「3年ほど前、街頭にカブトムシがいっぱい集まっていて、飼い始めたら増えちゃったんです」 …夏。子どもたちにとって待ち遠しい夏休みももうすぐ。夏と来ればセミ、そしてカブトムシなどが『人気もの』。津南観光物産館でそのカブトムシを店頭に並べてもらっている。津南の顔にも。
「もう3年ほど前になります。飼育ケースで育てていたら、卵を産んでどんどん増えて、今は衣装ケース15箱ほどになっています。自然な環境ではないので小柄ですが、1シーズンに300匹ほどが成虫になるんですよ」
…営業所の1階は仕事場、2階はカブトムシの飼育場といった案配だ。「まあカブトムシは趣味みたいなもの。カブトムシを眺めながら企画を練る時もありますが」 …旅行の企画やバスツアーの添乗員などが主な仕事。「富山での大学時代、県版テレビ局でバイトをしていたことがあるんです。報道カメラマンのアシスタントとして各地を飛び回り、そんな関係から観光に興味が出てきた感じですね」
…個人的な旅行でも、旅先ではいつも仕事の顔が。「景色のいい場所を見つけると、ツアーの中に入れちゃおうとか、いつもそんな風に考えるようになっていますね。出かける事自体が下見のような感じです。要望に添ったツアーも企画しますので、気軽に相談を」
…出身は十日町市下条。健康、体力づくりはバレーボール。
「廃部になる前の1年間だけ高校でバレーをしていましたが、友だちに誘われ津南と十日町で再び始めました。添乗員が『くたびれてだめ』などとお客さんに迷惑をかけちゃだめですからね」