「中学や高校時代にちょっとは手伝ったことがあるけど、まったくの初心者。一からの出発です」
　…オリエンタル系のユリ切花６万本と約４�fの魚沼コシをつくる専業農家。今春から両親と一緒に汗を流す。
　「いやあ失敗だらけでしょっちゅう怒られていますよ。正直、自分の未熟さを感じますね。でも家族で楽しくやってます」
　…東農大では食料環境経済を専攻。
　「大学を卒業したらどうしようかと悩んだんだけど、『これは』ということもなかったのでそれじゃ家の農業をやろうと。親から『外でちょっと修行してこい』と言われたけどね」
　

　…父親が組合長を務めていた平成10年、津南ユリ切花組合は生産組織の部で日本農業大賞を受賞した。
　「中学１年頃のことですね。何となくユリ関係で賞をもらったという程度の記憶はあるけど、そんな大きな賞だとは思っていなかったですね。自分にとっても励みになります」
　…春先から11月にかけて生産するユリ切花は、夏場以外、灯油ボイラーで温度を上げる。燃料費の高騰が響いている。
　「駆け出しの僕から見ても燃料代の高騰は大変なことことだと感じています。その分、価格に反映するわけではありませんので、本当に政治の力で何とかしてほしいと思いますね」　


　…専業農家とはいえ、雪国にとっては冬がネック。 　
「冬の１月から３月までの３ヵ月間は家の仕事がなくなるので、出稼ぎとかを考えなくちゃと思っています」
　…始まったばかりの農業の道。
　「これから、通年の農業など、自分なりに考えていきたいですね」

（2008.09.26）

「規律や統制、厳しさといったことが好きですね。自衛官を選んだのも、そんなところに惹かれたからだと思っています。交通安全の女性部も、そうした面があると思います」
　…出身は旧塩沢町石打。２年ほど前に津南に。グリーンピアで　働ていた関係で、職場仲間から女性部入りを誘われた。
　「まだ入りたてでよくわかりませんが、広報車に乗って交通安全を呼びかけたり、保育園や高齢者施設で交通安全の紙芝居を見せたりしています。注意しても、子どもは急に飛び出したりします。興味あるものがあると動き出すんですね。大人の常識ではわからない面があるのだと注意することが大切でしょう」


　　…県立六日町高卒後、群馬県の相馬原自衛隊に入隊。射撃など男性隊員と同じ訓練を積んだ。
　「２任期勤め、その後も予備自衛官としてもう６年になります。年に数日、技能訓練などに行きますが、今は高田自衛隊の所属です。弟も妹も自衛官なんですよ」
　…遺伝とはいうもの、身長１７１�aと長身。身長とは関係ないが、今は山岸農場で子豚の世話を。
　「エサやりから病気予防など何でもやっています。日本農業賞を受賞した妻有ポークですからね、すごい仕事に就いているんだと思い、頑張っています。妻有ポーク、よろしくです」


　　…高齢者の運転にひと言。
　「農業で軽トラを運転している高齢者が多いですが、ウインカーも上出さずに急に曲がったり、前触れもなく止まったりする人が多いですね。自分の意思はしっかり表示してほしいですね」
　…21日からは秋の全国交通安全運動だ。

（2008.09.19）

「せっかくだから、自分が使っているライブカメラでインターネットに流そうかなと思ったんです」
　　…今月14日に、なじょもんで開かれる「月あかりコサー　　
　　ト」。友人と２人で出演、アコースティックサウンドを響かせ　る。
「昨年から、インターネットのライブカメラを使っていて、自分の練習風景を流していたんです。今度のコンサートでは、それを活用して生放送しようかと思っています」
　　…パソコン歴はもう10年以上。「第１回妻有ホームページ大　賞」では法人の部で大賞を受賞した経験もある。
　

　「すぐにのめりこんでしまうタイプかな。フォークギターも、14歳頃から始め、一時は夢中でした。昨年３月にファンでもある押尾コータローのライブを聞き、すっごく感動。よし、もう一度ギターをやるぞと。母校でもある津南高の最後の文化祭で演奏しようと思っていたんですが、空きがなくできませんでした。そしたら今度、月あかりコンサートに出てみないかと友だちから誘いを受けたんです」
　…押尾コータローの中でも最も好きな曲は「セピア色の写真」。哀愁漂う曲だ。
　「今は静かな感じの、バラード系がいいですね。今回は『１９８２シゲル＆カズヒロ』のユニット名で出演するんですが。歌はもっぱらカズヒロで、僕はギターだけ。１曲、コータローのコピーもやろうかなと思っています」
　…アプリコットを開店して17年余り。仕事を終えた後はギターを手にする日。
　「まだＰТＡバンドの域を出ませんが楽しいですね。月夜のコンサート、インターネットでも楽しんで下さいね」
http://www.stickam.jp/profile/cigepon

（2008.09.12）

「最初に津南に来たのが真冬。赤沢に上がる坂の雪壁を見て、開いた口がふさがらなかったことを、今更ながら思い出しますね」
　　…長野県佐久市（当時・望月町）出身。同じ建設会社の職員同　　士での、いわゆる職場結婚だった。
「今でこそ雪に驚くことはないですが、雪が積もる頃になると、早い時は朝４時におきて玄関先の雪かきをするんです。周りから見ると、雪を目の敵にしてどけているように感じるはずです」
　　…旧望月町には、博物館法の登録による日本初の書道専門美術　　館として、昭和50年６月に開館した天来記念館がある。また開　　湯３百年余の春日はじめ望月、布施のタイプの違う温泉がる。
　

「有名なところもあるんでしょうが、正直、関心は薄かったです。地域的には津南と同じようなところですよ。でも、津南の人たちは農作業に熱心で、すごく感心しています」
　　…高校２年になった長女が小学１年の時から、竜神の館で働い　　ている。
「３年ほどはパートだったのですが、近くに働く場あって本当にありがたいですね。２年前に調理師の資格を取って、今は調理係を務めています。まさかこの歳になって勉強するとは思っていなかったので苦労しました。しかも仲間が見ていましたからね。受かってほっとしました」
　　…子どもは他に中学２年の次女と小学６年の長男の３人。
「津南中等校以外だと、高校は必ず町外になりますよね。ですから、もっと交通の便を考えてほしいです。しかもずっと続くわけですから。それと、津南の温泉で英気を養って、町の中がもっともっと元気に、活気のある町になってほしいです」

（2008.09.05）