5年前から開く「もちつきゲートボール交流会」。今年も11月13、14日に一回目を開く。「昨年まで2回開いていたが、今年は3回開くことになるかもしれないな」。津南産の美味しいもち米でつく「もちつき」。年々交流の輪が広がっている。県内はもちろん東京、群馬などから一回に60人ほどが参加する。「いやー、楽しいですよ。一泊の予定だからゆったりできます。お昼にかけて餅つきです」。すっかり「年末は津南で餅つき」が各地のゲートボール仲間の合言葉になっている。
始めたのは40代。「そうですね、当時は一番若かったですね。すっかり面白さにはまってしまいました」。現在は指導員、監督として町内チームや選抜チームを全国へと導いている。これまでに北海道、山口、四国での全国大会に出場している。津南の選抜チーム女子「ビューティ津南」、男子「山伏」を引きつれ、毎年全国をめざしている。
メンバーには「90歳の現役選手」もいる。雪消え後から10月末まで、晴れた日は毎日朝5時から城原グラウンドで朝練習している。90歳のメンバーも毎朝.軽トラを運転して駆けつける。「あの人は80歳になってから、とても上手になりました。見習いたいですね」。
中子の池は、子どもの頃は遊び場だった。「夏を泳ぎ、魚釣りをした。妙法牧場へ行く途中なら見る風景画好きですね」。日本とは思えない田園風景が、眼下に広がる。その対岸に桜が植えてある。その桜が春に開花、その風景を求めカメラマン多数が訪れる。「すっかり名所になってしまった」。雪消えの時期により、微妙な風景を見せる。「中子の池、何度見ても、いい景色だ思いますね」。