お問い合わせへジャンプ!
広告掲載のご案内へジャンプ!
購読のご案内へジャンプ!
トップページへジャンプ! 今週の津南新聞へジャンプ! テーマ別掲示板へジャンプ! なんでも掲示板へジャンプ! 妻有に生きるへジャンプ! ねっとわーくへジャンプ! リンク集へジャンプ!
home > 今週の妻有に生きる

2008年04月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
早坂一恵さん 40歳 津南町大船団地
「炭にこだわっていきたい。年代を越えた交流のスポットになればありがたいですね」。黒々とした柱、昔懐かしい階段箪笥。昭和初期のアンティークな雰囲気を醸し出す津南町大割野の「蔵」。途絶えていた津南町の交流スポットに、再び火をともした。「暖房は薪ストーブ、木にこだわりました。雰囲気の違いから、お客さんの会話も弾むようです」
 

 旧姓は「石原」。町内に一軒だけだった。そして「早坂」。この苗字も一軒だけ。「不思議なめぐり合わせです。しかも私は3姉妹の末っ子で、私の子どもも3人とも女の子なんです。姉の子も3人とも女の子で、女系家族なんですね」 夫・義明さん(40)は山形県出身。バスの運転手だが、休日には炭づくりに長野・上田市に通うほどの熱の入れようだ。
 

 「今はエコの時代。安全で新鮮なものが求められていますね。炭にはたくさんの種類のミネラルが含まれていて、お店でも自宅でも、ご飯を炊くときに使ったり、焼き鳥に使ったり、水の中に入れたり、様々に活用しています。フクロウや手提げバッグなど、家族自作のエコクラフトも展示していますよ」
 お客の要望で、最近はランチやパフェなどメニューも増やしている。「笑い話ですけど、最初、コーヒーを出すのにも手が震えて大変だったんです。バス待ちのお年寄りも、お気軽にどうぞ」
(2008.04.18)

金井良平さん 28歳 津南町かねと商店
フリークライミン グ。「ああ、あの岩登りね」、はずれではない。が、もっと言うと「落ちても死なないように道具は使っても、登るのに使うのは身体ひとつ」のことだという。「3年前の津南まつりに役場前でやったクライミングウォールを体験して、はまっちゃいましたね」。中学時代は体操を体験したが以後、スポーツとは無縁。久しぶりの競技だった。
 

 「やっぱり、登った時の達成感かな。それがあるから止められない。最近は長野のフリークライミング専門の岩場にも行っているよ」その場所は小川山。山梨県北杜市と長野 県川上村の境にある標高2418bの山 で、奥秩父の山域の主脈の一つ。「日本のヨセミテ」という異称もある景観がすばらしい所という。「通常の練習は、毎週木曜日に仕事を終えてから十日町市総合体育館にあるクライミングウォールでやっている。登ること、それだけに集中できることがいい。別なことを考えていては落ちてしまう」
 
(2008.04.11)

山崎芙由さん 19歳 津南町相吉
 大きな拍手を受けて巣立った津南高体育館の思いがまだほんわかと脳裏に残っている。が、今月から学生とおさらば。新社会人として新たな一歩を踏み出した。「1日に入社式があったばかり。さっそく野菜の選別作業に取り組んでいますが、早く仕事を覚えたいです」。初仕事は特産加工での選別作業。流れコンベアーから出てくるニンジンやレンコン、タケノコなどを選別する。
 

 「慣れるまでちょっと大変です。流れてくる野菜を見ていると目が回りそうになってしまいます。うまくやっていけるか不安もありますが、職場のみなさんはとっても親切で、よくしてもらっています」。少し体調を崩している祖母が家に。「母も勤め人なので、おばあちゃんの面倒をみなくちゃ、と地元に残ることにしました。父は家の跡を継いでほしそうですが、まだそこまで考えていません。でも、都会に出たいという強い気もなかったし、野菜など食に関係した仕事をしたかったので、ちょうどよかったと思っています」
 

 食といえば、高校時代は家庭科部に所属。クリスマスやバレンタインデーには、ひとり暮らし老人世帯などにと町社会福祉協議会に手づくりのクッキーを届ける活動を続けた。「最後のバレンタインデーは卒業後になってしまい、できなかったのですが、こうした活動が、いつかまた津南中等教育学校に引き継がれることを願いたいです」。両親も兄姉も津南高卒。全員が同窓生。「校舎が残る中等校に期待しています。そして津南町、若い人が大勢いる町になってほしいです」
(2008.04.04)


COPYRIGHT (C)2004 TSUNANSHINBUN-ONLINE. ALL RIGHTS RESERVED
!-->