…今月15日からクアハウスに隣接のサンビレッジ津南体育館を会場に5回シリーズでゲートボール・ビギナースクールを開く。年齢に関わらず、だれでも気軽に参加できるのが特徴。
「小学生から高齢者まで年齢を問わず楽しめるスポーツだけに、多くの町民から楽しんでもらいたい。どなたでも大歓迎です。底辺をもっともっと広げたいですね」
…十日町市立野中小の校長を務め定年退職。新津市で県内の埋蔵文化財調査などを担当し6年前に再び津南に。その人柄から、すぐにゲートボール連盟の会長を依頼された。
「戸惑いはありましたが、どうしてもと。もう2期4年です。県連の常任理事も任され、いやあ会議の連続で忙しくって」
…3年ほど前から冬期間の練習場も確保。各チームに申込み制で解放している。
「大雪の時でも、みなさん喜んで参加しています。この練習では半日で5千歩は歩くんですよ。1日だと1万歩。頭も使うし、高齢者の健康づくりには最適でしょう」
…現在、津南には25集落に2百人余りがゲートボールを楽しんでいる。全国大会でも3位入賞や県大会では毎年のように上位入賞するチームが出ている。そうした活躍から北信越大会がニュー・グリーンピア津南で開かれるなど、津南地域のゲートボールは注目されている。
「将来は国体の正式種目にという話も出始めています。ゲートボールが盛んな地域は医療費削減にもつながっているとも言われています。外で遊ばなくなった子どもも増えているなか、ゲートボールでよりよい町をつくりたいですね」
…ゲートボールを通した地域づくりの夢。これからも続く。