小学低学年から中学まで近くの書道教室に通った。さらに高校時代も書に取り組み、8段の上の『準誌友段』を取得。「今はほとんど書くことはありませんが、ときどき両親などから書付を頼まれます」。あの書に向かう静の時間が好きという。
養護教諭の資格を持つが、短大卒業後、その道には進まなかった。「ちょっと考えるところがありました」。1年後、津南の住民となっていた。「人の多さ、ゴミゴミした雑踏など、ここは暮らす所ではないと、帰りました」。子どもが好きで、現在の職場に。町立ひまわり保育園の年少「ひばり組」の元気な19人から、毎日「ゆうき先生」と呼ばれている。
なんと、自宅に有線YUSENを引いている。衛星放送を専用受信機で受信。「短大時代にアパートに引き、津南に帰ってきても、自宅で聞かれるようにしました。私の部屋だけですが、いつも音楽が流れています」。チャンネルがいくつもあるYUSENで、好きな曲やアーティストと出会うことが多い。1ヵ月前に求めた待望の新車の運転でも、お気に入りの局を流している。最近はR&Bアーティスト「DOUBLE」、「BENNIE K」などを良く聴いている。
自宅前が津南町民俗歴史資料館。「子どもの頃、姉とよく遊びに行きました」。家の桜は、毎年きれいに咲いてくれる。中津小の同級生は25人。「よく集ります。今年もお盆に、バーベキューをしようと計画しています。友だちは良いですね」。
仕事にも関係する折り紙教室に通っている。30枚もの色紙を使い、バレーボール大ほどの桜玉などを作る。「いろいろな技があり、奥が深いですね」。友だち、職場の子どもたち、わが家、自然、「津南が好きです。良い所ですね」。