お問い合わせへジャンプ!
広告掲載のご案内へジャンプ!
購読のご案内へジャンプ!
トップページへジャンプ! 今週の津南新聞へジャンプ! テーマ別掲示板へジャンプ! なんでも掲示板へジャンプ! 妻有に生きるへジャンプ! ねっとわーくへジャンプ! リンク集へジャンプ!
home > 今週のねっとわーく

2006年06月のねっとわーく

過去のネットワーク
古澤春美さん 37歳 津南町大割野
 「ただいまー」、「ただいまー」と、元気な声で次々と帰ってくる子どもたち。津南中等校1年の長女、小学5年の二女、保育園年長の長男、年中の三女。静かだった家が、いっきに活気づく。大きく育った縁日で求めたミドリカメ2匹も、子どもたちの気配を感じ、元気に動き出す。静かに待っていた家も、なんだかウキウキの感じになる、そんな古澤家の毎日だ。「ふと、子どもたちの用が重なり、いない時など、間が抜けたようで、変に落ち着かなくなりますね」。
 親としても不安だったが、本人希望で受験し、入学した津南中等教育学校。「最初の頃は、毎日の宿題で大変のようですが、今は自分のペースがつかめてようです。親としても、この学校に行ってくれて良かったと思います」。ようやく部活動が始まった。小学では音楽サークルだったが、バレーボールに入った。「自分がやったことがないことをやってみたいと、決めたようです。なんでもチャレンジしてほしいですね」。
 古澤家の夏休みの楽しみは、海でのバーベキュー。「私たちは浜で準備をして、その間にお父さんが、もぐってウニやサザエ、岩カキなどを取ってきてくれます。これが最高に美味しいんです。子どもたちも大喜びです」。早くも夏休みを楽しみにしている。
個性派の4人の子どもたち。「上の子がやってたことを、やはり下の子もしますね。みんな良い影響をし合っていると思います」。お手伝いなど、すぐに動かないと、お母さんに角が生え、ドカンと雷が落ちる。「でも、子どもたちの寝顔を見ると、ちょっと言い過ぎたかな、なんて思いますね」。
(2006.06.30)

鳴海 法子さん 37歳 津南町大割野
釣り好きの夫・隆さんの案内で時々、親子3人で直江津へ海釣りに行く。昨年11月にも行った。「子どもが一緒の時は、のんびり行きます。でも、一緒に行って、この子が釣れない時はないですね。あの時もシマダイが釣れ、うちの人は悔しがっていました」。その日の釣果は、その日の食卓に乗る。「私はキスが好きですね。やはり釣った魚は新鮮ですから、子どもも魚が好きになりました」。最近、なかなか時間がなく、行っていない。
 2年前の中越地震。実はその前年の2月、新築したマイホームに越してきたばかり。「起訴や柱は大丈夫でしたが、壁のクロスが破れたりして、とっても残念でした。早く直そうと思っていましたが、子どもがもう少し大きくなってから、張り替えることにしました」。高床の3階建て。被害が少なかったのが幸いだった。でも今冬の豪雪。「自然落下の屋根ですから、あの雪で屋根に雪がつきそうになり、何度も除雪しました。本当に大変な雪でした」。
 子育てに合わせ、仕事もパート職。みさと苑のディサービス担当。朝、保育園に送り出し、子どもが帰る時間に合わせ、帰宅する。「幸い近所に一緒に遊ぶ友だちいるので、一人っ子ですが、多くの友だちがいるようです。この子を見ていると、友だちとの付き合いに片寄りがなく、みんなと広く付き合っていることは良いことですから、そうした良い点を伸ばしてやりたいですね」。
 昨年から始めてキッズサッカー。「今年もきっとやると思います。昨年はビッグスワンのキッズ大会に出ました。親の方が興奮しちゃいました」。朝陽が窓いっぱいに差し込むマイホーム。「朝陽はエネルギーです。冬は特にいいですね」。
(2006.06.22)

大口美奈さん 30歳 平家茶屋 津南町大割野
 3年前、念願のマイホームで暮らし始める。木を多く使った室内は、リラックスできる雰囲気。「畳の部屋はありません。この居間の床は、うちの人がこだわりました。私は、このオープンキッチンの料理器具にこだわり、子どもにも安心なようにIH(電気調理器具)にしました」。居間のワンフロアーは、保育園年長の長男が、友だちを連れてきても、充分遊びまわれる木のフロアーだ。特にオープンキッチン、カウンター越しに顔を見ながら料理ができ、家族の団らんの場になっている。
 記録的な大雪で交通規制が行われ、不便を強いられた秋山郷。その生活道路・国道405号が中津川渓谷の深い谷底を通る地点、前倉橋のわきに土産物と食堂を営む「平家茶屋」がある。渓谷美を象徴する切り立った断崖が目前に迫り、その下を清流・清津川が流れる。
愛知出身の母・三重子さんが23年前に店開きした。「私が小学1年の時でした。やはり紅葉時期が、一番お客さんが来ますね」。長男を保育園に送り、お店の手伝いに来て、保育園の迎えの時間に合わせて帰る。「この冬、母は毎日、お店に通ったようです」。週末や夏や秋の行楽時期、囲炉裏で焼く岩魚が人気だ。家は大赤沢にある。
 思い出多い大赤沢。「中学、高校の頃は、通学バスの時間を気にしながらに毎日で、不便さを感じていましたが、自分がこの年になり、あそこは良い所だと、実感として思いますね」。
 井戸付きの宅地を求め、新築して3年目。親子3人と白黒のパンダウサギ1羽。「リードをうけて散歩もします。ラビットフードがあり、犬みたいですね」。休日には、夫の実家・赤沢に行き、アスパラ収穫手伝いながら、子どもと畑などで遊ぶ。
(2006.06.16)

柳原 邦保さん 30歳  ユリ栽培 津南町谷内
 「農業をやりたい」。3年前、山梨から帰ってきた。「何をやるか」。ユリ切り花、アスパラ栽培など、農業後継者対策などで町のアドバイスを受けた。近所の先輩がユリ栽培に取り組み、規模拡大している姿を見た。「ユリをやろう」。両親には相談というより、決意だけを話し、その先輩が取り組む農事法人「友里」に入り、2年間、みっちり研修を受けた。「同じ苦労なら、早いうちに独立した方がいいのでは」と2年後独立。現在、年間約2万4千本のユリ切花を出荷。「白が一番の人気です。カサブランカは出荷のラッピングの時、下向きの花を上向きにして包まなければならず、ひとりで取り組む者にとって、ちょっと大変。同じ白のシベリアやクリスタルブランカを作っています」。孤軍奮闘している。
 来月中旬から10月末まで出荷が続く。「自分で始めたことですから、自分の責任ですべてが決ります。目標は4万本の出荷。自分がしっかりできなくて、人から手伝ってもらうわけにはいきません」。出荷期間中、柳原家に真っ白なユリが飾られない日はない。84歳になる祖母、ノブさん。『よく頑張ってるよ』とおばあちゃん子の邦保さんを応援している。
 なかなか時間が取れないが、時々友だちと柏崎へ海釣りに出かける。「年に2、3回がいいところ。でも、なかなか釣れません」。同世代との飲み会も楽しみだ。津南町ユリ切花組合のブランド「雪美人」。すっかり全国のトップブランドに成長している。「先輩が築いたこの全国ブランドを、さらに伸ばすのが我々の役目です」。兄はすでに結婚し、家を継ぐ。フリーの立場の邦保さん。伴侶の「雪美人」には、まだ出会っていない。
(2006.06.09)

高波悦子さん  30歳  津南町十二ノ木
 昨年12月17日から、津南町の段丘地の新居で暮らしを始めた。「家の周りに少し雪が積もり始めていました。あれから大変な雪になり、えー、どうなるの、と本当に心配でした」。三条市出身、学生時代は新潟市。本格的な雪国暮らしは初めて。「あの電柱の半分くらいまで積もりました。でも、こうして春を迎え、新緑になると、ここは本当に良い所だと思います」。ちょっと手荒かったが、大雪が歓迎してくれた。
 連日の豪雪報道。心配した三条の両親が1月7日、大雪の最中、「スキーウェアとスノーダンプを持って雪かきに来てくれました。この雪にはびっくりしていました」。この雪を喜んだのは2歳7ヶ月の長男。「もう、大はしゃぎでした。私は、シーンと静かに降る雪に不安を抱いていましたが、子どもは大喜びでした」。
 学生時代に知り合った夫・誠さん。大卒後、長岡の専門学校事務職だった悦子さん。誠さんは十日町の日産勤務。その中間の小千谷で4年間暮らす。「きっと、いずれは津南に帰るのかなと思っていました。幸い、この自然豊かな良いと所が見つかり良かったです」。マイホームわきの余地を畑にして、野菜作りに初挑戦する。「お父さんが耕してくれるので、ナスやトマト、キュウリ、オクラの苗を買ってきて、さっそく植えます。今年はこれに挑戦です。収穫が楽しみです」。
 結婚前に2人でよく出かけた映画には、最近、行けなくなっているが、「また、時間ができたら行きたいですね。でも、この野菜作りも本当に楽しみなんです」。わが子のズボンなどミシンで作る。4月開所の子育て支援センターに毎日通う。「友だちができ、子どもたちも楽しみにしています。私も友だちが増えました」。
(2006.06.02)


COPYRIGHT (C)2004 TSUNANSHINBUN-ONLINE. ALL RIGHTS RESERVED
!-->