「介護の仕事は、本当に自分に合っていると思っています。一生というか、力の続く限り続けていきたいです」出身は旧守門村。 長岡市の介護専門学 校で学んだ後、現在 の職場に。「入居者は人生の大先輩。それぞれ性格も違いますから、個性を大切にしながら生活できるよう接していくようにしています」 同グループホーム は軽い痴呆症の高齢 者15人余りが共同生 活の形で入居してい る。介護員は、入居 者の自立手助 けをしている。
「家庭的な雰囲気がグループホームのいいところでしょう。私も家族の一員のつもりで取り組んでいます」。母親が登山好き。 小学生時代から、夏 休みともなれば魚沼地方 の山々に母に連れられて 登っていた。「当時はいやいや行ったようなながらついて行ったような気がします。今は逆に、あの登山の疲れが心地よくて、自分から『どこか連れて行って』と頼んでいるくらいです」
昨年の夏は、母らと立 山連峰1泊の山行に。「山はリフレッシュできますよね。これまで一番、心に残っているのは、高校3年の夏休みに、家族で登った白馬岳ですね。とってもよかったです」。 今年、チャンスがあれ ば、その母親と、子ども の時に連れて行ってもら った尾瀬に、もう一度行 きたいという。「山に登って、好きな温泉に入る、というのが最高ですね。結構、温泉めぐりもしているんですよ」
介護の仕事5 年間でチャレン ジできる介護支援専門員 の資格取得をめざす。「入居者に、どういう介護が必要かを提供できるようになりたいです」