「2009年に、ひとつの区切りをつけるつもりで取り組みたい」なかさと元気印応援隊の隊長に就いて3年目。隊の規則では、再来年の2009年に会の解散をうたっている。「だらだら続けていてもだめ、ということ。地域の中でも、イベントに協力しようという人が固定されてきている。そうしたことへの問いかけでもある」
年末の十二峠キャンドル、そして3月の雪原カーニバル。さらに春のつくし祭、秋の芸能祭への協力など、縁の下の力持ちの役を努めてきている。「会の名称通り、地域のイベントなどを応援していくのが役割。十分、役割を果たしてきたと思う。あと3年のうちに、それぞれが自立してイベントが開けるよう、応援していきたい」
5年ほど前から登山に。槍ヶ岳や穂高岳など、日本を代表する山々が連なる北アルプスには年1、2回、地元の苗場山などには4、5回ほど登る。「山は、自分を洗ってくれるような気がするなあ。なぜ、あんな辛い山登りをするか、登ってみれば分かるさ。今年は、できたら北アルプス北鎌尾根にチャレンジしてみたい」そんな山男が今年、少雪で苦心しながらも、雪原カーニバル・スノーキャンドル班の代表として幻想の世界を演出。
「このキャンドルを楽しみに待っている人が大勢いる。その声に応えていかなくっちゃ」元気印の前身に当たるイベント企画集団時代から、地域づくりに取り組んできた。「最後は、集大成となるイベント、ドーンと花火を上げたい」