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2014年04月のねっとわーく

過去のネットワーク
南雲並江さん 町立津南病院  40歳
 2人の子どもは小6の長女と小3の長男。だいぶ大きくなった。「娘からはディズニーランドに行きたい、と言われています。家族旅行、したいですね」。少し自分の時間が持てるようになり、今年からつなん火焔太鼓に参加。「25年ぶりに本格的に楽器に触れています」。3月の津南雪まつりでステージデビュー。「1曲を覚えるのも大変。ひとつ覚えるとひとつ出ていく感じ。でも楽しいですよ」。仲間と過ごす時間は大切なリラックスタイム。

 津南小時代は音楽サークル、津南中吹奏楽部ではサックスを担当。元々、音楽と共に過ごす時間は長かった。「高校ではやっていませんが、子どもから大人まで、誰かが行う演奏や合唱を見るのはずっと好きでした」。最近、興味が増しているのは三味線。「何となく惹かれています。バイオリンやギターなど、弦ものは触ったことがなく、どんな音が出るか試したいんですよ」。

 調理師免許を取り、長岡の専門学校卒業後に今の職場へ。もう20年になる。「今思えば、とても早く過ぎましたね」。去年の10月、家族で栃木に旅行した時、宇都宮餃子を食べた子どもたちが一言。「お母さんの餃子の方が美味しい、と言ってくれたんですよ。嬉しかったですね」。家族の笑顔がやる気の源。
 
(2014.04.29)

桑原希さん 40歳 美郷
 子どもは3人、長男は19歳、東京の専門学生。今月、次男は高校、3男は小学校に進学。「2人も新入生がいるので結構大変でした」。つなん火焔太鼓を始めたのは昨秋。「子どもが大きくなり、ちょっと寂しくなって来たんですよ。家庭と仕事以外で、何か趣味を持ちたかったんです」。ドドドンと和太鼓を打つと、すっかりはまった。「何よりも、みんなと和気あいあいと太鼓を楽しんでいる雰囲気が良いですね。マイ太鼓も買いました」。19日はニュー・グリーンピア津南の新潟酒蔵祭りに出演。「ステージに立つのは3回目。頭が真っ白にならないようにしないと」。2百人余が観衆のステージに、気合が入る。

 パン屋巡りにはまっている。昨年秋、仲間と行った新潟市の『カーブドッチ』で食べた、天然酵母パンが忘れられない。「すごく好みの味だったんです。それから目覚め、遊びに行った先でもついパン屋さんに寄るようになりました」。息子たちもパン好き。「ご飯派の旦那も波に押され、ちょっとずつパンに興味を持つようになっています」。
 生まれも育ちも津南。同級生も地元に数多く残る。「飲んだり出かけたり、学生時代より仲が良いくらいです」。家庭、仕事、趣味。「毎日が充実しています」。
(2014.04.18)

板場八重子さん 津南町 
 3年前、新たに始めた和太鼓が生きがいになっている。津南火焔太鼓の最年長メンバー。「腕は全然上がっていません。忘れる方が多すぎて」。自分でも太鼓を買い、毎週1回、町文化センターで行う練習は楽しみだ。「太鼓を打つ一体感が良いですね。みんなでよい音を出そう、という気持ちは凄いです」。お揃いのユニフォームには『I♥太鼓』と胸にワンポイント入り、メンバーの気持ちすべてを表している。

 赤沢出身。辰ノ口に嫁ぎ、50年余になる。「だんだん子どもや家が減って来ました。三箇小の閉校で集団登校もなくなって子どもを見る機会が減り、やはりさびしいですね」。家業は寝具類のクリーニング。夫の泰支さんと始め、創業41年目。「毎日大変ですが自分なりによくここまで来れたと思います。ありがたいですね」。冬に布団を貸す時は、乾燥機で少し温めてから届けている。思いやりの心だ。

 最近カメラを持ち、様々な景色を撮っている。「うちの周りが中心です」。自宅裏は飯山線の線路があり、その向こうは信濃川。日の出、雪が降った後の晴れた冬の朝。「四季がはっきりした津南。キレイないい場所だ、と感じています」。いつか本格的にカメラを学びたいと思っている。
(2014.04.13)

高橋由香里さん 49歳 津南町大割野
 2年前、十日町に来たSLが人生を変えた。「コンパクトデジカメで連写機能を使って何枚も撮りました。走るSLを見たらドキドキが止まらず、もっとカメラを覚えたいと思ったんですよ」。群馬・沼田市出身。実家近くに線路があり、元々走る電車が好きだった。今は一眼レフを購入。昨年、十日町市展に夕暮れ時の磐越西線を走るSL写真を初出展。「まさかの美術振興賞を頂いたんですよ。近くのカメラ屋さんから『飾っておきたいものを選んだ方がいい』と言われ決めた1枚です」。初めて行く場所、何もわからずシャッターを切った受賞作。「まだ何もわかっていませんが、その瞬間に居合わせるのが大事なのかなって思います」。今は『写団猫の眼』に入りさらに腕を磨いている。

 つなん火焔太鼓のメンバー。「20代から60代まで幅広い世代。息があって音が決まると気持ちいいです」。福祉施設での演奏が心に残っている。「未熟な太鼓に拍手をくれ、『元気を貰えた』と言ってくれました。嬉しかったですね」。人の笑顔が一番の原動力。次は19日、ニューGPの新潟酒蔵まつりに出演予定だ。
ひとり息子は春から神奈川の大学に進学。「世の中を見て来て欲しいかな。成長が楽しみであり、不安でもありますね」。
(2014.04.04)


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