日本酒が好きだ。晩酌はしないため「本当の酒のみではありませんが」。友人と飲む一席は心和らぐ空間。職場が津南になり10ヵ月余。「初めて苗場山を飲み、ファンになりました。十日町の飲み屋さんには置いていないんですよ」。日本酒は友人の指導を受け、味を覚えたという。「お酒の味を覚えることを『喉が開く』というようです」。今年は朱鷺メッセで開いた『にいがた酒の陣』にも足を運んだ。「蔵元が並び、入って15分でまた来ようと決めました」。今の願いは、ビールが飲めるようになること。「ビアガーデンに一度行ってみたいんです。ジョッキの輪を作りたい。来年こそは、ですね」。ビールでも喉を開きたいと思っている。
介護の仕事は初めて。昨年亡くなった祖母の影響もあった。「おばあちゃん子だったのでお年寄りと話すのは好きなんです」。その祖母は一時自宅介護をしていたが、最終的に福祉施設のお世話になった。「知識と技術があればもっとうまく自宅でもやれたんじゃないかと思いました」。その悔しさもあり、ヘルパー2級の資格を取得。そして介護の職へ。天国の祖母への想いを胸に、日々福祉の勉強を続ける。
読書が長年の趣味。推理小説、時代小説など何でも読む。「一番は藤沢周平です。全集を買うか悩んでいます」。今は月1冊とペースは落ちたが「5分でも空いた時間に読め、自分の意思で中断できるのが魅力ですね」。映画化され話題の『天地明察』も気になる。「映画よりやっぱり原作を読みたいです」。もう一つの趣味は温泉めぐり。白骨、草津、地元の温泉にもよく行く。「温泉がたくさんあり、野菜など食事が美味しいのが田舎の良い点ですよね」。張りのある毎日を送っている。