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2008年07月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
柳幸枝さん 女子サッカー「ジャック」  7月25日号
「何といってもチームがシュートを決めた瞬間が最高ですね。個人ではなく、みんなの力を合わせた得点という感じです。その気分を味わいたくて続けているのかも知れません」
 ひとつのボールを 追って走る。時には激しく相手とボールを奪いあい、時にはフェイントで相手をかわす。男子サッカーと何の変わりもない。体力も俊敏さも必要だ。
 「友だちに誘われて始めたんです。中学は機械体操、高校ではバスケットをしていて、スポーツは好きだったので、すぐにのめり込んじゃいました。最初はすぐに手が出てちょっと戸惑ったけど、今はもう慣れました。楽しさと同時に、難しいだけに、やりがいもあります」。 ジャックが誕生して17年余り。一昨年は県リーグで上位進出。しかし今シーズンは人数不足に陥り、最低5人でできるフットサルに照準を絞っている。ただ人数さえ揃えば、再び11人の大会にも 出場するつもりだ。
 

 「今はフットサルも盛んになって、人数が少なくても試合ができるのでうれしい。サッカーはまるで男子のスポーツのようにいわれているけど、女子日本代表は世界でもトップレベルにあり、北京五輪にも出場します。新潟にもアルビレックスレディースがあり、上に行く道は開かれています。ぜひ、津南、十日町地域から女子のスター選手が登場してほしいですね」。メンバーは現在9人。常時、メンバーを募集中だ。「小学生チームには女子も結構いるので、中学生になったらぜひ入ってきてほしいな。十日町市総体と西小で週2回練習しています。体力づくりにも最高。一緒にやりましょう」
(2008.07.25)

清水太志さん 31歳  津南町田中
「何かやる前からダメだという声があるけど、自分ができることをやっていきたい」 スノーボードのクロス競技で県ナンバー1の実績を持つ。競技は自分自身との闘いでもあるわけだが、一方で、津南に活気をと、積極的に地域づくりに取り組む顔も持っている「地域に活気がない、とよく聞く。その通りなんだけど、自分で何かやってるの、と問いたい。何か事を起こせば、何らかの風が起こるはず」
 

 一昨年春、マウンテンパ ークで「池越えまつり」を開いた。残雪のゲレンデに人工池 を設け、ボードで乗り越えようという競技。仮装ありで人気を博した。それをほぼ自力で開いた。「ボード仲間らの協力があったからできた。だれもが、自分の好きなことがあるはず。それを生かせばイベントを開けるのでは」。雪国津南を楽しみ隊の隊長。隊員は自分のみ。今年もひまわり畑に出店する。3年目になる。開店は今月20日だ。
 

 「食べものの店がほしいということで、出店したんだ。たこ焼き、焼きソバ、カキ氷がメイン。今年は台湾生まれのカキ氷『雪花氷』を出すから、ぜひ食べに来てほしいな。ただ、町として、何をターゲットにひまわり畑を生かそうとしているのか、もっと明確にすべきと思う。そうすれば、やり方や運営方法などしっかりした線を出せるのでは」。毎冬、スイスなどでボードのトレーニングに励む。「クロスで日本チャンピオンを狙います」プロで培った技術、人脈もある。「ボード指導やボードを通した交流。いろんな交流も津南で開いていきたい」
(2008.07.18)

江村康子さん 39歳 スノーランド
 カチャカチャ、カチャとキーボードを打つ音。ずらっと並んだ事務室の机には パソコンが並ぶ。「最初はオフィスコンピューターから。独自の言語を学ばねばならず、難しかったですね。コンピューターの世界はすごい技術の早さで、追いついていくため日々勉強です」。今でこそパソコンは家庭でも一般的になってきているが、それもここ10年余り のこと。
 

 「実は畑違いだったんです。県立短大では英文科を専攻していたんですが、社交的でなかったせいもあり、集中できる仕事をと、新潟市にあるソフト開発会社に勤めたのが始まりです」。創業21年目のソフ ト開発・販売会社のスノーランド。県内はじめ関東圏からの受注で年商1億8千万円。設立当時、「田舎で都会企業の仕事ができる」と噂にのぼった。「本当に、田舎にいながら都会の仕事ができる、という感じでした。Uターンしてこの会社に勤めたのが平成3年。今では時代遅れとなったコンピューターや古いОSのことも少しは分かるので、経験が役に立てばと思います」
 

 パソコンに向かう仕事 とはいえ、大切なことは 依頼主との打ち合わせ。「作る作業はプロですが、業務に関しては素人のわけで、思い込みで作ると、実際に使う人から変更の要望が来たりすることもあります。内容をよく聞くことの大切さを感じています」。保育園年長、小5、中学1年と子どもは3人。「保育園の子に、寝る前に絵本を読んで聞かせていますが、絵本が面白いです。それに、学校が終ってから安全に過ごせる子どもたちの場がもっとほしいですね」
(2008.07.12)

大口瞳さん 30歳 津南町米原
「ようやくユリ切花を扱う同世代の農協女性部の人たちと交流が深まってきました。仕事はまだまだ分かりませんが、家族で力を合わせて取り組んでいきたいです」。出荷作業が始まったユリ切花の作業場。プーンと独特の甘い香りが漂う。「津南高原・雪美人」のブランドでもあるカサ ブランカだ。
 

 「昨年、我が家でつくったピンクや紅色のカサブランカが、朝のテレビ番組のバックに映し出されたんですよ。残念ながら、我が家ではだれも見てなく、人から聞いて『え、そうだったんですか』と。うれしかったですね」。年間6万本のユリ切花を出荷する専業農家。他に水稲1・8fなど。旧中里村田代から嫁いで7年目になる。「結婚前はグリーンピアに勤めていたので、場所的には代わり映えしませんね。実家も近いので、子どもを連れてよく行きます。やっぱり子どもがいると違いますね。待っていましたとばかりに喜んでくれます」


 今春から、生産者の名前を義父から夫・義広さんの名に。新たな鉄骨ハウス増設などの計画もある。「先月、沖ノ原に大型バスで東京の花屋などが栽培現場を見に来て、女性部でおにぎりなど出しました。そんな関係から、同じお母さん同士での知り合いも増えてきました。これはうれしいですね」。夢は家族旅行。「なかなか計画的に休みを取ることができないのですが、何とか家族旅行を実現したいです」品質日本一を 誇る「雪美人」の出荷は11月半ばまで続く。
 「このユリを待っている人たちがいるはず。家族と共に頑張っていきたい」
(2008.07.04)


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