人ごみが好きになれない、というより、津南が好きなので、高校卒業後、すぐに津南に就職した。「実は高校2年の冬から、今の職場でバイトしていました」。即戦力として採用され、今はパート職を含め10人余のレジ担当のチーフを務める。毎月、配置のローテーションを組み、突然の交代などに対応している。
20歳で出会い、21歳で結婚。「私たちの世代は比較的、早いですね。もう、子どもがいる子が何人います。最近の傾向のようです」。20代初めに結婚するか、30代過ぎてからなど、極端になってきている。「そうですね、勢いでしょうか。来た時に、行くという感じです。タイミングですね。あとは、自分たちで作り上げていくこと、ではないでしょうか」。
日曜、祭日は仕事柄、なかなか休めない。夫・悠葵(ゆうき)さんとも休日が合わないが、「お互い仕事ですから、これはしょうがないですね」。土曜など休日が合うと、お互いの友だちなどと出かけたり、おしゃべりしたり、「楽しんでいます」。
小さい頃から母の料理の手伝いをしてきた。「料理は好きですね。私のは創作料理です。小さい頃からのお手伝いが影響しているようです」。お母さんに感謝している。「母とは、もう友だち感覚ですね。時間ができると電話が来て、一緒に買い物に行こうよ、なんて感じです」。
父の影響でユニホッケーなどスポーツに取り組んできた。だが、「実は、足首が慢性捻挫のようになってしまいました。スポーツをしたいのですが…。でも、何かやりたいですね」。メルシーつなんのレジに立つ。「お気軽に声をかけて下さい。津南の人たちは、皆さん優しいですね」。