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2011年08月のねっとわーく

過去のネットワーク
駒形和貴さん 大龍院副住職 42歳
 築400年の歴史ある本堂。当時の地元事情が建物に現れている。「小松原から切り出した赤松を使って建てたと聞いています。当時は、欅(けやき)など硬い材を加工できなかったようです」。本堂の廊下部分の幅広の平板は、すべて欅だが、縦柱など棟上部分の材は赤松という。それだけに歴史を感じさせる。


 大龍院の副住職に就き14年目。住職の父、駒形正美氏に就き、日々の修行を積んでいる。駒澤大時代から東京、駒込の吉祥寺に入り修行。卒業後、横浜ほ総持寺で本山修行。津南に戻るまで吉祥寺にお世話になり、「精神的な鍛錬と共に、人と人が支え合う大切さを、身を持って学びました」。二男の誕生を機に、家族と共に大龍院に入った。

 長男は高校1年、二男は中学2年。「本当に早いですね。自分それだけ年を取るわけですから」。自分の経験から、息子たちも『寺の子』として育てている。「寺の子がボンボンですから、東京時代の経験はとても貴重でした。厳しい先輩も恵まれました」。その吉祥寺時代の先輩が7年前、栃尾市の寺の住職に入った。「私の恩師です。住職で入った年、あの水害です。仲間でボランティアに行きました。今も教えられることが多いです」。

 実は、ちょっとPCにはまっている。息子たちの動画編集、パーツを求め組み立てるなど凝り性でもある。編集データを親たちに配ったりする。

 大龍院御詠歌には50人余が参加。4クラスが2週間に一度集まる。「御詠歌も座禅も、そういう時間がいま大切です。自宅で1分、何もせずにゆったりする、それでもいいと思います」。
(2011.08.26)

和久井かつ子さん  好月 68歳
 今が旬の野菜。すぐ近くの畑にトマト、キュウリ、ナス、カボチャ、サツマイモなどを植え、旬の味を家族に提供している。特に2人の孫。3歳と6歳の女の子。「このうまさを味わってほしいですね。ラジオ体操に一緒に行き、帰りには畑に寄って、『おばあちゃん、トマトだ』と、真っ赤なトマトを見つけ、大喜びです」。毎日、何十回となく孫たちから「おばあちゃん」と呼ばれる。「元気の源ですね」。


 愛知、稲沢市出身。中学時代の友だち4人とは、今も大の仲良し。毎年、場所を変えて会っている。社会人時代の東邦ガスの仲間たちとも毎年合う。さらに、8人兄弟の兄妹会も毎年開く。それを5月の連休に集中して開く。「ですから、私の5月連休は、日程調整が大変なんです。でも、友だちは財産ですね」。津南で開いたこともあり、町めぐりをする。


 偶然が多い。稲沢市で和菓子屋を経営する兄のお嫁さんは松之山出身。その兄が開いた菓子教室に、なんと中学時代の4人組の友だちが通っている。その中学時代のひとりから紹介してもらったペンフレンドが夫、健一さん。「人生、面白いですね。人は人によって支えられていると言いますが、本当にそうですね」。


 ペンフレンドで知り合った好月の社長、健一さん。中学1年から文通し、初めて合ったのは22歳。お互い山好きで、北アルプスの入口、上高地で会った。「翌年、結婚したんです。山と川のあるまち、津南町がキャッチフレーズでした。雪にはびっくりしましたが、津南でも良い友だちにいっぱいめぐり合い、ありがたいですね」。料理大好き。かつ子流だ。余った野菜など、「なにを作ろうか、と考えるのが好きですね」。
(2011.08.19)

滝沢一郎さん 69 なかさと整体院
 20代は剣道に取り組み、郡市大会などで優勝、29歳で3段取得。30代になり、竹刀をゴルフシャフトに持ち替えた。「重いものを運ぶ仕事をしていたので、仕事そのものが剣道のトレーニングでしたね」。仕事の問屋仲間に誘われ始めたゴルフ。「何か始めると熱中する方なので」。新潟県アマチュアゴルフ大会にも出場した。「今は健康づくりと仲間との楽しみですね」。


 23歳で独立した住宅建材業。昭和40年、50年代、住宅建築ブームに乗り、事業は順調に伸びた。だが建材業は、かなりハードな業務。「1枚12`の石膏ボードを、家一軒建てるのに250枚から3百枚使います。建材屋はそれを現場に指定枚数通りに運び入れる。他にも百`単位の資材の運び込みなど体力勝負でした」。そのハードな業務も、剣道のトレーニング、ゴルフの基礎体力作りと考え、乗り越えてきた。住宅ブームが下火になった頃、転職を考えた。北陸・金沢市に本部がある整体院「健友館」養成所で経験を積み、健友館「なかさと整体院」を開業。もう11年が過ぎる。


 専門の立場から。「無理は良くないが、歩くことが一番です」。こんな統計があるという。『糖尿病と車の普及率は比例している』。健康づくりには1日1万歩というが、「例えば6`歩いても7千歩程度。車を使う人は1日2千か3千歩程度では。歩ける人は、とにかく歩くことです」。持病の坐骨神経痛も、歩くことで改善している。整体ではリンパ球の循環を良くする。「リンパの循環を良くすることで、人が本来持つ自己治癒力が高まります」。来院者には、さらに具体的な健康づくりをアドバイスする。
(2011.08.12)

山本良子さん 津南町正面 63歳
 1歳11ヶ月の佳奈ちゃんがエネルギー源だ。「ばあ、と言われると、本当に嬉しいですね」。孫の可愛さに、笑顔の毎日だ。9月には2人目が誕生の予定。「楽しみですね」。佳奈ちゃんのよき相手は、トイプードルのプリン。13歳になり、「もう人の言葉はなんでも分かりますね」。寝る時は一緒。「冬は私の布団に入って眠ります」。


 長年、町立津南病院の看護師として、地域の人たちの健康を守ってきた。「親が、自分の近くにおいて置きたかったんでしょうね。それで看護師になりました」。退職前は小児科。地域子どもたちを見守った。「子どもたちの成長は早いですね。つい先日、よちよち歩きの子が、今度来た時はしっかり歩いていました。みんな可愛かったですね」。


 春は、残雪がある中、山菜取りに行く。「好きですね。いろいろ勉強にもなります」。ゼンマイの茹で方、もみ上げなど、先輩諸氏から教えてもらい、毎年挑戦している。「ウドも好きです。皮のキンピラを教えてもらい、本当に美味しくて、もう最高ですね」。今春は地震被害で余りに山に入っていない。「それに最近、クマが出ますから、ひとりでは行きません」。タケノコ採りにも行く。
自家野菜作りにも取り組む。「うちの人が畑を作り、私が野菜を植え、世話をしています。美味しいですね」。トマト、ナス、キュウリなど、野菜の定番を手がけ、毎日、新鮮野菜が食卓にのっている。佳奈ちゃんも大好き。


 ちょっと運動不足ぎみという。「前はレクダンスに参加していましたが、また行きたいですね」。お年寄り世帯への給食ボランティアへの参加も考えている。「調理ボランティア
に参加したいと思っています」。
(2011.08.05)


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