記録的な今冬の大雪。津南暮らし2年目の迎え、津南の自然が、その自然ぶりで迎えてくれた。「ちょっと不思議な感じですね」。川崎市で育った。「むこうでは、ちょっとでも雪が積もれば、電車はストップ、学校は休校、生活が麻痺してしまいます。でも、こちらでは、いつもと同じ生活を、当たり前のように送っています。ちょっと不思議な感覚を抱きます」。雪国育ちでは、当たり前の感覚、だが、雪を知らない地で育った人には、不思議さを抱く。それだけに、新鮮な思いで冬を過している。
大学時代の先輩、後輩の関係の夫、大(まさる)さんと結婚。その年に、上越市に移り、8年余り暮らした。川崎で暮らしていた頃に始めたマウンテンバイク。今では家族共通の楽しみになっている。大さんは毎年、上越時代に知り合ったバイク仲間と「富士山バイク行」を行っている。マウンテンバイクで山頂まで登る。走れない所はバイクを担いで登る。「私たちは、その間、温泉でくつろいでいます」。
上越時代には1歳にならない長男を大さんが背負い、市街地や丘陵地を走った。「ここ津南はバイクの最適地ですね。段丘地ですから、適度な坂があり、眺めも良く、走って気持ちいいですね」。休日は、息子たちと4人で、バイクを走らせる。「今年は家族で耐久レースに出ようと、話しています」。家族でリレーしながら5、6時間走る。「楽しみです」。
食や衣など、「自給自足の生活が夢です。ここはそれが自然にできる地です。子育てが一段落したら、少しずつ始めてみたいと思っています。ここのお米は、本当においしいですね。お父さんに感謝です」。津南ライフ、「いまの友だち関係、、一生付き合っていける友達に出会っていること、嬉しいことです」