アメリカ式整体のカイロプラクティックを学び7年。自宅と十日町市に店を構える。「背骨や骨盤の歪みを治し、身体全般をサポートするのが基本です」。胃けいれん、ヒステリー、不眠症、下痢など慢性病の8割は身体の歪みからという。「お客さんに『楽になった』と言われると素直に嬉しい。元気になっていく姿はこちらも励みになります」。健康に関わる仕事に誇りを持っている。
先日、中学時代からの親友が結婚した。「柔道部の仲間で、実は親族以外の結婚式は初出席でした」。同級生4人で余興を担当。花嫁と一緒に『ほっぺにチュ、誰がお嫁さん?』というゲーム。花婿は男4人と花嫁から祝福のキスを受けた。「無事に当ててくれ、心底ほっとしましたね」。披露宴が進むなか、自然と涙が出てきた。「嬉しくても人は泣くんだ、と初めて実感しました」。幸せそうな花婿の笑顔。「結婚したいなぁ、と思いましたね。いい人はまだみつかっていませんが」。何となく心境に変化があった、親友の結婚式。
仕事尽くしの毎日。早朝から深夜まで、ずっとお客のことが頭に残る。「個人事業主なので、際限なくやれちゃうんですよね」。空いた時間に読む本、インターネットで検索するのも健康に関するもの。「自分で選んだ職なので、一生懸命やるしかありません。365日仕事です」。ストレス発散は仲間との集まり。「焼肉しようぜ、の一言で皆集まります。気兼ねなく話せる友だちはいいですね」。ありがたさを強く感じている。
両親は定年を迎え、一家の大黒柱に。「一人っ子ですので、家を守りたいと思います」。今の目標。「年収1千万円に達するのが夢。全然まだまだなんで、頑張らなきゃですね」。