看護師となり4年目を迎える今春4月、故郷に戻ってきた。「地元が好きなんです。今年、帰るタイミングかなって」。現職場で働きだし4ヵ月余。職場の雰囲気にも慣れてきた。「先輩も良い人ばかりで良かったです」。忙しいが充実した日々を過ごしている。
松代高卒後、県立看護大に進学し看護師免許を取得。「最初は小学時代の先生が好きで、教師になりたかったんですよ。でも親戚に看護師がいて興味を持ち、中学時代に肺炎で入院した時、看護師さんにお世話になったのも今の職を選んだきっかけです」。実習で一番楽しかったのが小児科。「子どもが好きで、卒業後は小児病棟で働きたかったんです」。
東京・世田谷の国立成育医療研究センターに就職し3年間、小児医療の現場最前線で働く。「全国から難病の子が集まる病院で、脳神経外科と整形外科の担当でした。手術を受け元気になる姿を見ると嬉しくなりましたね」。現職場は整形外科が担当だが、子ども好きの性分は変わらない。「いつか子どもと関わることにも取り組みたいです」。
出身の松之山中時代の友人とは仲が良く、今でも頻繁に会う。「年に1回は同級生たちと旅行に行くと決めています。来月はディズニーランド。楽しみですね」。