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2010年04月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
樋口聖子さん 20歳 津南町城原
…成人式を迎えた。平成元年生まれ。「この間の町議補選がありましたよね、初めて投票しました。ああ、大人になったんだな、なんて思いましたね」…高卒後、地元に就職。都会に出ようという気は全く起きなかったという。「東京など都会はハナから住むとこじゃないって思っていたんです。ですから私の自慢のひとつは『津南から外で暮らしたことはないぞ』って」
 

…これまでの真夏の成人式から春に移って初めての式となる。「私はどちらでもいいと思っていました。振り袖を着たい人にとっては春はいいでしょうね。希望者も多かったようです。私は残念ながらきものが似合ないのでドレスで出ることにしています」…中学ではバレー、高校ではバレーと途中からやり投げも。今も時々地域のバレーなどに参加してリフレッシュしている。「陸上部の顧問の先生から『お前はバレーで肩が強そうだから、やり投げをやってみないか』と言われ取り組んでみまたのですが、たったひとりだけでした。成績は、地区大会で入賞した程度です」
 

…ちょっとした夢。「旅をしながら日本一周したいです。行ったことないところがあまりにも多いので。海を見るとテンションが上がる性格なので、南の島にちょっと住んでみたいって気もありますね」…学校を卒え、地元に戻ってくる同級生も増えているという。
「結構、仲間で集まる機会も多いです。飲み会などもやっていますよ。一度きりの人生、大きな出来事はなくてもいいので、やっぱり楽しく過ごしていきたいって気持ちはありますね」
(2010.04.30)

太田すみいさん ケアハウスはぁとりぃ
「すごい肩凝りだったんです。それが5年ほど前、リンパ整体にかかってからものすごくよくなって、あっ、こんなにいいのなら私自身でやらなくては、と思ったんです」…指圧やリンパ整体を実践の場で学び、今年2月に独立し、町内大割野に開店。第2の人生でもあった。「正直、人口が多い所でないとやっていけないだろうなと思っていたんです。でも、友だちの紹介などもあり、それじゃ津南でと。経営は厳しいでしょうが、町がめざす寝たきりゼロ運動へのお手伝いができれば、と思っています」
 

…趣味は社交ダンス。六日町で個人レッスンを受けている。「音楽に合わせて体を動かすことが昔から好きだったこともあって、健康づくりを兼ねて3年前から始めました。仕事の関係でなかなか時間に余裕を持てませんが、続けていきたいですね。日常と違った世界がいいのでしょうね。ダンスパーティーなどに参加すると本当に楽しいですよ」…仕事柄、指や腕が疲れる。パンパンになることも。
 「私自身も定期的に整体にかかってケアしています。それに登山で英気を養ったり、クアハウスに行って泳いだり、健康づくりには気をつかっているつもりです。体が資本ですから」
 

…自分で手に職を持ち、健康づくりにも取り組む新たな人生。「この職業、もっともっと早く知りたかった。お客さんから喜んでもらえる、仕事に誇りが持てるということはこういうことなんだなと思っています。でもそのためにも評判を悪くしては行けませんから責任は大きいです」
 …自分に言い聞かせる。「私の気持ちを伝えていく、そんなふうに生きたい」
(2010.04.23)

高橋春枝さん 65歳 佐平冶の会事務局
 「よそから来れば分かることですが、本当に津南はいい所だと思っています。毎日、自然公園の中で仕事をさせてもらっている感じですね。水もコメも、そして空気もおいしくて」

…出身は青森市。結婚し昭和42年に津南に。高校時代は放送部。発声練習として、同市内の保育園を回って紙芝居のボランティアなども行って来た。「もう随分、前の話なので、声の出し方も読み方もすっかり違っていますが、そんな関係で、秋山郷を救った佐藤佐平治翁の第2作紙芝居の語りを頼まれたんです」
 

…淡々とした語り口。「ぶっつけ本番で恥ずかしいくらいですが、少しでも協力できることがあればと担当しました」
…佐平治の会には、立ち上げ時からのメンバー。「120年余にも渡って秋山郷はじめ津南の人たちを助け続けた佐平治、人物像を知れば知るほどその遺徳のすごさに驚きます。私たちの活動はまだ小さいですが、映画の実現に向け、輪をどんどん広げていきたいですね」
 

…佐平治をたどって、津南に観光客が来ることも夢のひとつ。「目立たないながらも、困った時に助け合う精神というのが越後人にある気がします。それを象徴するような佐平治翁の生き方を、私たちが世界に伝えていかなければならないと思うのです。世界中から佐平治の精神を求めて津南に人が来る、そんな風になってほしいですね」…趣味は短歌。小学校時代、学校で盛り上がっていた百人一首、高校時代には有名歌人の弟子が恩師。
 「津南短歌会の仲間として同人誌・砂丘の事務局も担当しています。こうした活動で忙しいです」
(2010.04.16)

桑原和幸さん 36歳 津南インディアカクラブ
…それスパイクだ。拾え。大きな声が体育館に響く。まるでバレーボールと同じような動き。しかし、ボールではなく、インディアカと呼ばれるシャトルがボール代わりだ。「これが面白いんですよ。1チーム4人で、ルールはバレーと一緒。シャトルはバドミントンの感じなんです。体験してみれば、だれもがのめり込むはずです」
 …ドイツ生まれのニュースポーツ・インディアカ。世界選手権やワールドカップなどもある。「4年ほど前に津南でスポーツフェスティバルが開かれ、その時の競技のひとつがインディアカだったんです。大会前には講習会も開かれ、それじゃ中津でチームを作って出ようとなったんです」


…津南クラブのメンバーは20代から50代まで15人ほどいるが、実動部隊は8人ほど。選手4人のうち、女性3人と男性1人、男女それぞれ2人ずつなど、大会によって構成もさまざま。ただ、女性の参加が中心。「これまで大会に参加するにしても、選手不足で急きょメンバーの子どもを頼んだりしたこともありました。クラブも5年目に入り、これからどんどんアピールしていきたいと思っています。生涯スポーツとしていいと思いますからね」
 

…クラブの練習は毎週火曜日午後8時から町総合センターで。「初心者大歓迎。運動できる格好で、練習日に遊びに来て下さい」
…県内では中越地区が盛ん。1昨年のデータでは、県内38チーム、うち中越地区は24チームが数えられている。「南魚地域ではリーグ戦も行われていて、そこにも参加してきます。楽しみながらも、少しは勝てるチームになりたいですね」
(2010.04.08)

小野塚はるみさん 46歳 交通安全女性部
…青い制服に制帽、そしてスカート。青一色の姿で交通安全を呼びかける。事故防止の『青い鳥』とも。「交通事故は、起こした人も事故に遭った人も、双方が大変です。月並みですが、普段から気をつけてほしい、それだけですね」…昨年から十日町地区交通安全協会の津南支部女性部員。交通安全のアピール活動に取り組んでいる。明るく元気で気さく、そして責任感が強いといった印象から学校関係などの役員を頼まれる。同女性部もそうした人柄から。「頼まれて仕方なしにというのが本音ですが、交通事故についてはだれもが気をつけなくてはならないこと。私も出勤時間に遅れそうになると慌てたりしているので、自戒を込めてという感じです」
 

 …春の全国交通安全運動は今月6日から15日まで展開される「小学校への新入学児童など、かわいいですね。きちんとした歩道がない道路も多いので、見かけたら運転者はスピードを落とすくらいの配慮をお願いしたいです。みんなで子どもたちを守っていくという気持ちが大切ですよね」…学校統合などで、感じていることがある。「子どもたちのバス通学が増え、これまで安協役員の方々などが安全を呼びかける旗などをもって集落の交差点に立ったりしていましたが、そうしたことが段々なくなっていくようです。でも、交差点に立つだけでも注意を喚起することにつながるので、集落の大小に関わらず、ぜひそうした活動は続けていってほしいと思います」
 …高校生らのバイク通学も始まる。
 「我が家でも口うるさい母親と言われそう。でも交通安全が一番ですからね」
(2010.04.02)


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