「津南でのコンサート、いいですね。もう大好きになりました」
今春、新緑の萌木の里で行われた春のコンサートに出場。来月7日、なじょもんで開かれる「月あかりコンサート」にも出場する。「音楽を通して、津南の人たちとどんどん輪が広がっています。もう、ずい分、津南が近くになった気がしますね。秋の萌木祭りにも参加したいと今から思っています」
銀の笛は、その名の通りフルートのこと。中学の吹奏楽時代から取り組んでいる。今は市公民館のフルート講座指導や、市吹メンバーとして演奏活動を行っている。「こんなに近くにいながら、秋山郷を全く知らなかったんです。萌木の里に行った時、ここが秋山郷の一番奥かと思ったくらいです。それに残雪がいっぱいあったり道路のあちこちに落石があったりで、怖いという印象でしたね。でも会場の素晴らしさに感動しました。津南の自然、いいですね。なじょもんでのコンサートで、一段と好きになりそうです」月あかりコンサートでは、秋にちなみ「赤とんぼ」など9曲余りを演奏する予定。「どんな曲もそんなに嫌いではないです。あえて言えば、マーチ系が好きかな」
仲間と高齢者を対象にした演奏ボラも時々行っている。
「一人住まいの高齢者が増えていますよね、そんな方々の気晴らしになってもらえればと。クリスマスの日に行ったりすると本当に喜んでくれ、私たちもうれしいです」 フルートがいつも傍に。「無心になって吹けるのがいい。生活の一部ですね」