませた。高校に進んだ兄に続いての全中出場だが、中学時代最後に初めて出場を決めた。「後半、上り坂で足を取られてしまった。もうちょっと工夫が必要だった」。課題は高校の場で晴らす。
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 〇…「メダルは取りたかったけど、入賞が目標だったので、すごくうれしい」。佐藤千佳(川西2)に笑顔がはじけた。最初からどんどん行こうと強気で挑んだ。「下りもスピードをつけ、できる限りの走りができた」と笑みを広げた。一方で「下りはボーゲンで滑る選手が多く、雪が盛り上がっていた。突っ込んでは転倒してしまう」と前日のクラシカルでの転倒が頭をよぎったが、片足ボーゲンでコーナーを回り、「安全第一で行きました」と冷静さも。
 〇…昨年の全中はフリー16位。前日のクラシカルで地元勢が入賞できなかったこともあり、「入賞できてよかった」と安堵した。「上半身の筋力や持久力をつけ、来年は優勝をめざします」。今大会はまだ来年への通過点だ。
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 〇…0・3秒差の11位で入賞を逃した村山愛美沙(十日町南2)。「入賞に届かず悔しい」と涙。「上りはよかったけど、下りでスピードを落としてしまった」と悔やんだ。初の全中だっただけに、次を見据えている。

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結果は次の通り(1位と妻有勢。入賞は個人10位、リレー●位まで)。
 『男子』■クラシカル5`(参加171人)@亀田華悠(青森・野辺地2)14分36秒2A渡邊脩(川西3)14分39秒2C庭野翔馬(松代3)14分42秒4F滝沢育矢(津南3)14分48秒9J児玉 智義(吉田3)㉚高橋悠奈(川西3)54星名恒輝(同2)■フリー5`(参加174人)@小笠原舜(長野・飯山城北3)12分46秒6C滝沢育矢(津南3)13分9秒0I高橋悠奈(川西3)13分19秒3㉑児玉智義(吉田3)23渡邊脩(川西3)36近藤岬(下条3)40佐藤元輝(川西3)48関口晴日(吉田3)51津端一徹(津南2)57須藤黄河(下条3)■リレー(出場21チーム)@長野●分●秒●●新潟(○○○○、○○○○、○○○○、○○○○)●分●秒●
 『女子』■クラシカル3`(参加121人)@山ア優風(長野・山ノ内2)11分28秒9J佐藤千佳(川西2)㉒村山愛美沙(十日町南2)㉘佐藤実花(川西3)㉙南雲穂香(十日町南2)㉟遠田鈴(同2)㊵高澤七海(吉田3)■フリー3`(参加116人)@竹内美琴(長野・木島平3)9分49秒7C佐藤千佳(川西2)10分2秒6J村山愛美沙(十日町南2)24増田青空(同3)25佐藤実花(川西3)28遠田鈴(十日町南2)39小島美咲(下条3)41高澤七海(吉田3)44南雲穂香(十日町南2

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 アルペン結果(南魚・苗場スキー場)
 『男子』▼回転(参加191人)L井口尚也(水沢3)㉟福原歩(まつのやま学園3)48山本柊吾(中里3)▼大回転(参加196人)21井口尚也(水沢3)24山本柊吾(中里3)58福原歩(まつのやま学園3)61岡村海玖碧(中里3)85高橋侑也(水沢2)
 『女子』▼回転(参加172人)㊲俵山紗乙(吉田3)▼大回転(参加176人)●俵山紗乙

花角知事に直接要望、中条第二病院改築・病棟存続を  1月26日
 JA新潟厚生連が中条第二病院の精神科入院病棟の閉鎖方針を出している問題は、いよいよ花角知事と地元十日町市長、津南町長、地元医師会長ら三師会長、議会議長との協議の場に移る。月末31日に県庁で面談し、地元関口市長は病棟存続を前提にし、「具体的な提案をしたい」と財政支援などを含めた具体案を知事面談で示す方針だ。21日の定例記者会見で関口市長は「市として新病院建設費への補助も検討している」と病院建て替えに言及。さらに「入院病棟は最低100床は必要」と具体的な病床数も述べている。地元自治体が病院改築への積極姿勢を示したのは初めてで、知事との直接面談で県からの財政支援を引き出し、中条第二病院の改築による
入院病棟継続を強く求める意向だ。

 厚生連は今月10日、県と十日町市、津南町に経営状況の資料と共に今後の中条第二病院経営の方針を説明し、15日には県内マスコミ各社にプレスリリース。発表の5項目は、入院病棟の維持ができない理由の列挙で、「当地(十日町市・津南町)での精神医療提供の継続のためには、機能見直し(外来機能のみ継続)が避けられないと判断」と、昨年からの方針である入院病棟の廃止に変更ないことを具体的な数字を示し通知している。
 これを受ける形で21日の定例会見で関口市長は、「厚生連全体で中条第二病院を支えるのは不可能と聞く」、「外来機能を残すのは当然」、「入院病棟は必要で最低100床は必要」、「新病院建設費用を市がどこまで負担できるか検討している」、「新病院建設や運営は厚生連が継続するのが現実的」、「県にも頑張ってもらう」など、厚生連が示した資料や方針について述べる一方、中条第二病院の建て替えに言及し、必要ベッド数を示した。さらに『医師はいる』との県側の意向は「重く受けとめている」と病院改築への積極姿勢を見せている。
さらに同市長は「最後はお金の問題になる。市として新病院建設費への補助も考えている。病床数は医療計画から100床必要と知事に話している。入院機能がないとこの地で安心して暮らせない」と踏み込んでおり、病院改築への地元行政の積極姿勢が注目を集める。
月末31日に関口市長と共に花角知事と面談する津南町・桑原悠町長は、「これまであった精神医療の病床を、いきなりゼロにすることは許されない。十日町市と連携して取り組む」と同様に病棟の維持、厚生連運営の継続を求める。ただ一方で、これまでの厚生連との話し合いから「(厚生連は)中条第二病院の経営は、これ以上できない」という印象を受けるが、「病床維持の財政支援の覚悟はできている」と、経営難の町立津南病院を抱える自治体トップとしての姿勢を見せる。
 厚生連による今月10日の地元自治体への説明では5項目を上げ、入院病棟の閉鎖理由を述べる。「病院開設以来の収支は、自治体の財政支援を含めても約40億円の累積赤字」、「1年以上の長期入院患者が多く、医療制度改革を踏まえると収益向上の見通しが立たない」、「老朽化で入院病棟継続には病院新築が必要。新築後は毎年約5億円の赤字が予想」、「JA新潟厚生連の病院全体の収益での補填方策は限界で病棟維持は困難」、「精神医療提供の継続には機能見直し(外来のみ)が避けられない」とする。
 31日の花角知事との面談には関口市長、桑原町長、地元医師会長・歯科医師会長・薬剤師会長の三師会長、両市町議長が出席し、尾身県議が同席する。中条第二病院の改築・病棟継続の提案に花角知事がどう答えるか、大きな関心が集まる。
 

挑むWOMEN  「循環可能なファッション、古着をリメイク」  1月26日
 一見、継ぎはぎだらけのジャケット、Tシャツには大きな布が付けられ、障がい者らが縫った糸がデザインに―。フィリピンやコスタリカでの留学での体験をもとに、持続可能なファッションブランドを今年中に立ち上げる廣田伸子さん(35、十日町市干溝)。「消費と廃棄ではなく、回収し有効活用する、そうしたファッションブランドを十日町から始めたいんです」。本格的な活動を記す1年が始まる。
 水沢小から埼玉の中学、高校は沖縄と、「全国区」で学び、ジャイカの国際協力、さらにコスタリカとフィリピンの国連平和大学で「経済発展のための持続可能マネージメント」や「国際政治学」の修士号も取得した。海外生活で感じたのが、生活している人たちの衣類だったという。「衣服を修繕しながら長く着ているんですね。それで限界になると、最後は雑巾にするんです。最後の最後まで使い切る、裕福でないこともあるのでしょうが、大事なことだと思うのです。日本でも、そうした時代はあったはずなんですね」。
 織物産業が盛んだった昭和40年代の十日町、多くの女性がきもの産業に従事。自宅で手仕事に励む人も多かった。「そうした手仕事体験者の技術も生かして古着をリメイク、再デザインして商品化したいんです」。数年前から両親が自宅で営む古民家・農家民宿を手伝いながら、リメイクしたジャケットなどを置いたところ、大地の芸術祭などで訪れた外国人が高く関心を寄せ、「ぜひ売ってほしい」と人気に。「自活」への自信につながった。
 ブランド名は、生活への知恵が豊かだった江戸時代にちなんで『EDO・CIRCULAR(エド・サーキュラー)』を予定。海外を重点にネット販売していくほか、地元での提携店やイベント会場での販売、移動販売なども計画している。来月2、3日には十日町高校前のアートスペース「ast(アスト)」に綿衣類の回収ボックスを置き、合わせてリメイク作業を紹介することも予定。「手仕事が好きな高齢者や障がい者も関わることができます。仲間の輪を広げ、若干なりとも地域の雇用にも貢献したいです」。

「やったー」、県立津南中等教育学校、合格発表 1月26日
 ◎…県立中高一貫校の合格発表は20日、県内一斉に行い、津南中等教育学校でも午前10時、生徒玄関前に合格番号が掲示されると、親と集まった受験生の小学生は、「あったー」「やったー」と歓声をあげ、友だちと抱き合い合格を喜びあった。津南中等は定員80人に対し52人が志願(倍率0・65)し、全員が合格した。同校は今期で4年連続の定員割れで、通学対策が大きな課題になっている。
 ◎…合格発表の当日、受験した小学生に聞いた。田沢小・山田明希さん「この学校は夢の実現を掲げており、自分の目標である社会科の教師をめざしたいです。いろいろな学校から来るので、友だちを増やせると思います。社会科の日本史が好きなので、社会科を学ぶのが楽しみです」
十日町東小・大嶋恋羽(こはね)さん「夢の実現という言葉がとてもすてきだと思いました。見学会で生徒が一所懸命に学ぶ姿、先生が一生懸命に教えている姿を見て、この学校で夢を叶えるために学びたいと思いました。将来は養護教諭になりたいです」
津南小・清水颯くん「海外研修のホームスティが楽しみです。大学卒業後、外国にも行きたいので英語をしっかり勉強したいです。将来はアナウンサーになりたいです」
田沢小・山田朱美玲(すみれ)さん「海外研修があるので、とても楽しみです。まだ進みたい進路や目標は決まっていませんが、この学校で見つけていきたいです。そのためにも勉強を頑張りたいです」
松代小・今出川皓(こう)くん「英語の力をつけたいので、津南中等に入りたかったです。将来の仕事に役立てるためにも頑張りたいです。夢はシステムエンジニアになりたい。そのためにも英語を頑張りたいです」
津南小・磯辺未来さん「社会と理科が好きで、特に歴史を勉強したいです。外国での研修も楽しみです。いろいろな所から来ているので、友だちが増えると思います」

苗場山麓ジオパーク、再認定決まる  1月26日
 地質など地元資源を活用・保全をと、4年前から津南町・栄村が連携し事業を進める「苗場山麓ジオパーク(GP)」。4年に一度の再審査を昨秋受けるなか、審査結果は18日に発表。条件なし再認定である「グリーンカード」の評価を受け、今後4年間のさらなる取り組み推進を図る。
 今回、日本GP委員会は6地域の再認定を審議。再認定(グリーンカード)は苗場山麓、八峰白神、霧島、南紀熊野の4GP。条件付再認定(イエローカード)は立山黒部、天草の2GP。講評で苗場山麓GPは『最初の4年間で大きな成長を遂げている。中でも教育による地域社会への波及効果が認められる』とし、さらに『民間事業所や地域コミュニティが遺産の保全や新しいジオツアー・商品開発を行うようになり、徐々にではあるが確実にボトムアップ型のGPが形成されつつある』と取り組みを評価した。改善点など記された報告書は今月末に届く見込み。なお、今秋の視察調査で審査員は改善点として両町村や両観光協会の連携が弱いとし『ひとつの苗場山麓GPとして活動できているか少し心配』、発信の弱さを指摘し『河岸段丘など良いものがあってもプロモーションがないのはもったいない』などと課題を語っている。
 18日午後から、栄村役場の村長室で審査結果の電話連絡を待った。苗場山麓GP振興協議会の副会長である栄村・森川村長、森重副村長、石澤教育長、津南町からは小野塚副町長、桑原教育長らが参集(会長・桑原町長は公務で新潟市出張のため欠席)。午後1時20分頃に日本ジオパーク委員会から再認定とする旨の連絡が入り、握手し合い喜び合った。森川村長は「津南町と共に4年間、身の丈にあった活動を進めて来た。地域の皆さんの活発な活動が支えてくれた。GPを通し異なる県の一町一村の関りが今後もっと深くなると思う。地域の財産、観光にも活用したい」。一方、小野塚副町長は「教育、防災、雪国文化教育を評価して頂いた。中津校舎を使ったビジターセンターも着々と進めている。さらなる活性化に向け取り組みたい」と話した。

県制覇、十日町高女子クロカンリレーで優勝 1月26日
 第71回県高校総体スキー大会クロカンリレーは17日、吉田競技場で開催。男子は十日町総合が最後の直線勝負で新井を抜いて優勝。また女子は十日町が圧勝した。
 最終区までに1分12秒差をつけられた男子リレー・十日町総合。アンカー渡辺は「絶対追いつく」と自信を持って挑んだ。しかし、6`地点で追いつくも、「上りで抜いても下りで抜かれる」繰り返し。勝負は最後のスパートとなり、1秒差をつけゴールに飛び込んだ。今大会クラシカル5位のエース・山崎凌をケガで欠いたが、「切磋琢磨してのチーム力」で優勝をつかんだ。インターハイでは入賞をめざす。
 一方、女子は2チームだけの出場で、十日町が新井に2分以上の差をつけ7連覇を達成した。今大会の個人クラシカルで優勝したものの、フリーで5位と低迷したエース・小林萌子は「自分に負けないよう、しっかり動いた」と復調の兆しを見せた。昨年のインターハイは5位。今年は前回以上の成績をめざす。
 ▼男子(10`×4人)@十日町総合2時間21分13秒9(樋口峻之助、高橋出海、高橋幸也、渡邉 澪音)A新井2時間21分16秒1B十日町2時間22分18秒5
 ▼女子(5`×3人)@十日町1時間0分15秒1(中嶋陽奈、小林萌子、北井詩織)A新井1時間2分28秒4

「雪」、それだけで魅力 1月26日
 〇…冬アートを楽しむ大地の芸術祭の里「越後妻有2019冬 SNOWART」は19日スタート。今後3月24日まで展開し、人気の越後妻有雪花火(3月2日、ベルナティオ)、雪遊び博覧会(会期中キナーレ)など、冬とアートの競演を堪能できる内容となっている。
 〇…今回、新たな取り組みも。これまで冬季休館していた津南町結東・かたくりの宿(渡邊泰成管理人)は初めて冬季営業に挑む。敷地内に2棟の大カマクラを製作。内部にアーティスト・長谷川仁さんの作品『またぎのシャンデリア』を展開。サル、ツキノワグマ、イノシシやウサギ、さらにマタギなどを透明なプラスチックに描きシャンデリア化。カマクラ内部で躍動感ある動物やマタギが影絵となり映り雪の内装を照らす幻想空間を演出。カマクラ内でアートを楽しみながらディナーができる。宿泊者のみ利用できる企画で、人気を呼びそうだ。
 〇…料理にもこだわりが。地域食材を使った和風創作料理が好評の同館。ゼンマイのり巻き、野沢菜むすび、イワナシ入り紫蘇かんてんなど、郷土食材を活用したアレンジ料理を提供。カマクラ内にはコタツを置き、地元産キノコ鍋と共にゆっくり雪中食を堪能できる。さらに翌日は日本農村景観百選・結東の石垣田を散策するガイド付きトレッキングも実施。冬しか見られない光景を提供する。津南に来て9年目の渡邊管理人(37、兵庫・宝塚市出身)は「雪は普通に考えれば厳しいものですが、冬にこの地域のオリジナリティを感じています。この雪の凄さをたくさんに知って貰いたい。雪は魅力なんです」と意欲を話す。大地の芸術祭の里総合案内所рO25-761-7767。

挑むWomen 「経営危機に挑む女性30代取締役、竜ヶ窪温泉」  1月19日号
「誰かがやらないと、何も変わりません。なら、自分がやってみようと。イベントでも地域の活動でも、そうだと思います。大変なんですが、そこに自分でやりがいを見い出せるか、ではないでしょうか」。
 全国名水100選の津南町「龍ヶ窪」。その近くで掘りあてた「竜ヶ窪温泉」の日帰り施設『竜神の館』を経営する株式会社竜ヶ窪温泉の取締役6人のひとり。39歳は歴代取締役で最年少、初の女性取締役。昨年6月の株主総会で経営陣・取締役が一新した。第23期は317万円の欠損、連続赤字決算で累計は8桁を超えている。まさに『経営危機』に直面する竜ヶ窪温泉。25年前、地元民の要望に応え、当時の小林三喜男町長が温泉ボーリングし、国内有数の含有量の高成分温泉を掘りあて、地元と町の共同出資の第3セクター・株式会社竜ヶ窪温泉が日帰り温泉施設を経営。開業9年間は黒字決算だったが、類似の温泉施設が増え、さらに15年前の中越地震の「風評被害」で客足がピタッと止まり、以降、燃料高騰も加わり、苦しい経営状況が続く。
 「私の世代は、開業時の関わりがないので、親から聞いている程度で実感はありません。ただ竜ヶ窪温泉という場が、地域にとってどういう場所なのかを、皆さんから考えてほしいです。昨年12月から経営改善計画の地元説明会を開いています。今月15日からは給湯配管の改修工事で来月8日まで休館です。この期間を活用し、経営改善策の一つですが、年間会員制度を復活し、その勧誘に役員と従業員で営業回りしています。顔と顔を合わせ、お話することで竜ヶ窪温泉への思いを引き出したいです」
 新役員6人は地元6集落から選出。阿部さんは名水竜ヶ窪の岡集落の推薦。「えっ、私でいいんですか」が最初の印象。だが、『誰かがやらないと、何も変わりません。なら、自分がやってみようと』。技と能力を持つ6人。中熊弘隆社長は「経営には若い感性も必要」と期待する。阿部さんは考える。『開業時の方々が高齢化し、次世代の誘客を考えなくてはなりません。その魅力づくりを考えたい』。年間収支は夏場の黒字を冬場の赤字が食っている状態。ならば冬場の魅力づくりをと「冬イベント」を構想する。
 「この温泉施設は敷地が広く、使っていない施設やスペースがあります。雪遊びに最適。この地形を使った雪の滑り台など子どもたちの雪遊び場やかまくら体験など、雪遊びで冷えた体を温泉でなど、経費をかけない取り組みもできます。人気のフリーマーケットも開け、インスタグラム(インスタ映え)発信も、雪と温泉などでできます。フェイスブックなどSNSやホームページなど情報発信を、もっと魅力あるものにします」
 家業は農業。「株式会社桔梗屋」を従業員雇用し夫婦で営む。春の雪下ニンジンからイチゴ、ズッキーニ、スイートコーン、キャベツ、白菜、加工トマト、米など秋まで多忙。冬は山菜のウルイ栽培も。大地の芸術祭で人気だったジェラート製造販売にも取り組む。昨年から『つなんDEマルシェ』を年3回開くなど、手作り仲間が広がっている。
 「竜ヶ窪温泉は温泉成分が濃く、効能の良さが余り知られておらず、しっかり情報発信したい。会員制度を復活し、家族が増えるほどお得です。Aコープ赤沢支店の閉店で、地域に食品や日用品を買えるお店がなくなり不便です。温泉内の売店をお土産品と共に食品など日用品が求められる場にと考えています。ミニコンビニみたいな感じです。ここが地域の拠り所、人が気軽に顔を合わせられる場、先ずはここからでしょうか。アンケートで地域の皆さん135人余りが温泉経営に協力したいと答えています。サポーター制度も考えています。地元の芦ヶ埼小学校の子どもたちが竜ヶ窪温泉を考えてくれています。地域にとってなくしてはならない温泉施設、皆が集える場にしていきたいです」。

燃え上がるバイトウ、川西・大白倉  1月19日号
 ○…ことしは大豊作、間違いなし―。炎に五穀豊穣、家内安全など祈願する大白倉地区(11世帯30人)の小正月伝統行事「バイトウ」が14日夜行われ、燃えさかる炎が夜空を焦がした。中村庄平実行委員長は「大きく真っ直ぐな炎。ことしは大豊作だ」と占った。
 ○…バイトウは、雪原にケヤキの枝を組んでワラで覆って作った小屋。地区住民の高齢化などでバイトウの大きさは高さ10b、直径7bほどと例年よりひと回り小さくなった。夕方5時過ぎから徐々に集落の人たちが集まってバイトウの中で酒盛りを始め、ようやく9時過ぎに3度目の「天神囃子」を歌うと、外に出てバイトウに火を付けた。集まった人たちは、燃え盛る大きな炎に家族の健康など願っていた。

写真家・中井奈央さん、雪国を撮る、古民家で個展 1月19日号
 〇…「見ていると吸い込まれそうな写真だ」。4年に渡り津南町の冬に長期滞在、雪写真を撮り続けている中井菜央さん(40、東京在住)。14日〜2月3日まで、町内鹿渡新田の古民家民泊施設「Classic Lab柳の家」(諸岡江美子主宰)で写真展が開催中だ。昨年末に初写真集『繍』(赤々舎)に収録した人物や風景のポートレイト、さらに撮り溜めて来た津南町で撮影した雪写真など40枚余を展示。写真集に使ったプリント原版を手に取り眺めることもできる。開館時間は午前10時〜午後4時まで。写真集も販売している。
 〇…雪を求め全国で撮影地を探し、津南町を知った中井さん。滋賀県生まれで、日本写真芸術専門学校卒業後、文藝春秋カメラマンなど経てフリーに。第4回名取洋之助写真賞で奨励賞を獲得。築140年余の古民家での写真展開催は初。町内始め十日町市や長岡市、見附市、さらに群馬県など県外からも来訪があり、関心を呼んでいる。「いろんな地域の方が来てくれて嬉しいです。私が撮った津南の雪写真や写真集に収録したポートレイト見て、皆さんの感想を教えてくれればありがたいです」。入場無料。会期中毎週木曜午後1時からお茶のみ会を開催。2月2日午後3時半からはトークショーを行う。今月22、23、29、30日は休館。フェイスブックページ『中井菜央写真展』で検索。

24年ぶりのかまくら、津南町太田新田  1月19日号
 ◎…「あの楽しかった思い出を、子どもたちにも」。24年ぶりに小正月の『かまくら』が復活した津南町太田新田。13日夜、子どもたち9人は親たちが2日がかりで作った雪室「かまくら」に入り、お母さんたち手づくりの豚汁とカレーを賑やかに食べ、昔から伝わる「鳥追いの唄」を拍子木を手に、『あの烏どっから追ってきた…』と集落を1時間ほど回った。
 ◎…10年前に太田新田、見玉、中山の子ども会が一つになった。昨春新入学の藤ノ木怜仁くん(6)の父・洋祐さん(34)は、かまくらには寂しい思い出がある。「10歳の小学4年の時、それまで毎年かまくらを作り楽しんでいたが、今年が最後だよと言われ、寂しい思いをしたことを覚えている。冬の楽しい行事を我が子に体験させたい、そんな思いからです」。小学生3人の藤ノ木直さん(43)、5年生の藤ノ木雅也さん(38)と協力し24年ぶりのかまくらが実現。「小学6年間ずっとやった思い出があるが、なくなって相当経ちます。あの楽しさを体験してほしいね」と雅也さん。
 ◎…かまくらの片側は滑り台。暗い中でも歓声をあげ楽しんでいた。小学5年の藤ノ木美衣さん(10)は「すべて雪でできているのは、びっくりです。でも中が温かくて、それもびっくりです」とカレーをお代わり。1年の怜仁くんは「すごいなぁーと思いました。滑り台が楽しかった」。ろうそくの灯が笑顔の子どもたちを照らす。直さんは「冬の楽しい思い出がないままでは、ふるさとを思う気持ちも育たないのでは。ここは楽しい所と、少しでも思ってくれたらと思います」と話している。

寒中稽古、十日町空手道  1月19日号
 気合いとともに「ビシッ、ビシッ」と道着の音が響く。十日町空手道協会の西空館(西野弘幸館長)の新春恒例の合同寒稽古が14日、市武道館で行われた。道場には5歳の園児から児童生徒、一般まで45人が集まり、西野館長と樋口紀行師範らの指導のもと、形稽古などを繰り返して体を温め、号令とともに素足で屋外に出た。「痛い」と、雪のあまりの冷たさに泣き出す子が何人もいたが、雪上で突きと蹴りを繰り返す荒稽古をやり抜いた。
 昨年、県空手道選手権大会一般女子形の部で優勝し、今年の国体出場をめざす村山歩夏さん(19、中条)は「時間は無いが、基礎を丁寧に見直して大会に臨みます」と気合を入れ直した。西野館長は「辛いことがあっても、そこを頑張れば他者との差が出る。目標をしっかり持ち、実現できるよう練習に励もう」と呼びかけ。自信の目標には「6段昇段と日本スポーツマスターズ大会優勝をめざす」と掲げた。

伝統の鳥追い行事、大割野で  1月19日号
 〇…奥信越地域の小正月行事「ドウロク神」や「鳥追い」が各所で12、13日に行われた。小正月の時期には珍しく雪はほぼ降らず、穏やかな天候。神事を行い、今年の五穀豊穣や無病息災をドウロク神が燃える火に住民は願った。
 〇…大割野地区(366世帯)は12日夕、子どもたちを交えた鳥追いを実施。これまで熊野三社付近の大割野3区のみで行っていたが、昨年から公民館事業として全区対象に行っている。この日は子どもたち30人余が参集。2班に分かれ、1時間余かけ全区を巡った。キャンドルを作り夜の神社を照らすなども行った。全区対象の鳥追いを始めた阿部哲也公民館長は「子どもが少ないからこそ、幼い頃に伝統行事を経験しないともう残らなくなってしまう。次代に繋いでくれれば嬉しい」と話している。
 〇…昨年までは各4区で個別に鳥追い神事を行っていた外丸地区(140世帯)だが子どもの数が少なくなり、今年は初めて全区合同で鳥追いを実施。10人余の子どもたちが集落内を巡った。合同開催を機に旧外丸小グラウンドで大かまくらを有志が制作。中は20人余が入れるゆったく空間。子どもも大人も集まりお茶会。恒例の餅つきも行い、雪夜のふれあいを楽しんだ。
 〇…栄村の長瀬地区(33世帯)は13日に道祖神祭。厄年の男女や祝い事があった住民がみかんやお菓子などを奉納。勢いよくばらまき、1年の無病息災と五穀豊穣を祈った。

県中学で優勝、クロカン・滝沢育矢選手  1月19日号
 第71回県高校スキー大会と第62回県中学校スキー大会のクロカン種目は15日から3日間、吉田競技場で開かれ、高校女子クラシカルで全国大会2連覇をめざす小林萌子(十日町3年)、フリーで北井詩織が優勝。一方、中学でも男子フリーで滝沢育矢(津南3年)、女子フリーで佐藤千佳(川西2年)が中越大会に続きトップに立った。クロカンのインターハイは来月8〜12日に秋田・鹿角市で、全国中学は来月4〜7日に十日町市吉田競技場で開かれる。

挑むWomen 「社会福祉士・橋愛さん」  1月12日号

 「高齢者も、障がい者も、住み慣れた土地で安心して暮らせるため、その地域づくりの手助けになりたい」と語るのは、社会福祉士で精神保健福祉士の橋愛さん(45)。4年前の2015年、「すうぷ社会福祉士事務所」を立ち上げた。自宅兼事務所を十日町市役所前ビルの一室に移し、新年元旦に開所。「新しい事務所の周辺には関係する役所や施設が多くあり、雪が消えたら自転車で飛び回りますよ」と、意欲満々の笑顔を見せる。

 橋さんは快活な人柄。「生まれも育ちも東京江東区で、根っからの下町っ子です」。大学卒業後、都内のアパレル関係の仕事に就き3年が過ぎた頃。「自分の将来が思い描けない。もう一度勉強し直そう」と選んだ先は、厚労省が福祉人材を育成する日本社会事業大学。27歳で編入入学した。
 その当時から地域福祉の重要性を説いていた同大の大橋謙策教授に出会い進む道を決める。「先生から地域に根差した福祉を叩き込まれました。地域のために、何とかしたいという私の原動力です」。卒業後、横浜の社会福祉協議会に就職。1年目で障がい児支援の担当になり、そこで仕事の段取りや保護者やボランティアとの付き合い方を身を持って覚える。
  ▽▼▽▽
 社協に勤めていた頃、趣味だったスキーを通じて旧川西町出身の夫に出会い、2008年の結婚を機に十日町に住むことに。市内の社会福祉法人に勤め、冬を迎えたが、「雪にも運転にも慣れない私が、吹雪の雪道を走り、道路から利用者の自宅へ行くためにカンジキも履きました。でも、私には新鮮で大変とは思いませんでした」。
 だが、横浜と妻有の福祉の地域格差を知ることに。横浜は地域福祉が進み、高齢や障がいの困り事は役所ではなく、福祉相談ができるディサービスやケアマネージャー(介護支援専門員)事務所などが一体となった施設『ケアプラザ』が受け持つ。「プラザは市内に100ヵ所ほどあり、利用者は軽度のうちから対応できます。こちらに来た当初はケアマネージャー自体が少なく、ディサービスも空きがない。さらに、当人も家族も福祉相談には遠慮があり、いよいよ困ってからの来所で、予防的措置ができない状況でした」。大橋教授から学んだ地域全体での福祉の大切さを痛感する。
  ▽▼▽▽
 この10年で妻有の地域福祉は進展しているが、認知症や精神障がいなど自身の判断能力が低下した時に、代理で財産管理や介護サービスなどの契約を行う『成年後見制度』の問題に打ち当たった。
 利用したい人がいても受任者(後見人)が見つからない。福祉法人内で制度活用の組織化も検討したが、準備やルール作りなど時間がかかることが分かった。
「利用したい人には時間がありません。それなら自分の判断でできる事務所を立ち上げようと決めました」。成年後見制度勉強会のソーシャルワーカーの集いGOTCHA(ごっちゃ)を主宰し賛同者も募る。
「いずれは皆と法人化して、地域がもっと暮らしやすくなるよう手助けしたい。これは社会福祉士の使命です」。

 

伝統のチンコロ  1月12日号 
 ◎…チンコロに今年の願いをー。3百年の伝統を継ぐ十日町市の冬の風物詩・節季市が、今年初日の10日、同市諏訪町通りで開かれた。名物のチンコロには朝9時の開店前から行列ができ、お目当てのチンコロを見つけると「きれい。これがいい」と買い求めていた。
 ◎…チンコロは、米の粉を練って作る縁起物。子犬のように愛らしい姿から名付けられ、市民に親しまれている。食紅などで色付けした干支の亥やイヌ、ウサギなどで、同市の授産施設節・エンゼル妻有や市民の有志「中条ちんころ伝承会」「妻有ちんころ同好会」などが受け継いでいる。ひび割れただけ幸せが訪れるというチンコロ、この日も「よい年になってほしい」と願いをかけながら買い求める人でにぎわっていた。節季市はこの後15日、20日、25日にも開かれる。


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