「自由な雰囲気で楽しく音楽活動をしていく、それが一番。全国各地で年間60から百回くらいライブ演奏しているよ」
…ラテンロッカーズ「コパ・サルーヴォ」のパーカッション担当でリーダー。メンバーは現在7人。昨年の津南雪まつりでも演奏を披露した。
「バンドの出発は、9年前に東京の服飾専門学校時代の仲間とボサノバをやりはじめたのが始まり。ラテンロックになったのは、成り行きだな」
…キューバで有名な伝統のエグレム・スタジオでレコーディングをしたこともある。
「キューバは人柄がよかった。基本は『おごってくれ』だけど、『金がない』と言うと『じゃあ俺がおごってやる』だった。いい演奏もできたし、経費はレコーディング会社が出してくれたし、最高だった」
…メインは音楽だが、生活のため、普段は川崎の飲食店で働いている。妻と3人の子どもは津南。いわゆる単身赴任だ。
「自由な活動をと、音楽専門で生活していく気はない。ただ今年、バンドも仕事も安定させ、2、3年後には津南から演奏活動に出られるようにしたい」
…子どもは4歳、2歳と誕生間もない女の子だけ3人。かわいい盛りだ。
「妻子を残しての仕事とバンド活動で、いつまでもこのままというわけにはいかない。津南で農作業もやっていきたいしね」
…4年前の苗場フジロック、昨年の韓国釜山ロックフェス、などビッグフェスティバルへの参加も増えている。
「今年は管楽器を増やし、15、16人編成くらいにしたいと思っている。それに来年は6枚目のCDも予定している。応援よろしく」