農協営農部に勤め11年目。営農指導で農家を巡る。「ニンジン、スイートコーン、豆類、一般切花が担当です」。妻有地域の若手農業者が集まる『農業改良クラブ連盟』、通称『4Hクラブ』のメンバー。『4H』はHead(考える頭)、Hand(技術)、Heart(想い)、Health(健康)の頭文字。「20代の農業者が中心で、やる気がある方たちが集まっています。毎年クラブで作物を栽培し、この地にどれが可能性があるかを調べています」。貴重な情報交換の場となっている。「地元の農家さんにいかにお金を取って貰うかが全てです。農業も常に進化しており、一生勉強ですね」。
バドミントンが好きだ。十日町総合高、県立農業大学校と続け、今は指導員も務める。「もう15年になりますね」。週2回余、津南町のスポーツ少年団と飯山市の社会人チームで練習に励む。「今じゃ欠かせない習慣です」。社会人野球チーム・上郷ライオンズにも参加。「バドミントンのシャトルの時速2百`は当てられても、野球の球は当てられないんです。不思議ですよね」。
昨年3月、バドミントンを通し知り合った長野市出身の風花さんと入籍。「津南の人口を増やしたと自負しています」。パートナーを得て公私共に充実中。