「厳しい世界であることは分かっています。でも挑戦し続けたい」
新潟市のアニメ・マンガ専門学校を卒え、今春からアルバイト生活を続けながらマンガの創作を続けている。「専門学校時代、マンガ雑誌で公募している作品展に4回出し、下位でしたが2回入賞しました。それがきっかけで雑誌社の専門担当者と直接やりとりするようになり、作品の指導を受けています」
手にした入賞賞金は2回で10万円。その時から週刊少年マガジンの担当者と直接、指導やアドバイスを受けている。「何回もボツにされます。『ストーリーは大きな賞に値するが、絵がもう一歩』などと。毎回が勉強です」 保育園時代から絵は好きだった。高校までは美術部。一般的な絵画に取り組んだが、高校ではデザイン、イラストに傾倒、マンガへの気持ち、憧れが強くなった。
「高校を卒業する時、自分に自信、誇りを持てるものをと、思いました。マンガのプロになりたいと。それで、しっかり基礎を学びたいと専門学校に入ったんです。厳しい世界であることは分かっていますが、挑戦していきたい」「あります。イヌが好きなので、苗字は小柴。名前の方はまだヒ、ミ、ツということで」。