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2010年08月の津南新聞「トピックス」

過去の津南新聞トピックス
立地生かし大規模音楽ライブを誘致、ニューグリーンピア津南で来月「タイコクラブ」  8月27日号
 十日町、津南地域では初となる4千人規模の音楽ライブが来月、ニュー・グリーンピア津南で開かれる。湯沢のフジロック、斑尾高原のジャズライブなど、民家から離れた立地条件を生かした音楽ライブでの誘客効果に関心が向いている。
 

 来月11、12日、同津南をすべて貸切で開くポップミュージックライブ「「タイコクラブinキャンプス」。同津南の芝生グラウンドとテニスコートに2ステージを設営し、11日午後1時から翌日正午までのほぼ24時間ライブを行う。国内外の14アーティストが出演。大阪、名古屋、東京から直通バスを運行。全国から4千人余の来場を見込む。同津南では「今まで津南の客層ではなかった若者たちが来てくれる。新たな津南ファンを増やす好機です」と初の大規模な野外ライブに期待感を寄せている。
 

 同ライブは5年前に長野・木曾郡木祖村でスタート。主催はイベント企画やプロデュースする「こいのぼり株式会社」(代表・安澤太郎慶応大大学院研究科在籍)が事務局。これまで同地や川崎市などで開き、毎回20代から30代の7千人前後の来場。飲食素材や設営器具などは地元企業を利用し、地域貢献にも取り組む。NGP津南には2年前「自然豊かなロケーション、近隣に民家が少ないなど野外フェスに最適な環境。ぜひやりたい」と打診があり今年実現。両日とも全エリア、ホテル全館を完全貸切。当日はNGPでも津南産食材使用の飲食ブースを出店しPRする方針だ。


 企画運営の「こいのぼり社」は「津南町を流行、情報の発信地としての気質あふれる町としてアピールし、津南を再訪する契機作りにしたい。津南に新たなイメージを加え、毎年の恒例にしたい」と意欲。2年後の第5回大地の芸術祭との連携も視野に入れ、地域密着型イベントとして継続開催に期待が高まる。NGP津南の長津一郎副支配人は「豊かな自然環境を評価し、熱意を持って取り組んでもらっている。津南全体に4千人もの新しい客層が訪れる絶好の機会。アピールしていきたい」と話している。問合せはホームページhttp://www.taicoclub.com/

新十日町病院改築、耐震診断が後押し、近く知事要望  8月27日号
 県立十日町病院の建設場所を「現在地」に決めた関口市長は22日、クロス10での市民説明会で建設場所への理解を求め、「皆さんの賛意を受け、新病院の早期実現を知事要望していく。(魚沼の)基幹病院に負けないようなスピードで取り組む」と、2・5次医療を実現する中核病院となる新十日町病院の早期改築への積極姿勢を見せた。


 この早期改築の決め手の一つが、昨年県が実施した十日町病院の耐震診断の結果。村松二郎県議は今春の県会委員会で診断結果を質問したが、県病院局は数字公表をしなかった。だが、これまでの関係者の話を総合すると、耐震診断の結果、昭和43年建設の入院病棟の耐震強度が低いことが言われている。今後市は、この耐震診断結果を早期改築の好材料として、県にスピード感ある取り組みを求める方針だ。
 

 県病院局が昨年実施した十日町病院の耐震診断。病院全体を専門的に診断したが「積極的に診断結果を公表しない」(県病院局)としている。今年3月、地元選出の村松二郎県議が県会厚生環境委員会で診断結果について質問している。
 
 十日町病院は耐震強度が不足してる。少なくともIS値(横揺れ耐震指数)で不足している状況を踏まえ、今後どう対応するのか」。村松氏の質問に対し、県病院局・関川業務課長は「十日町病院が強度不足となれば、改築計画を視野に入れ検討したい」と方針を述べている。これは耐震の強度不足が医療活動に影響する可能性がある場合、改築論議の進度にも影響することを示唆しているといえる。
 

 昨年の耐震診断は、十日町病院以外の県立病院でも行っている。十日町病院は6年前の中越地震(十日町で震度6強)で昭和43年建設の入院病棟に被害が出て補強を行っている。昨年の診断は病棟全体で行い、震度6強から震度7程度の地震を想定し、耐震指数IS値を出している。安全とされる基準値(0・6以上)を下回る数値が部分的に出ているようだ。
 

 委員会で質問した村松県議は、本紙取材に対し「建設場所が決まり、今後はいかに早く改築するかがポイントになるが、耐震診断の結果が大きな要素になるだろう」と、公表されていない耐震診断結果が、新十日町病院改築を後押しする要素となるとしている。関口市長も「耐震診断の結果を県から伺い、早期改築を実現したい」と、耐震診断結果が病院改築に影響することを示唆した。

JIKA協力、ホンジュラスから栄村に視察団、住民自治を見る  8月27日号
 カリブ海に面し、中央アメリカ中部にあるボンジュラス共和国から、自律をめざす栄村に政府関係者が視察に来た。同国は人口7百万人だが298市町村も自治体があり、行政機構の分権化を進めるためJIKA(独立行政法人・国際協力機構)が協力している。今回の栄村視察は、国の紹介でJIKAがホンジュラス関係者を受け入れ、今月16日から27日まで全国各地を回り、同国の行政改革の見直しの参考にしている。
 

 栄村には18、19日訪問。内務司法省・地方自治体強化局長、同地方開発局長、財務アドバイザー、さらに近隣市町村で連合会を作るイギート市長・連合会長らホンジュラスから5人、JIKAから2人が同行。役場庁舎で島田村長らから村の概要説明を受け、村内の道なおし、田なおし事業の事例地などを見て回った。
 

 同国は政変後の7、8年前から中央政府が弱く、分権を進めるプロジェクトに取り組み、これを支援するJIKA。視察にホンジュラスからJIKA・同国西部地域プロジェクトの有本稔チーフアドバイザーが同行。人口4万人規模の町村地域が多く、そこで連合会を作り分権化を進めているなど説明。だが「各町村の役場機能が弱く、職員数も少ない。連合会を能力強化し、弱い自治体をサポートし、行政サービス力を高める必要がある。私が担当している西部地域をモデル地区として成功させ、ホンジュラス中央政府の自治力を高めたい」と同国の実情を話した。
 

 栄村では村独自で住民と共に取り組む田なおし、道なおし事業に関心を示した。連合会長でイギート市のロベルト・パレデス市長(33)は「小さなインフラ整備が大事だと感じた。役場庁舎に消防署や金融機関が一緒に入っているのは機能的だ」など関心を示した。

手作り太鼓に挑戦、女性グループ「つなん火焔太鼓」  8月27日号
「初披露に向け、練習用の太鼓を」―。プロの太鼓演奏に魅せられた津南町の女性らが7月に立ち上げた「つなん火焔太鼓」(風巻藤子代表)。本格的な練習に入りたいと24日、メンバー宅の車庫で簡易な練習用太鼓の製作に取り組んだ。
 

 同火焔太鼓のメンバーは現在、女性を中心に総勢20人余り。まだ仮発足の状態だが、正式な発足となる初発表に向けて練習に取り組み、さらにメンバーの増員や演奏曲などを決めていきたいという。
 太鼓づくりにはメンバーら10人余りが集まった。材料は皮の部分がビニール製の米袋、筒の部分は塩ビ管。インターネットなどで作り方のマニュアルを入手した。「ガムテープはしっかり貼って」「紐の結び方が難しい」などと話し、汗をかきながら製作した。
 代表の風巻さんは「子どもから高齢者まで男女問わず、太鼓をやってみたい人が集まってくれれば。来年には発表会を開きたい」と胸を膨らませている。

秋山郷を歩く、中津小で親子情熱体力  8月27日号
 ○…みんなで秋山郷に行こう―。中津小(星名哲也校長、56人)とPTA企画の学校行事「親子情熱体力」は22日実施。町内唯一の分校である同小大赤沢分校まで「親子一緒に秋山郷を歩こう」と初開催。見倉橋からスタート、約2時間かけて東秋山林道約6`を親子120人が汗だくで走破。分校舎ではゲームや校内清掃など行い、夏の秋山郷を満喫。企画の樋口哲生PTA会長は「秋山郷に入ったことのない家族もいる。自分たちの仲間がいる大赤沢まで歩き、体で校区を再発見しようと決まった。きっと忘れられない経験になる」とねらいを話す。
 

 ○…大赤沢分校で学ぶのは6年生の女子2人。新入児童はなく、来年3月での休校が決まっている。委員会活動などで週2回余、中津小に通う同分校児童。この日は見倉橋から母校まで友だちと一緒に歩いた。同分校の石澤真淋さんは「みんなが秋山郷まで来てくれて嬉しい。いっぱい遊んで思い出を作りたい」。石澤菜穂さんは「あと半年で分校はお休みしちゃうけど、一緒に大赤沢まで友だちまで歩けるなんて思わなかった」とにっこり。忘れられない1日となった。

300年の伝統、津南町無形文化財・赤澤神楽、6年ぶり上演  8月20日号
 ◎…赤と白の紙花で飾られた傘ぼこ9本がぐるっと囲む境内。今春から準備を進め、みごとに出来上がった舞台には津南町文化財指定の引幕。境内あふれる8百人の観衆が見守る中、300年の伝統芸能で町無形文化財の「赤澤神楽」が18日夜、幕が開いた。24bもの杉丸太4本で立ち上げた舞台は、300年の伝統そのままを再現。舞台奥に楽人が揃い、独特の太鼓と笛の音色で獅子舞やおけさ、天狗の舞などが繰り広げられた。
 

 ◎…途絶えていた神楽は昭和42年、実に20年ぶりに復活。同時に「赤澤神楽保存会」を結成。23歳から会長職にあり、今回の公演まで45年間、その保存会活動を主導した滝澤茂光会長(68)。「42年のあの当時を思い起こさせる素晴らしい舞台ができた」。この貴重な民衆芸能を残したい、その一心で従来の8年ごとの公演を、「後継者を育てるためにも、小学生時代に一度は経験してほしい」と6年ごとの公演を提案し、今回の公演が決まった。6月から練習開始。赤澤地区の小学生20人余が全員参加。5、6年男子4人は演じるのが難しい「剣の舞」に挑戦。短刀を口にくわえ、刀を兆手に持ち舞い、最後にでんぐり返りをする。何度も、何度も練習した。5年の滝沢一真君、みごとに初舞台で演じきった。「緊張しました。自分ではうまくいったと思います。最高の思い出になりました」。大人も初めてのメンバーも多い。30分の長丁場の「おかめ六兵衛」は笑いを誘い、アドリブも入る熱演に、多くの歓声が飛んでいた。
 

 ◎…公演最後は大人の剣の舞。刀さばき、でんぐり返りが決まるたびに大きな拍手と歓声。真っ白な鉢巻を取り、礼をすると大きな拍手と共に幕が引かれた。8時20分に開演し、終了は10時35分。時間を感じさせない熱演だった。この日は町内はじめ静岡、埼玉、新潟などからも観衆がつめかけた。長野からの50代女性は「素晴らしい公演、感動しました。この舞台、演じる皆さん、本当に素晴らしい。国の文化財になってもおかしくないですね」と興奮気味に話していた。1年前から準備し、みごとに公演を成功させた保存会・滝澤会長は「自分でも感動した。ますます残さなくてはという使命感を感じる。保存会、地区の皆さん、支援していただいた多くの皆さんに感謝します」と話していた。

本紙では当日の公演の様子をパノラマ写真で紹介しています。

地場産ヲ特化、10億円産業に、ゆきぐに森林組合が21億円で新工場  8月20日号
 「なめこ」の一貫生産体制により、生産工程で『人の手に触れない日本一の施設』と大手流通から評価されるなめこ生産施設を十日町市松之山に持つ「ゆきぐに森林組合」(組合長・村松二郎県議、本所・上越市大島区)。新たに21億円を投資し、同じ敷地に隣接した新なめこ工場を建設することが明らかになった。新工場は来春完成。本格稼動で生産額は5億5千万円増加が見込め、なめこ生産だけで約10億円産業になる見込み。この増産で同組合は国内シェア10%を占め、なめこ生産に特化した地場産業化をめざす同組合の取り組みに関心が集まる。

 
 新工場は、十日町市が松之山新山地区の国道353号沿いに開所した「三省工業団地」に建設する。同団地にはすでに平成17年稼動の同組合、JA十日町市、民間の松之山きのこの3者連携で建設したなめこ生産工場があり、その脇に新工場を建設する。
 計画では、平屋一部2階約4千5百平方bの新工場。きのこ培養、発生、パッケージの一貫生産体制を作る。事業費は約21億円。国補助を受け、9月県会での補正予算化が決まっている。
 

 5年前に稼動の従来工場は年間約千7百d生産。これに関わる同組合のなめこ関係取扱高は約3億7千万円。組合直営の新工場は約千4百d生産を見込み、約5億5千万円の生産高アップとなる。従来生産と合わせ同組合のなめこ生産高は9億2千万円となり、業績の伸びでなめこ10億円産業が実現する見通しだ。
 生産品は、JA十日町市が取引する大手イオングループ、セブンイレブンのイトーヨーカドーに出荷するほか、同組合加工で活用し、商品出荷する。特にセブン系では関東6県全店で取り扱う麺類素材に使われ「供給不足状態」という。


 ゆきぐに森林組合は昭和53年、なめこ生産に着手。栽培技術的な向上で平成17年、組合(培養)、有限会社松之山きのこ(発生)、JA十日町市(パッケージ)、が連携、一体型なめこ生産拠点を松之山新山地区に作り本格生産。同施設は『日本一、人の手に触れない生産工場』と評価されている。
 

 今回の新工場建設について村松組合長は話す。「地元雇用の場を拡大は当然としても、この生物を安全に確実に供給できるシステムを持っていることは大きな信用度だ。その信用度によりさらに安定供給により、伸びる要素がある。地形環境から森林業だけでは限界がある。地域特性を活用した産業作りでもある」と話し、新工場では栽培オガをボイラー燃料に使うなど、エコ工場と共にカーボンオフセット事業も視野に取り組み方針だ。なお、新工場では新規雇用35人を見込み、うち高校新卒10人を予定している。


 

大野副知事が津南視察、ユリや雪室、食に関心、観光支援を示唆  8月20日号
 県観光振興のスペシャリストとして今年4月就任の大野裕夫副知事が19日、津南町を訪れ、特産のユリ栽培や雪室施設などを見て回った。同副知事は元国交省北陸信越運輸局長で新潟との縁が深く、当時県議だった新町長・上村氏とも親交。今回の来町は上村町長が就任後の先月、県庁表敬訪問時に大野副知事を訪ね「ぜひ近いうちに津南に」と招き実現。副知事単独での訪問は異例。県議20年の実績で県との太いパイプを掲げる上村町長との縁もあり、同副知事は津南観光支援を確約している。


 同副知事は、津南観光物産館、JA津南町の雪室、ニュー・グリーンピア津南、沖ノ原農地、名水百選・竜ヶ窪と竜神の館などを上村町長と共に訪れた。米原の雪室では日本一といわれるカサブランカの花や球根養成状況を視察。約千2百dの雪を貯蔵し低温を保つ雪国ならではの貯蔵庫で現場担当者から話を聞いた。大野副知事は「私は農業は分からないが、ものの売り方は分かる。ユリの『雪美人』というブランド名もいい。新たな直販ルートの拡大など考えるべき」などアドバイスした。
 

 町商工会館で講演会を行い、商工会や観光協会員、役場職員ら70人余が出席。上村町長が進める国連事業を通した中国・内モンゴル自治区のホテルとの積極提携への取り組みを評価し「県にも中国の総領事館ができた。ぜひ活用を。県も協力する」とサポートを約束。一方、「津南にはひまわり、ユリ、河岸段丘、秋山郷など良いものはあるが、少しインパクトがない」とPRの弱さを指摘。ランチと野菜直売所の充実、地域の美味いものや名物を紹介するコンシェルジュ(総合案内係)による地域マップ作成など持論を語り、積極的な観光情報発信の必要性を強調した。

若い力が栄村にほしい、成人式で  8月20日号
 「今、何が欲しいかと聞かれれば、皆さんの若い力がほしい。このひと言につきる」―。栄村で15日、真夏の成人式が開かれ、村文化会館ホールにはスーツやドレス姿の25人が出席。村関係者が出席の中、赤津安正議長は、「皆さんの若いエネルギーがほしい」とストレートに新成人たちに呼びかけた。

  今年の該当者は32人。栄中学1年から3年間担任だった水野力教諭も出席。「平成14年の春、君たちと会った。その時の純粋の目を忘れないでほしい。濁った見方、曲がった見方は、自分へ不利益をもたらす。純粋な気持ちで世の中を見てほしい」と激励し、「3年間、教える立場だったが、実は教えられたというのが実感。ありがとう」と20歳を祝った。
 

 村を代表し、島田村長は新成人が生まれた年の人口3180人、今月1日現在は2340人、高齢化率45%など村の現状を説明。「困難な情勢だが、村民は皆で栄村を盛り上げようと頑張っている。個性ある村づくりを進めたいと決意している。夢を失わず、目標に無たって邁進してほしい」と励ました。式典では小中学の恩師からのビデオレターが上映され、幼い学友が登場すると爆笑がわいていた。
 
 新成人代表で今春JR東海に就職した上村道陽さんが「20歳とは、自分の足で自分を支え、両手で家族など大切なものを守っていく、その責任がある」と自覚を述べ、「状況の解決を待つのではなく、打破する力を出し、わが道を進んでいこう」と仲間たちに呼びかけ、大きな拍手を受けた。

佐藤夏生選手インタビュー、カナダ留学で世界をめざす  8月20日号
 「不安はあったが、自信がつきました。もっともっとスキルアップしたい」。
 3年前の3月の津南中学の卒業式。クラスの仲間たちと記念写真を撮り合った。『自分の環境を変えることで、さらに自分を高めたい。カナダへ留学します』。14歳の決意は、世界への挑戦のスタートでもあった。
 

 国際的なウィンタースポーツエリア、カナダ・ウィスラー。その公立ウィスラー高校に通う。6月末で1学年が終了、夏休みで帰国。17歳になった夏生さんに思いを聞いた。
 「中学時代の友だちとも会いました。懐かしい感じですね」。同校10学年を終了。日本で高校1年。9月から11学年だ。


 3歳から両親・厚さん、かおるさんの影響でスノーボードを始める。小学3年で全国規模の大会に出場。小学6年、中学1年で全日本スノーボード選手権ハーフパイプ・ジュニア(14歳〜17歳)で連続優勝。中学2年から一般クラス(18歳以上)に出場するなど、同競技界で知られる存在に。
 

 中学3年の夏。ウィスラー行きを決意。『英語をしっかり身につけ、世界に挑戦したい。外国の選手に負けないためには、その場に行くことが大切』と留学。ウィスラーで語学とスポーツトレーニングに励み、昨年9月、公立ウィスラー高校に入学。
 

 「最初の1ヶ月は大変でしたが、体育授業の長距離ではいつも1、2番でした。それが私の個性の一つになり、それから友だちが増えました」。数学、社会、PCデザイン、理科、英語(国語)など同学年60人余と一般の高校教科を学ぶ。当然、語学力がつく。「日本でいう国語の授業は古典などもあり、ちょっと難解な言葉が出てきますが、他は問題ありません」。公立高だけに成績が求められ、まさに文武両道で臨んでいる。

写真は今年5月、公立ウイスラー高校のクラスメイトと

カナダ留学の佐藤夏生さんインタビュー  8月20日号
 いま取り組むのは『スロープスタイル』。ジャンプやブロック、レールなど約1`コースを難易度の高い技で滑る。「スロープスタイルがハーフパイプより世界の主流です」。今季からワールドカップ種目になることが決まっている。夏生さんは同種目で世界挑戦し、4年後のロシア・ソチ五輪をめざす。
 


「高校卒業後の事はまだ決めていませんが、カナダに残り、働きながらトレーニングを続け世界を見ていきたいです。日本に帰って大学進学という選択もありますが、今の思いは残りたいですね」。
ЖЖЖЖ
スノーボードメーカーなど海外4社と契約を結ぶ。ボードやブーツなどの提供を受ける。スノーボードDVDにも出演。今年4月には米国カリフォルニアで撮影。これもプロ活動として要請に応じ参加している。
 

公立ウィスラー校の日本からの留学は夏生さんだけ。小学から高校までの12学年制。「不安はありましたが、この3年間で気持ちが変われました。できると思ったら、できるんだという事が、実感として分かるようになりました。自分で自分をプッシュできるようになりました。家族やコーチのおかげです。感謝しています」。
 今はカナダ人方にホームスティ。日本的なことは回りにない。クラスメイトも増え、カナダ留学を自分の次なる目標実現へのステップにしている。自分の可能性を信じ、世界に挑戦する17歳が、ここにもいる。

写真は今年3月のバンクーバーでの大会で優勝した夏生さんの滑り。

夏休みにボランテイア体験、中学生は福祉施設や保育所へ  
 福祉施設や保育園で中学生がボランティア活動を通して職場体験するボランティアサマースクールが17〜20日まで開かれた。同スクールには「将来の職業選択に役立てたい」と津南中3年生の女生徒5人が参加。第一戦で働く職員から仕事の現場を学んだ。
 同スクールは津南町社会福祉協議会が主催し今回が17年目。職場体験を生かし、介護の道に進んだ生徒も多く、中学生にとっては夏休みの貴重な体験活動になっている。今回も、保育園はひまわり、外丸、こばと、北部、中津の5保育園、福祉施設は恵福園とみさと苑の2施設で行われた。
 

 このうち、110人が入居する老人保健施設・みさと苑には福原花音さん、久保田茜さん、柿崎春香さんが現場体験。入居者との交流や入浴介助、食事介助など職員の指導を受けながら真剣に取り組んでいた。体験した福原さんは「思っていた以上に大変な仕事だと感じました。今回の体験を将来に向け生かしていきたいです」と話していた。

2014年問題、北陸新幹線開通で「ほくほく線」直撃、リース料を地元へ  8月13日号
 北陸新幹線開通後の地元在来線の存続問題、2014年問題が大きな地域課題になっている。上越新幹線と金沢など北陸を結ぶ「ほくほく線」は、新幹線開通後、直撃を受ける。開業から黒字経営を続けるほくほく線は、特急はくたか号がその黒字経営を支えている。新幹線開通後、この特急は廃止の見込み。ほくほく線を経営する第3セクター北越急行は、経営縮小を余儀なくされる。この在来線存続問題に、新たな光明が見え始めている。政権政党の民主・農林委員長の筒井信隆氏が、十日町市での国政報告会で明らかにした。


 筒井氏は、北陸新幹線開通後、JRは線路など鉄道施設のリース料を国に支払うことになると説明。この総額は年間247億円という。この一部を新潟県に入れ、それを並行在来線(北陸本線)の存続経営に充てるほか、開通によって特急廃止の直撃を受ける「ほくほく線」存続に使うように、国や県に要請していると今後の運動方針を示した。


 筒井氏は、本紙の取材に対し、具体的な数字を明らかにした。
 ――見込まれるリース料金はどのくらいなのか。
「長野ー金沢の全区間について国交省の数字があるが、年間247億円と見込んでいる」
 
 ――実現した場合、県に入るのはどのくらいか。
「新幹線の整備に国が3分の2、県が3分の1を出しているので、国に入るリース料の3分の1は県に入れるべきだと私は主張している。県も新幹線リース料は地方に還元すべきだという考えで、私も新幹線開業による利益増加分を、JRから切り離される並行在来線の赤字解消と維持にあてるべきだと考えている。新潟県に入る金額は、県の試算では年間22億円(30年間で660億円)とみられる」    

 ――新潟県も出資する3セク鉄道「ほくほく線」にも活用できるのか。
「第3セクターのほくほく線は、国、県でも並行在来線と位置づけられていない。新幹線の開業で「ほくほく線」の乗客減少が予測されるが、並行在来線の維持管理とは異なる対策が必要だろう。北陸新幹線の開業により最も影響を受けるのが「ほくほく線」であるわけだから、このリース料金の配分額を「ほくほく線」のためにも使用したいと県は考えているようだ」
「ほくほく線」は国が規定する並行在来線ではないが、筒井氏の指摘通り、最も影響を受ける鉄路。同リース料活用が求められる。


 一方、経営する北越急行でも生き残り策を模索する。今期決算で内部留保68億円があるが、これを食いつぶす経営では先細りだ。大熊孝夫社長は昨年の決算会見でも述べ、今期の会見での触れた経営刷新策がある。
 
 それは「上下分離方式」。鳥取県の3セク・若狭鉄道で実証例がある。下部の鉄道や土地、施設管理は地元自治体などが行い、上部の列車運転の経営は北越急行が行うという「上下分離」という経営方法があることを示している。
 
 これにより同社が毎年地元市町村に支払う固定資産税など約2億円の経費節減となり、経営コストの軽減になる。大熊社長は「3セクパートナーである地元自治体からも考えていただきたい」と北陸新幹線開通後の「ほくほく線」存続への模索への連携を促している。

写真=北陸新幹線開通後、廃止が濃厚な特急はくたか(十日町市新座駅付近で、12日朝)

日本食研津南営業所・前川所長「津南ブランドに自身持ち営業」  8月13日号
 「全国名水百選の水、思いを込めてしっかり作っている美味しい野菜、四季がはっきりしている素晴らしい自然、こういう津南で作られる津南産商品、これを私たちは自信を持って営業しています」―。津南ブランドがここでも生きている。
 

 食品大手・日本食研津南営業所。2代目所長として6月21日赴任。まもなく2ヵ月。「先日、出社前に家の前で親子連れの方とお会いし、おはようと声を掛けられ私も挨拶しましたが、初めての方でしたが本当に自然な感じで、とっても良い印象を受けました。いろいろな場面で感じますが、津南の方々は温かいですね」。
家族と共に赴任。同じ横浜生まれの妻・由紀子さんと9月で2歳になる長男。さらに9月、2人目が誕生する。前川所長も9月生まれ。9月の誕生会は合同になりそうだ。
 

 神奈川で父親が仕出給食業の会社を経営。日本食研の営業担当がよく来ていた。その商談に関心を抱き、神奈川大時代は親の会社でアルバイト。さらに日本食研に関心が向き、就職活動を経て入社。初任地は横浜支店。品川、川越営業所など津南は5ヵ所目。入社14年目、雪国は初めて。
 

 日本食研ホールディングス・大沢一彦会長の思いが詰まった津南営業所。20年以上前から取引がある津南町森林組合を『日本一の森林組合にする』拠点の営業所でもある。「日本食研がめざすものは本物です。本物の津南ブランドを生かし、私たちは自信を持って営業しています」。営業エリアは魚沼全域、上越、糸魚川など10市町と広範囲だ。
 
 その津南ブランドの大きな要素と感じているのが「自律の津南」。市町村合併に組みしないで自律路線をめざす津南町。「とても大きな決断だったと思いますし、大きな魅力でもあります。それだけに津南ブランドが大切です。これにより相乗効果が生まれるはずです」。
 
 先月の津南まつり民謡流しに参加。「楽しかったですね。なかなか踊りが覚えられませんでしたが、来年はばっちりです」。休日には津南を散策。小学校から取り組む野球。甲子園をめざした高校ではキャッチャー。今も社会人野球チームのメンバー。同営業所スタッフ10人のチームプレーを要としてリードしている。

なぜ今、自然体験なのか、津南・十日町に都市部の子達が続々  8月13日号
 大地の芸術祭が縁で津南との交流が始まった造形作家・景山健さん、恵さん夫妻の(鎌倉市在住)企画の自然体験教室を9日から旧津南原保育園で開いている。泥遊びや星空観察会など野外体験を連日活動。1歳から小学2年までの子や親など70人余が参加予定。景山さんは「風景、田んぼ、自然のスケールが都会とは違う。津南の環境そのものが子どもたちの遊び体験に最適」と話している。
 

 幼少の子を持つ家族の宿泊体験は昨年から実施。「自然と向き合い、津南の人たちが作った景観の中でどう自ら遊ぶか」がテーマ。水たまりで何時間も泥んこ遊び、見上げて星空を眺め続ける子たちなど自然との一体感を感じている。1歳と3歳、家族4人で参加の谷野光さん(29)は「鎌倉でも自然体験はするが風景が違い魅力的。みんな大喜びです」と津南を満喫。
 

 景山さん一行は19日まで滞在。地元住民との交流をねらいに同保育園で14日、水遊びや泥んこ体験、野外風呂などを企画。「誰でも自由に遊びに来てください」と呼びかけている。

ゲリラ豪雨、通行止通報遅れる、県FAX気づかず、45分も遅れる  8月13日号
 ゲリラ豪雨が10日夕方、秋山郷一体を襲った。津南町前倉に新潟県が設置の雨量観測点で、午後5時からの1時間内で51_という猛烈が雨を記録。このため国道405号は通行止基準(時間雨量40_)を超え、午後6時、町内見玉から奥を全面通行止めにした。その後雨はやみ同10時20分規制解除した。同国道で雨量による交通止は基準設定後初となる。この雨で結東地区の水路やため池が溢れ、近くの民家が床上浸水の被害を受けた。けが人はない。
 

 同405号は2年前、一定の雨量や降雪により交通止措置を取ることが決まった。基準は時間雨量40_以上、日雨量80_以上で即刻通行止。今回、交通止連絡は管理する県十日町振興局県から午後5時59分、ファックスで津南町に入り午後6時45分、広報無線で一斉通報。帰宅時間と重なり、見玉の交通規制所で通行止を知った人もいた。町は通報までの45分のタイムロスについて「県からのファックスに気づくのが遅かった。緊急体制を再確認したい」(総務課)としている。
 

 一方、路線バスは午後6時7分、津南駅発の秋山郷行があったが、秋山方面の乗客がなかったため見玉で折り返し、開通した10時20分以降に秋山郷へ向った。51_を記録した前倉では「一時的にすごい雨だった。国道を通った人によると横手(スノーシェード付近)では道が川になっていたという。土砂崩れなど被害がなくてよかった」と話している。

写真=奥の家が浸水した。土のうを積んで増水を防いだ(10日午後6時過ぎ、秋山郷決東)

300年の伝統を舞う、18日、赤澤神楽上演  8月13日号
 ◎…3百年の伝統を受け継ぐ津南町の「赤澤神楽」は18日夜、6年ぶりに上演される。同地の八幡宮境内で今月初めから舞台づくりが始まり、同神楽保存会(滝澤茂光会長)のメンバーらが練習と最後の仕込み準備に取り組む。残雪の4月、舞台に使う長さ14b余の杉丸太4本の切り出した。同神社まで運び、今月1日、杉丸太の皮むき。7、8日から舞台づくり。14年前、地域に伝わる図面を元に設計図を作った。「かつては10年ごとの上演。昔の人たちの技には感服する。まさに口述伝承だったのだろう」。今回の実行委員長・滝沢和彦さんは話す。


 ◎…舞台づくりは、かつての図面と記録写真を元に作る。長年、建築現場で働いた滝沢繁一さん(75)は高所作業を担当。「これまでは仕事の関係でなかなか関われなかった。子どもの頃、真剣に見た思い出があるな。若いもんがこうして受け継いでくれることは、ありがたいことだ」と20代から60代までの保存会メンバーへの期待を語る。


 ◎…この赤澤神楽。そのメインキャストともいえるのが「天狗」。8年前の前回に引き続き、天狗役を演じる関谷裕行さん(36)。自衛隊勤務の経験を持つ筋骨隆々。大きな松明を振り回しながら参道を回る。舞台では天狗を演じ、一本足で立ち、向こうを張る場面は見せ場。「片足で立ち、バランスを取るのが難しいですが、初心に帰って臨みます」と練習と舞台づくりに汗を流す。公演は18日午後8時20分から。約2時間の公演。小学生19人も出演。

早すぎる死、「君を忘れない」、野上幸寿さんお別れ会  8月13日号
 27歳の若さで先月5日練習へ行く途中、くも膜下出血で急逝したクロスカントリースキー選手、野上幸寿さん(JR北海道)のお別れ会を8日、出身地の十日町市吉田ふれあいスポーツセンターで開いた。鐙島小、吉田中の同級生、十日町高、早稲田大時代のチームメイト、全日本スキー連盟、地元スキー関係者など250人余が参列。雪を思わせる白いユリ多数が添えられ、大会で使ったスキーが遺影と共に掲げられた。十高、早稲田大と2歳違いのチームメイトの先輩、桑原和幸さん(津南中卒)は「自分と余りにも似ている幸寿。今も信じられない思いだ。一緒にすごいスキーヤーを育てようとよく話した。幸寿の思いを引き継ぎ、皆と後輩たちを育てていきたい」と笑顔の遺影に語りかけ、最後の別れを述べた。
 

 同会は実行委員会(委員長・尾身孝昭県スキー連盟会長)が開いた。十高時代にインターハイ優勝、社会人となり全日本優勝など4年後のロシア・ソチ五輪が有望視されていた。同会では全日本連盟代表や小学時代の恩師、同級生らが次々と野上さんを偲び、別れの言葉を述べた。
 
 早稲田大からはクロカンスキー部全員が参列。倉田秀道監督が今春発刊した早稲田大スキー部90周年記念誌に寄せた野上さんの遺稿を涙ながらに読み上げ、急逝を惜しみ、早稲田大校歌で葬送した。
 

 野上さんの五輪出場を楽しみにしていた父・誠さん(61)。「幸寿はやりたいことはやったと思う。オリンピックに出場し、地元に帰って恩返ししたいと言っていたいが、それも叶わぬことになった…。娘に自分の走っている姿を見せたいと言っていたが、それもできない…。今も信じられない」と涙声で無念さを話した。
 
 1歳4ヵ月の愛娘ひなたさんを抱き挨拶した妻で十高同級生、津南出身の奈津子さん。「きっと皆さんそれぞれ幸寿君の思い出があると思います。これまで応援いただき本当に感謝します。これから、ひなたと一緒に幸寿君がいつも見せた笑顔で生活していきたい。きっと幸寿君も遠くから見守ってくれているはずです」と参列者に感謝した。

なじょもん館、ひまわり満開  8月13日号
 ○…50万本の沖ノ原・ひまわり広場など津南町はひまわりの町として人気を集めているなか、農と縄文体験実習館「なじょもん」でも20万本のひまわりが10日から満開となり、15日あたりまで見頃となりそうだ。
 

 ○…なじょもんのひまわり畑は約1・5f。7日頃から徐々に開花し、10日に満開を迎えた。背丈は2b余りで、国道沿いの看板を見て立ち寄った観光客らが写真などを撮っている。15日夜にはひまわり畑脇の縄文広場で盆踊り大会も開かれ、賑わいをみせる。

夏に鍛える、小学生が100キロ徒歩に挑戦  8月6日号
 ○…小学生が100`走破にチャレンジ―。十日町市と津南町地域を4泊5日に渡って100`を歩く「越後つまり100`徒歩の旅」が4日、同市のキナーレをスタートした。挑戦しているのは管内の小学4〜6年生32人。初日、30度を越す炎天下の中、津南小まで歩いた吉野涼二君(津南小4年)は「自分で挑戦したいと応募しました。暑いけど頑張ります」と張り切っていた。
 

 ○…全国25カ所で行われている「100`徒歩の旅」の妻有版。十日町青年会議所が主催し今回が2回目。キナーレを出発し津南小―ひまわり畑―竜ケ窪―マウンテンパーク―外丸神社―田沢小ーミオン中里―吉田公民館―松乃井酒造場―上野小―笹山―ペジパーク、そしてゴールのキナーレまで5日間に渡って歩き通す。子どもたちは陣笠をかぶり、汗をかきながらチャレンジしていた。

300年の伝統の舞い、世代を超えて、赤澤神楽 18日奉納上演  8月6日号
 民衆芸能として3百年前から受け継ぎ、8月18日の秋祭りで上演する津南町の赤澤神楽。かつては10年ごとの上演だったが、今期より6年ごとの開催となり、今年がその上演年にあたる。地元の赤澤神楽保存会(滝澤茂光会長・会員20人余)が主体となり、8月18日上演に向け連夜、練習や舞台づくりなどの準備に取り組んでいる。
 

 この神楽は、大人が中心に舞うが、昭和62年から子ども上演も行い、今回も「岩室甚句」と「剣の舞」の2題を舞う。全体で12演目、約2時間の神楽上演。1日から舞台となる赤澤地区の八幡宮境内で始まり、3月に残雪のなか切り出した20bの杉丸太の皮むきを始め、7、8日から間口14b、奥行8・2bの舞台設営が始まっている。
 

 今春の赤澤地区総会で神楽上演を決め、準備が始まった。練習は6月から始まり、毎週火、金曜、地区公民館で行っている。金曜は子どもを参加して練習。先月30日も定期練習日。地区の小学生15人が集まり、演目の2題を同保存会メンバーが指導。甚句では笛と太鼓の囃子を合わせて踊る。6年の滝澤楓さんは「立ったり座ったりなど、動きが難しいです。でも小学校最後の思い出にもなり、本番では頑張りたいです」と何度も踊りを練習していた。 
 

 一方、舞台の花形でもある「剣の舞」。大人の演目と共に、子ども4人が同じ演目を踊る。6年の滝澤拓巳君は「剣の扱いと、でんぐり返りが難しいですが、当日はばっちり決めたいです」と流れる汗を気にせず、指導者のアドバイスを受け何度も繰り返していた。
 

 同保存会・滝澤茂光会長は「昭和42年に20年ぶりに復活し、以来、保存会で取り組んでいる。何回か危機的な状況もあったが、価値あるもの、残さなければという使命感もあり、今では大きな財産になっている。今年から6年ごとの上演。小学生時代、一度は上演してほしいから」と話す。赤澤神楽は昭和53年に舞台引き幕が町文化財指定を受け、昨年3月には町無形文化財の指定を受けている。特に引き幕は日本画家・津端道彦の父、津端荘六の作で、極めて貴重な資料となっている。今月18日の本番では、境内いっぱいの千人余が詰めかける予定で、6年ぶりの上演が今から大きな関心になっている。

10歳記念、信濃川源流に立つ   8月6日号
「10歳の記念に信濃川の源流を」と、上郷小(竹内紀夫校長、児童37人)の4年生6人が2日、10歳の記念にと保護者らと共に信濃川の源流探訪を行った。長野・群馬・山梨の3県の分水嶺でもある甲武信岳(標高2475b)8合目の「信濃川・千曲川源流地」まで山麓の駐車場から7時間半の山行。児童たちは「これがあの大きな信濃川になるのか」と驚きながら、自然への関心を深めていた。
 同校では2年前にも4年生が総合学習の一環として同源流地探訪を行っているが、たまたま児童の兄姉が2年前に体験していたという話が出て、「10歳の記念事業として行ってみよう」と話が決まった。
 

 児童6人はじめ担任の本山光代教諭や竹内校長、保護者ら総勢18人が参加。朝4時半に同校をマイクロバスで出発、あいにくの雨模様のなか8時近くに山麓の毛木平から登った。途中、切り立った崖などもあり、4時間余りかけて標高2200b、甲武信岳8合目の『千曲川・信濃川水源地標』に到達。児童たちは標柱の前で記念写真を撮り、流れ出る水に触れたりしながら源流地点を確かめていた。
 

 児童のひとり、久保田豊くんは「水にさわったらすごく冷たかった。こんな小さな川が信濃川になるのかとびっくりしました」と話し、本山教諭は「子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。川の成り立ちや水の大切さの勉強になったと思います」と今後、クラスで「信濃川源流の旅新聞」をつくり、文化祭などで発表することにしている。

栄村グルッと100キロサイクリング、全国から450人  8月6日号
 ◎…大会には8歳から69歳まで450人余が出場。東京からサイクリンググループ・ESTくらぶの仲間21人と参加した宮本恭子さん(35)。「この大会は初めてです。とても楽しいよと聞いてきましたが、その通りですね。地元の皆さんの応援や新鮮野菜がとても嬉しいですね。また参加したいです」と満足そうだった。真夏のサイクリング、すっかりの栄村の定番になっている。

おもてなし最高、自然も最高、栄村100キロサイクル  8月6日号
 ◎…「ヒャー冷たい。最高だね」。噴出す汗、そのまま流れる湧水に顔を浸す。「この水、この水。この水に会うために来たようなもの」―。第5回グルッと栄村100`サイクリングは1日、全国23都府県から450人余が参加し、大自然のなか、サイクルを満喫した。標高9百bの五宝木地区。給水ポイントの一つだが、参加者はここでの「おもてなし」を毎回、楽しみにしている。地元の福原章子さん(57)特製の漬物も、楽しみの一つ。「また来たよーと声を掛けてくれる人など、すっかり顔なじみになりましたね。それにしても皆さん、元気ですね。こっちも元気になります」。マタタビ、キュウリ漬けなど大好評だ。
 

 ◎…110`、45`、40`コースに分かれる同大会。任期は110`。定員450人の募集開始後、6日余りで定員いっぱい。その後のキャンセル待ち対象の追加募集は、すぐに定員となる人気ぶり。初参加の岡谷市の会社員、菊池伸悟さん(40)は、前日のさかえ倶楽部スキー場の貝立山ヒルクライムも出場。「すぐに定員いっぱいになると聞いていたので、募集開始日をいつもネットでチェックしていました。出場できて良かった」。スタートのさかえ倶楽部スキー場から五宝木の給水ポイントまでの約35`を1時間20分余りで走り、トップで来た。
 

 ◎…五宝木では、大会ボランティアが活躍。村内森の山田幸美さん(33)は家族4人で参加。小学2年と4年の息子たち。同地の10度前後の湧水をコップに入れ、氷割りを手伝い、スイカやプラムなどを選手に手渡すなど。「子どもたちも楽しみにしています。いろいろな人が声を掛けてくれ、この雰囲気がいいですね」と幸美さん。
 

大地の祭り開幕、津南でもアート   8月6日号
 ○…大地の祭りが開幕した1日、津南町美雪町でアートを展開している瀧澤潔氏製作の「津南のためのインスタレーション」で田宮ガク氏の打楽器パフォーマンスが開かれ、照明で光るTシャツなど独特の芸術作品の雰囲気のなかでフリー演奏の世界を表現した。
 

 ○…津南地域で唯一の開幕イベント。美術を通して瀧澤氏と知り合ったという田宮氏は、日常生活で目にする空き缶や料理に使うボールなどを楽器として使用。演奏はすべてフリーで、「頭に浮かんだテーマを音にしている」と話し、会場に来ていた小学生らに「空き缶は家にいっぱいあるはず。叩いて演奏してみてね」と声をかけていた。訪れた人からは「独特の雰囲気で現代美術を見ているようだった」などと感想が聞かれていた。


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