ブルーの目に、ふさふさの毛、顔の両頬が毛で膨らみ、正面からの顔は、なんとも愛嬌がある顔をしている。「こいつが可愛いんですよ。ネコはいるだけで、なんだか家の中が明るくなりますね」。ヒマラヤンの血筋とペルシャ系の瞳を感じる『チャコ』はオス5歳。知り合いから子ネコを譲ってもらい、家族の一員になった。「こいつは、十日町の河川敷に行った時、寂しそうに一匹だけ捨てられていて、近づいてきたので、そのまま家に連れて帰りました」、その『ヨネ』はメス3歳。
この1月までは、両親の子が一匹いたが、あの豪雪の最中、家を出たっきり、帰ってこなかった。「まだ小さくて、きっと豪雪の犠牲になったんでしょうね」。
とにかくネコ好き。「小さい頃から家にはネコがいました。ネコは、なんか憎めないですよね。朝、時々、起こしにくるわけではないでしょうが、チャコが布団に載ってきます。その重いこと。それで目が覚めます」。いま4、5`ありそうだ。2匹とも部屋の戸を開けるのは朝飯前。台所で食べ物探しもする。「いたずらをよくしますね」。
小学4年で十日町に転校。高校で再び津南に来て、新潟市を経由して再び、津南暮らしが始まっている。10月下旬、転職。現在の職場は1ヵ月余りが過ぎた。「覚えることばかりです。始めたからには、しっかりやりたいと思います」。中学、高校と卓球部で活動。「最近、集中力がなくなっています。スポーツをしなくなったせいでしょうか。この冬、スノーボードに挑戦します」。デビューは友だちがいる「さかえ倶楽部スキー場」に決めている。
仕事から帰り、ネコたちがいないと「やっぱり、さみしいですね」。ネコは、ネコ好きを良く知っている。