今週末の土曜14日、大学4年の二男が所属する帝京大アメリカンフットボールチームの試合の応援に行く。会場は八王子の帝京大グラウンド。「最初はよく分からなかったが、ルールが分かるようになって、とにかく面白い。捻挫や突き指などのケガも多いが、首だ
けは気をつけろと言っている。ゲーム展開が速く、迫力がある。アメリカでの人気もうなづける」。卒業生の二男。「自分で考えていると思う。津南に帰ると言っ
ているが…」。
独立して15年余り。昨年10月23日の新潟中越地震。被災した住宅の復旧改修など、昨年末から各地に出向いている。今は中里・東田沢の半壊認定の住宅修復。「あの地震の時、千葉にいたんです。電話はダメで、テレビでは中越地域、それも中里、十日町の被害が大きいと出ていたから、翌朝一番で津南へ向かったが、上越新幹線はダメ、長野周りで帰ってきたが飯山線もダメ
で、途中まで迎えに来てもらった。津南は被害が少なく幸いだったが、被災地の住宅修復は大変。今年の大雪もあり、被災した方々は本当に大変だったと思う」。家の改修は住む人の事を第一に考え、改築や修復に取り組んでいる。
家に「天和2年(1682年)」の古文書がある。屋号は「市兵衛」。昨年春、駒澤大卒業後、JA津南町に就職した長男に、『高野のルーツを調べろ』と言っている。大学時代に地理学科を専攻し長男。「上野の地名も面白い。この地域の高野姓は、上野出身の人が多いはず。ぜひ調べてほしい」。マウンテンパーク山頂には、上越・高田から草津に抜ける街道が通り、そこには「鞍掛けの松」という松の木があったという。歴史ある地域だ。
趣味は競馬。「小遣い程度です。あの緑の馬場とサラブレッドは本当にきれいだ」。数年前、大当たりし家族、親戚など8人を旅行招待した。