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2010年07月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
貝沢政史さん 23歳 津南町鹿渡
「大学を卒えたら、すぐに帰ってこようと思っていました。都会にいようなんて気は、全然ありませんでしたね」…高校時代から地域行事に参加。津南雪まつりでの雪像づくりには喜んで参加してきた。埼玉・城西大時代でも地元イベントがあると、できる限り帰って来るほどだった。「地域の人たちが家族のような感じです。おじいちゃんやおばあちゃんらと話をすることも楽しいですね。今、臨時で町教委にお世話になり、移動図書など行っていますが、保育園児からお年寄りまで、言い方は変ですが、みんな大好きです」


 …母校の三箇小は閉校となったが、その校舎を地域のつながりの場にと、地域づくりグループにも率先して参加している。「地域のつながりを絶やしたくない、そう思います。お盆の時期に三箇小でイベントを開こうと昨年に続き今年も15日に大カラオケ大会を計画しています」…津南中時代の同級生は160人余り。うち約60人が地元に残っている。
 

「同級生が多くいるんですよ。時々、バーベキューなどして交流していますが、ボクら若者がどんどん津南を盛り上げていきたいって思っています。それに、仕事さえあれば戻って来たいという仲間もまだまだいっぱいいます。何とか仕事がほしい」
 
 …大学時代に乗っていた250tのスクーター、再び求めたいという。「バイクで地域をビュンビュン走り回り、地域の人たちと関わっていきたいです。大きな事は言えませんが、先ずは足元の三箇地区。旧三箇小に都会からの子どもたちを招き、にぎやかにしていきたい。それが地域の元気にもつながっていくと思うんです。そんな手伝いをしていきたいです」
(2010.07.30)

山田貴子さん 27歳 なじょもん館
 「虫に興味を持つようになりましたね。カエルやトカゲも全然平気。キアゲハの幼虫を飼って羽化させたこともあります。最近はかわいいとさえ思えるようになりました」…実習館なじょもんと関わって丸2年。もっとアピールをと、友の会に呼びかけて開館後では初めてとなる津南まつりの仮装パレードに出場する。
 

「モスラの音楽にのって、天蚕を登場させますよ。それになじょもんで行っている体験実習に合わせたスタイルでチラシも配らせてもらいます。地元からもっと足を運んでほしいです。家族ぐるみで集まれ、って感じです」…その体験実習は年間百種類にものぼる。
 「すでに埼玉や東京などから小中学生の団体がどんどん入って来ています。体験学習のほかに『縄文の夜神楽』や『町まるごと博物館』など夏休みの企画展も24日から始まりますよ」
 

…今年から油絵にも挑戦している。「小さい頃から絵は好きだったけど、町の絵画教室に参加し、ようやく本格的に描き始めたといったところです。何より、近くに指導してくれる人がいっぱいいて、本当にありがたいです。何年、何十年後になるか分かりませんが、いつか個展を開いてみたいです」
 

…行ってみたい所、それは全国の、こうした体験実習施設だという。「なじょもんにいるだけで、すごく勉強になるんです。友の会の皆さんの知識はすごいですね。驚くことばかりです。全国の、いろいろな体験実習施設に行って、どんな風に実施しているのか肌で感じて来たいです。きっとびっくりすることが多いはずです」
 …子どもたちは夏休み。
 「まつりも体験学習も思いっきり楽しんじゃおう」
(2010.07.23)

村山哲子さん 50歳 きものリサイクル・雪月花
 「『今日は何かあるの』と聞かれるなど、きものを着るということが、特別な日になってしまいました。普段の暮らしの中にきものがある、そんな地域になってほしいですね」…一歩店に入ると反物やリサイクルのきもの、端切れ、雑貨など「和」の雰囲気でいっぱい。きものの委託販売を中心にした店・雪月花を田沢本村に開いて丸2年。十日町市での旧店時代を含めると9年目になる。
 

 「『しつけ』や『襟を正す』などの言葉は、きものと関係しているんですよね。そんな日本文化の和が、今ではよそ行きの感じになってしまっています。きものは何十年も前のも着られるし、サイズもそれほど気にすることない。いざという時、洋服のように、あれにしようか、これじゃちょっとへんなどと選ぶのに苦労することもないと思うんです」

…東京でのOL時代、自分できものを着れるようにと、きもの学院に通った。「あの頃は本当にきものが高嶺の花で、リサイクルショップもなく、ほしかったけど手が出なかったのが本当のところです。でもこうして自分で委託販売を行ってみて、だれもが手にしていただけるようになったと思います。パッチワーク用の端切れもありますので、ぜひ和の世界を楽しんでほしいと思います」
 

…かといって、きものに執着しているわけでもない。「今日はGパンにしようか、スカートにしようかとか、そんな中のひとつにきものがあるんです。丸洗いできるものもあり、決して特別にはしていません」 …きものを着てくつろげる場をとカフェコーナーを設け、ワンコイン着付け教室も開いている。
 「日常の場にきものがある、そんなお手伝いをしていきたいですね」
(2010.07.16)

岡村みどり さん 37歳 明るい選挙推進委員
 …今月11日は参院選の投票日。7日夕方、正面地区のショッピングセンター駐車場で投票を呼びかけた。「『国政と暮らしをつなぐ大切な1票です。棄権することなく投票しましょう』と呼びかけました。みなさん、分かっていることとは思いますが、選挙があるということをしっかりアピールしなくちゃね」
 

…投票を呼びかけているのは津南町明るい選挙推進協議会(樋口明会長、10人)。女性4人のうちのひとり。もう4年目だ。
 「今年の津南町成人式では、会場に投票箱を用意し新成人から模擬投票を体験してもらったんです。こんな感じだよって。チラシなども配りながら、投票という行為が大人の仲間入りという自覚につながってもらえたらと」 …同協議会で、よく話が出るのが高齢者対策。「お年寄りの方は選挙に対する関心は高いです。でも投票所までの『足』がないなど、課題は多いです。特に投票所が少なくなって、その分、範囲が広くなりましたからね。期日前移動投票所として地域を回ろうか、などの話も出ましたが、いろいろ規制があって実現しません。隣近所、声をかけあって、お年寄りに愛の手をお願いしたいです」
 

 …4月の町議補選、6月の町長選、そして今月の参院選と、今年は同協議会の出番も多くなっている。「それほど仕事があるというわけではないですが、結構、忙しいです。津南まつり後に選挙がある時などは、桃太郎旗を持ってパレードに参加したり、投票をアピールするうちわを配ったりもしているんですよ」
 …子どもは高校生と中学生の男3人。「紅一点で自然に強くなっちゃうのでしょうか。元気が取り柄です」
(2010.07.09)

根津美香さん 十日町地域消防本部 24歳
「厳しいですが、出場するからには優勝し、全国大会をめざしたいです」…新潟市で7日開かれる第27回新潟県消防救助技術大会の「はしご登はん」に出場する。県内初の女性消防士、同大会出場は、もちろん女性では初めて。「昨年の署内予選会を見て、同期の仲間が出場しているのに私は何でやっていないんだろうと疑問が浮かび、私も出たいと思ったんです。やるなら個人種目の『はしご登はん』だなと。それから練習を始めました。1年、頑張って来ました」

…高校まで陸上やクロカンスキーに取り組み、体力には自信がある。「これまで全国大会に出場した選手のタイムは13秒台と、私のベスト16秒より3秒も早く、優勝は簡単ではありません。署内予選では、もうひとりの職員がいたのですが、ケガで欠場したのを受けて県大会出場権を手にしたんです。代表となった以上、ベストを出して貢献したいです」 …看護師を志していた。高校3年の10月、中越地震が発生。連日、新聞やテレビで被災現場が報道され、被災者を救助する姿が流された。「その時、決めたんです、人を助ける仕事がしたい、消防士になろうと。すぐに栃木にある救急救命士養成の専門学校を選び、それからは、ただまっしぐらです」
 

…大会は、本番を想定しながらも、あくまでも大会。「地域住民の生命と向き合っているのが仕事。そこに男も女もありません。同じ仕事をしていくのですから、こうした大会でも条件は一緒。やるのみです」…高さ15bまでのハシゴを一気に駆け上る。段数は約40段。手の間隔は自由だが、足は必ず一段ずつ。「プレッシャーはあります。が、それを励みにします」
(2010.07.02)


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