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2010年08月のねっとわーく

過去のネットワーク
涌井正美さん 50歳 津南町陣場下
 このボトルを知っている人は、なかなかの健康志向の人。話題の海洋深層水の飲料水。ハワイ沖の深層水で、日本の民間会社がその場所の取水権を持ち、「MaHaLo」(マハロ、ハワイ語でありがとうの意)の商品名で販売している。「父が病気になり、友人を通じてこの水を知り、今春から父と共に私も愛用しています。体調が良いですね」。今月28日には、その民間の担当者が十日町サンクロスで午後1時から講習会を開く。「関心のある方、参加は自由です。ぜひどうぞ」。
 

 東京電力の独身寮「津南寮」で朝夕の食事提供を担当している。20代の入寮者は息子の世代と同じ。「若い人たちが何を食べたいのか、感覚的に分かります。食べた後の反応も楽しみですね」。先日、イタリアンカレーを作った。旬のトマトをベースにパルメザンチーズ、ハーブのバジルをアレンジした。「好評でした。野菜は地元の旬を使います。地産地消ですね」。特には刺激的な「かぶら南蛮の肉詰め」なども出し、食生活にメリハリを付けている。
 

 専門学校で理容・美容師資格を取り、新潟市で5年間勤務。結婚、転勤、子育てと多忙な生活を送る一方、多種の仕事も経験した。今春3月まで勤めた十日町市の居酒屋に在職中、調理師免許を取得。それ以前からも、居酒屋の雰囲気が気に入り、老舗旅館の経験などが、その後の仕事に好影響している。長男、次男との結婚し、「これからは自分の人生です」。
 

 夢がある。「気軽に立ち寄れ、ちょっと一杯という気さくなお店を持ちたいですね。料理にはちょっと自信がありますから」。子育ても終わり、自分の人生を思い描いている。
(2010.08.27)

藤ノ木理恵子さん 50歳 津南町反里口
 お盆が終わり、17、18日は地元、反里口の秋祭り。「お盆のお客さんがあるところは連続で大変だと思います。うちはお盆は余りありませんから。でも祭りには15、16人くらいのお客さんなんですよ」。親戚はじめ夫・弘さんの友だち関係がメインだが、中学3年の次女の友だちも多い。「私たちの頃は、小学、中学時代は友だちの呼び合いなどなかったですね。子どもたちにとってみれば、楽しみなんでしょうね」。反里口の祭りは、年代物の翁面「じさ・ばさ」を先頭に、天狗とお囃子、さらに花で彩られた傘ぼこ
が続く伝統ある祭り。この祭りが終ると、夏から秋へと季節が変わる。
 

 中里の生まれ。高卒後、東京で働いたが20歳で地元へ帰り、十日町で働く。当時、8月15日に開いていた成人式は「長野へ研修中で欠席でした」。その瀬尾人式を専門学校へ通う長男が来年5月に迎える。「過ぎてみれば早いものですね。私たちの頃とは、違いますね」。時の流れを感じている。


 三姉妹の三女。長女と4歳違い。その長女も津南で暮す。「上の姉は今、東京です。家は両親だけなんです」。それぞれ家庭を持ち、忙しい身のため、「そうですね、1年に一度くらいですね、3人が顔を合わすのは」。その長女の影響で音楽好きになった。「姉がよくフォークソングを歌っていましたから、自然と私も好きになりました。あの頃もグループサウンズも好きです。今の曲も好きな曲があります。でも夫は演歌なんですよ」。畑仕事などにはラジオを持参し、好きな曲など一緒に歌う。
「何か楽しいことを見つけて、やりたいですね。映画も見たいです」。まずはお祭りが終わり、ホッとしている。
(2010.08.20)

桑原みゆき さん 39歳 津南町反里口
 4人姉妹の長女。韓国ソウル生まれ、済州島で育った。4人とも日本で暮した経験を持ち、日本語も堪能だ。すぐ下の次女は3年前から六日町で焼肉店を経営している。津南に嫁ぐと決まり、両親は心配した。あの18年豪雪は韓国でもニュースになった。「その翌年、津南に来ました。私は雪が好きでしたから、それほど心配していませんでした」。何度か津南に両親が来て、雪の素晴らしさを実感している。「ぼたん雪というんですか、大きな雪が降る様子を、感動して見ています。津南は静かで良いですね」。
 

 お互い結婚など意識していないで中で出会った。「私はTシャツに首にタオルを巻き、普段のままでゴルフ練習場で打ちっぱなしを一緒にやりました。それが今は結婚し、2人の子どもの親です。運命的なものを感じますね」。今春から2歳の長女が保育園へ。1歳の長男に振り回される日々だ。「お姉ちゃんがいろいろなものに興味を持ち始めているので、この夏休みは水族館に行く計画です。お盆は混むでしょうね」。
 

 最初の頃、「日本人のはっきりしない性格が嫌でしたね。でも今は、それがこの地域の穏やかさに通じているのかなと思っています」。一方で言葉文化の違いには戸惑った。日本に来て12年経つ。「考えてみますという言葉は、韓国では半分以上OKということ。日本では断りの言葉。この中途半端が嫌でした。日本に来て4、5年経って初めて分かりました」。津南暮らしは4年目だ。
 津南の住みよさ、人の穏やかさ、さらにコメや野菜の美味しさに感じ入っている。「この地域もひとりの人が多いと聞きます。私の友だちを紹介したいですね。津南は良い所だと思います」。
(2010.08.12)

渡邉 進さん 39歳 津南小学校
 90歳になる「おおばあちゃん」マツヰさん、両親、夫婦、3人の子たち。4世代8人家族の朝は賑やかだ。「平日はかみさんと台所に立って朝食を作ります。簡単なものですけどね。学生時代のバイトの成果かな」。今春から津南小。前任地の十日町小に6年。長男が新入学の時、直江津市から移動し、8人家族が揃った。
 

 中学時代取り組んだ野球。その野球熱が津南小に来て、メラメラと燃え、職場チーム「津南MBA」結成。女性を含む15人。MBAは「生ビール、エンジェルス」。津南小の少年野球「下船渡イーグルス」との対戦を楽しみにしている。エース1番は速球派の桑原正校長。「すごいボールを投げますよ」。今月19日、十日町小キリンクラブと西小コンドルスと練習試合。「忙中閑、ですね。先日、初めて練習をしました。子どもたちも興味深々ですね」。信州大時代は182aの長身を生かしバスケに取り組む。
 

 積極的ではなかった教職。だが「子どもが好きですから毎日、子どもたちからエネルギーをもらっています。対等の話しができるのが面白いですね。もう大人であり、一方でまだ可愛さがあり、面白いです」。担任の6年1組の教室には、畳半分ほどの子たちの集合写真がある。「写真が好きなんです。先日の水泳大会でも子どもたちの表情を撮り、学校の廊下に展示しました」。
 

 将来の自分たちを考える『12歳のハローワーク』に取り組む。「なりたい職業や憧れの職業など、自分の将来をプラス思考で考える。その機会として地元商店や農業者など色々な人の声を聞く。そうしたチャレンジが、自分たちが育った地域への関心になるはずです」。同校で行う『ようこそ先輩』に、地元の先輩や同級生に登場してもらうつもりだ。
(2010.08.06)


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