17歳から始めた社交ダンス。19歳の時、ライセンス取得ための大会出場をめざし練習していたが、左足大腿骨を骨折。「7ヵ月間、ギブスをしていました。その後、社交ダンスを踊るのが怖くなり、そのまま止めてしまいました。とても残念でした」。日本に来て、津南で働いている時、夫・壮生(もりお)さんと出会い、2002年に結婚。翌年から津南で暮らす。2年前に、長女・未羽(みう)ちゃん誕生。今年8月で2歳になる。
毎週月曜と木曜は、クアハウス津南で「よさこいソーラン」の練習。未羽ちゃんも一緒に行く。「私と同じでダンスが好きなんですよ。一緒に踊ります」。7月末の津南まつり。「今年は、親子で踊ろうと思っています」。金曜日は、スタジオJ&Aでジャズダンスの練習。11月23日の発表会に向け、練習している。「多くの人と交流することが、言葉の勉強にもなり、友だちもできます。どんどん出るように進めています」と壮生さん。
生まれたフィリピンの実家前は、濃青緑のエメラルドグリーンの海。「あの海の色は、日本では見られないですね」、壮生さんも感激した。「日本に来て、きれいな海を見ていないので、どこかきれいな海を見たいですね」。津南に暮らし4年目。「山菜が好きです。料理方法も学んでいます」。壮生さんの実家、船山新田にはほぼ毎週行っている。
山下先生のことばのキャッチボールにも、時々行っている。昨冬の大雪にはびっくりしたが、「もう雪には慣れました。今年は雪遊びができると思っていましたが、雪が少なかったですね」。7月の津南まつり。今年は、親子のソーラン踊りが見られそうだ。郷土料理も覚え、すっかり「津南の母ちゃん」。