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2009年07月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
瀧澤美樹さん 36歳 芸術祭津南事務所
「インテリアコーディネーターの仕事をしていた関係もあって、大地の芸術祭は1回目から楽しんでいます。今回も大いに楽しみたいと思っています。津南センターでパンフなど置いてありますので、気軽に寄って下さい」…今春、就職先の埼玉からUターン。津南での新たな生き方を思案している。「高校時代から、故郷でもある津南で暮らしたいと思っていたんです。家の後ろの畑から野菜を取ってくることができる、こういった感じが好きなんです」
 

 …津南トリエンナーレセンターにも、毎日のように県内外から鑑賞者が訪れている。「世界で最も大きいと言われる大地の芸術祭。そうしたグローバルな祭典が生まれた地域で展開されること、誇らしく思います」…十日町市と津南町の広大な大地に配置されたアート作品、それに空家や廃校を活用したプロジェクト。「地元の作品はすでに観ました。美雪町の瀧澤潔さんの作品『津南のためのインスタレーション―つながり―』もよかったし、滝沢達史さんの『山文字プロジェクト』もユニークですよね。白布は当センターに置いてありますので、みなさん参加して下さい。自然の中に共存するようなアートがまたいいですね」


  …ちょくちょく帰ってはいたが、久しぶりに腰を据えた津南。
 「農業を継いで頑張っている青年が多くいると、改めて感じています。ちょっと思ったことは、街中に若いお母さんたちなどが、ひとりになれる場、リラックスできる場というのがあったらいいかな、なんて。アートを楽しみながら、これからの暮らし方をじっくり考えてみたいですね」。
(2009.07.31)

樋口正志さん 25歳 津南町豊郷
…専業農家を継ぐ事を決めた今年4月から、友だちの呼びかけに応え、走り始めている。津南まつりでは心友懸走会のメンバーのひとりとして町内を巡る。「これまで自分からまつりに参加するということがなかった。今年は仲間と共に走りますよ。応援をお願いしたいし、一緒にまつりを楽しみましょう」
 

…小学校の時からアルペンスキーに取り組んできた。陸上長距離とは縁がなかったが、運動好きが今につながっている。「駅伝など長距離系は、ちょっと辛くて大変だというイメージがあって、気が重たい面もあったけど、6月に初めて上越市高田で開かれた駅伝に出場し、とても面白かった。まだ、いかに楽に走るか、なんて考えているけど」
 

…心友懸走会はまつり当日、2班に分かれて町内を巡る。担当は自宅を含む地域でもある津南原、秋山方面の班に。「自分がまつりのPR役の一員になるということが、これまでなら考えられなかったことなので、ちょっと不思議な感じ。そういうことができるということに、うれしさもありますね」 …魚沼コシとナメコ生産を中心にした専業農家。「農業はまだ見習生。細かいことになるとまだまだ分からないことがいっぱいですが、親の姿を見ながら学んでいかなくちゃと思っています」
 

…3人家族だが、今月20日にプードルの子犬1匹が仲間入り。
 「母が飼いたかったようです。家に幼児のようにかわいがる子がいないせいでしょうかね。子犬、確かにかわいいもんです。そんな家族、そして走る仲間とともにしっかり歩んでいきたいですね」
(2009.07.24)

宮内正樹さん 32歳 森宮観光津南営業所
「3年ほど前、街頭にカブトムシがいっぱい集まっていて、飼い始めたら増えちゃったんです」 …夏。子どもたちにとって待ち遠しい夏休みももうすぐ。夏と来ればセミ、そしてカブトムシなどが『人気もの』。津南観光物産館でそのカブトムシを店頭に並べてもらっている。津南の顔にも。
 「もう3年ほど前になります。飼育ケースで育てていたら、卵を産んでどんどん増えて、今は衣装ケース15箱ほどになっています。自然な環境ではないので小柄ですが、1シーズンに300匹ほどが成虫になるんですよ」
 

 …営業所の1階は仕事場、2階はカブトムシの飼育場といった案配だ。「まあカブトムシは趣味みたいなもの。カブトムシを眺めながら企画を練る時もありますが」 …旅行の企画やバスツアーの添乗員などが主な仕事。「富山での大学時代、県版テレビ局でバイトをしていたことがあるんです。報道カメラマンのアシスタントとして各地を飛び回り、そんな関係から観光に興味が出てきた感じですね」


 …個人的な旅行でも、旅先ではいつも仕事の顔が。「景色のいい場所を見つけると、ツアーの中に入れちゃおうとか、いつもそんな風に考えるようになっていますね。出かける事自体が下見のような感じです。要望に添ったツアーも企画しますので、気軽に相談を」
…出身は十日町市下条。健康、体力づくりはバレーボール。
 「廃部になる前の1年間だけ高校でバレーをしていましたが、友だちに誘われ津南と十日町で再び始めました。添乗員が『くたびれてだめ』などとお客さんに迷惑をかけちゃだめですからね」
(2009.07.17)

滝沢望さん 48歳 スイミングスクール指導員
…プールが友だちになっている。幼児から高齢者まで、1日に5時間余りの水泳指導。魚になったような毎日だ。
 「自分が泳ぐのではないので、もうプールに浸かっているような感じですね」…十日町体力つくりスイミングスクールの指導員。もう14年余りのベテラン。中学時代の水泳部が指導員の根底になっている。


 …「小学4年の頃でしょうか、子どもたちを集めて水泳を教える先生がいたんです。そんな関係で中学でも水泳部を選び得意だった背泳ぎを続けました。その時の中学の先輩がこのスクールの指導員を努めていたんです。最初は生徒として入ったんですけど『ここで指導しないか』と。縁て不思議ですね」…指導員になった直後、全国マスターズ水泳大会に3年連続出場。背泳ぎで2年連続、5位入賞した経験を持つ。
 

「もう10年以上も前の事ですが、やはり嬉しい思い出です。そんな経験を少しでも今に生かせられればいいですね。また特に子どもの指導では、何が起きるか分からないプールなので、やってはいけないことについては厳しく言っています。周りから『怒らずに』と言われていますが」…仕事ついでに、4人の子どももスクールに通わせた。長男・啓太さんは水泳選手として中越高から法政大に進み、3年となった今、インカレ出場をめざす。3男・進さんはやはり水泳で日本文理高へ。現在3年、インターハイ出場にかける。
「一番感じている事は、体づくりの面からも、水泳は早ければ早いほどいいということです」
(2009.07.10)

桑原光希さん 23歳 十日町地域消防署
「昨年、ロープ応用登はんで全国準優勝したように、また十日町消防本部の名を全国に響かせたいですね」 …背に大きな声援を受け、一本のロープに飛びついて救助者を助ける。焦らず、同時に急げと心の中で言い聞かせる。訓練ではなく、本番の気持ちでだ。
「自分で挑戦してみたいという気持ちもあったし、先輩に誘われたこともあって決心しました。前回も同じ種目で県大会に出場したけどダメでした。今回は3位内に出場権がある北信越出場をめざしたいです」
 

 …消防署員の精鋭が腕を競う救助技術大会。今年5月に十日町消防本部内で予選会を開き、「ロープブリッジ救出」種目で、今月8日に新潟市で開かれる県大会出場権を獲得したメンバー。出場選手の中では最も若いひとりだ。「大会は7種目あり、十日町消防本部から全種目に出場します。全チームが好成績を挙げられたらいいですね。県内の消防チームはレベルが高いので、気を抜けないです」

 …子どもの時から体が弱く、喘息に泣かされた。強い体にと津南中、十日町総合高と柔道部に。ただ絵画やデザインなどに興味があり、高校時代は美術関係の道に進みたいと思っていた。「高校3年の時、救急蘇生を選択して授業を受けたら消防署を退職した先生で、消防署員の話を聞くうちにその道をめざしたいとなったんです」…昨年は地元津南の南分署、今年度から川西・西分署に勤務している。「今春は山林火災など火事が多発しました。救助大会は頑張りますが、私たちの出番がない社会が一番いいわけです。ですから特に、注意さえすれば回避できる住宅火災には注意してほしいですね」
(2009.07.03)


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