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2014年01月のねっとわーく

過去のネットワーク
福原歩さん 松屋 30歳
 パン屋の三代目。津南に戻りもう7年目。「早い時は午前2時から仕込みを始めます」。パン生地をこね、形を作る。「よくできたな、と実感できると気持ちがいいです。店頭で見つけてみて下さい」。
 初代の祖父・松治さんに勧めもあり、専修大経営学部に進学。「これからの時代に必要だから、と言われたんです」。経営の勉強は面白かった。学ぶのはマーケティング、組織論など、実際の成功企業の実例。「陳列の仕方や効果的な広告の出し方などためになりました」。大卒後、日本菓子専門学校に入り、本格的に職人の道を進む。家業を継ぐのは「最初は漠然とした感じでした」。大学時代、一つの衝撃的な洋菓子に出会った。本場フランスのコンクールで優勝した、パティシエ・辻口博啓氏の代表作『セラヴィ』だ。
 
 「食べた時、口の中にオーケストラが響く感覚が本当にあったんです。お菓子は人を感動させる力があると、初めて知りました」。2年前に専門学校で出会った智子さんと結婚。「千葉から津南によく来てくれたと思います」。アイデアを出し合うよきパートナー。お菓子の道は、いくつもの出会いも生んでくれた。
実は大学時代は男性合唱団に所属。「つなん合唱隊に興味があります。いずれ入りたいですね」。
(2014.01.24)

内山徳明さん 25歳 津南町正面
 父からよく言われた、『手に職を持て』。その言葉を胸に、調理師専門学校に進学し国家資格を取得。「昔から調理師になる、と思ってたんですよ」。小学時代に聞いた、父がつぶやいた夢。『いつか居酒屋をやりたい』。その言葉も頭にずっと残っている。「親に迷惑をかけて来たので、恩返しじゃないですが家族で飲食店をやりたいんです。今は自分の夢でもあります」。

 現在は六日町の居酒屋で働く傍ら、スキーシーズン真っ最中で賑う旅館の朝食作りを手伝うなど修行に励む。「すべてが今後の糧だと思っています」。出したい店のイメージは固まっている。「あとは親父のGOサインと、自分の自信がマッチした時が開店のチャンスかな。あと10年はかかるでしょうが」。オリジナルラーメンも研究中。「飲食店には欠かせないメニュー。出すなら地元に馴染んだしょうが醤油系かな」。夢に向かい着実に歩んでいる。

 趣味はスノボ。中1から始め13年目。「元々スキーができなくて代わりにボードを始めたんですよ。雪国生まれなのにウィンタースポーツができないのは恥ずかしいと思って」。空いた時間はスキー場でインストラクターも務め、多忙だが充実の日々を過ごしている。
(2014.01.18)

村山和也さん 26歳 レインボービラ清津
 福祉の現場最前線で働く。「元々、おじいちゃん、おばあちゃん子で、介護職に付くのが夢だったんです」。津南高卒業後、5年余長岡で接客業をしていたが、地元で介護職募集を知り3年前に帰省。「方言に囲まれた現場で働きたかったんです。耳が遠い利用者の方も、方言なら通じるんですよ」。入社して1ヵ月後に3・12県境地震に遭遇。町内福祉施設が被災し、今の職場に避難してきた時が忘れられない。「まだ何もできない自分が歯がゆかったですね。早く仕事ができるようになりたいと思いました」。利用者とふれあいながら介護福祉士資格取得をめざす。「天職だと思っています」。

 3人兄弟の長男。趣味は料理。「小さい頃、上手く玉子焼きを作れなかったのが原点かな」。今は86歳の祖母・スミイさんから、郷土の味を習う。「自家製味噌を使った菜っ葉飯が幼い頃から大好きだったんです」。けんちん汁を覚えようと奮闘中。「なくしちゃいけない、大事な故郷の味。一生懸命覚えたいですね」。
一つの夢。それは祖父母にひ孫の顔を見せること。「一番の恩返しになると思っています。ただ、まずは嫁さんを探さないといけないとですね」。家事や育児を頑張る男性、『カジダン』向かってまっしぐら。
(2014.01.11)


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