昭和56年生まれ。結成7年、津南町を代表するお祭り集団『S56』メンバーのひとり。「毎度恥をさらし、お騒がせしてすみません」。夏まつりの仮装パレード出場歴は長く「高校1年から参加しています」。全身タイツがトレードマークのS56。「最初は嫌でしたが、一回出ると吹っ切れますね」。祭当日は町内外に住む同級生が集う日でもある。「仲間と騒ぐのが一番楽しい。津南をもっと盛り上げたいですね」。メンバーの夢は、自分の子が大きくなったら共に祭りに出場、パレードやステージ発表で対決すること。「みんな結婚して、子どもも増えてきました。自分もそろそろ頑張らなきゃと思っています」。故郷に戻った同級生は多く、次代の津南を引っ張る世代だ。
3年前から釣りにはまる。冬、野尻湖にワカサギ釣りに行くのが恒例に。「去年は原発事故の影響でできなかったんですが、今年は行けました」。釣果は最高で1日2百匹。「ワカサギは竿のあたりを取るのが難しく、それが面白いんです」。今度はアユ釣りに挑戦する予定だ。
ソフトテニス、サッカーなどスポーツ各種に取り組む。「ただ高校時代に痛めた手首の古傷が再発し、今はお休み中です」。津南に戻り7年、すっかり腰は落ち着いた。「人の良さ、自然の雰囲気が生活する上で最高だと思います」。休日はのんびり過ごすのも好み。「何かに追われるのは苦手なんです」。ゆったり気分の津南ライフを満喫している。
最近、気になること「パレードに10代、20代の参加が少ないんです」。S56メンバーも30歳を過ぎた。「町全体が元気になるよう、若い世代も祭に出て欲しい。表に出て騒いで楽しむのに意義がある。もちろん出てきたら負けませんよ」。