お盆が終わり、17、18日は地元、反里口の秋祭り。「お盆のお客さんがあるところは連続で大変だと思います。うちはお盆は余りありませんから。でも祭りには15、16人くらいのお客さんなんですよ」。親戚はじめ夫・弘さんの友だち関係がメインだが、中学3年の次女の友だちも多い。「私たちの頃は、小学、中学時代は友だちの呼び合いなどなかったですね。子どもたちにとってみれば、楽しみなんでしょうね」。反里口の祭りは、年代物の翁面「じさ・ばさ」を先頭に、天狗とお囃子、さらに花で彩られた傘ぼこ
が続く伝統ある祭り。この祭りが終ると、夏から秋へと季節が変わる。
中里の生まれ。高卒後、東京で働いたが20歳で地元へ帰り、十日町で働く。当時、8月15日に開いていた成人式は「長野へ研修中で欠席でした」。その瀬尾人式を専門学校へ通う長男が来年5月に迎える。「過ぎてみれば早いものですね。私たちの頃とは、違いますね」。時の流れを感じている。
三姉妹の三女。長女と4歳違い。その長女も津南で暮す。「上の姉は今、東京です。家は両親だけなんです」。それぞれ家庭を持ち、忙しい身のため、「そうですね、1年に一度くらいですね、3人が顔を合わすのは」。その長女の影響で音楽好きになった。「姉がよくフォークソングを歌っていましたから、自然と私も好きになりました。あの頃もグループサウンズも好きです。今の曲も好きな曲があります。でも夫は演歌なんですよ」。畑仕事などにはラジオを持参し、好きな曲など一緒に歌う。
「何か楽しいことを見つけて、やりたいですね。映画も見たいです」。まずはお祭りが終わり、ホッとしている。