イメージと創造の世界にいる。「発想はいっぱいあるんですが、実際に作ると、なかなか思うようになりません」。お菓子、パンを製造、販売する松屋に勤め4年目。「ここに入って、あんこが、こんなにも美味しいものだということを知りました。本当に美味しいです」。秘伝の「松屋のあんこ」だ。
高校卒業後、東京で働くが、「1ヶ月でアレルギーが出て、すぐに帰りました。水が合わなかったようです」。その水。町内谷内の自宅わきには、あの全国名水100選の竜ヶ窪の清冽な名水が流れる。「夏は、スイカやビールなどを冷やします。スイカの味が違います」。その名水で育ち、暮らしに欠かせない名水になっている。東京の水が合わないのは、当然のことでもある。津南に帰り、「パンが好きでしたから、このパンの香りに囲まれて仕事が出来るのは、本当に嬉しいです。それに、自分の発想でお菓子などを作らせてくれますから、とてもやりがいがあり、楽しい仕事となっています。職場の皆さんに感謝しています」。
名水竜ヶ窪と共に、温泉施設「竜ヶ窪温泉」が自宅から歩いて5分の所にある。「休館の火曜以外は、ほぼ毎日行っています。温泉が好きですから、出かけた時などよく入ります。実はサウナが好きで、汗をかいてストレス発散をします。気持ちいいですね」。4年前に比べ3`増えた。昨年9月からジョギングを始めている。「でも、雪が降り、今は中断していますが、雪が消えたら、また始めます。気持ち良いですから」。
来月14日、バレンタインデー。「先日、試作品を作りましたが、イメージ通りに出来ましたが、食べて、がっくりでした。なかなかイメージ通りにできません。でも、やりがいあり、充実した日々です」。休日には、友だちとショッピング。「これもストレス発散です」。