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2006年07月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
上原利和さん 55歳 祭時記うえはら
祭りだワッショイ。威勢がいい祭り。その祭りに欠かせない半纏や幟などの製造に関わっている。「祭り関連のほか、大地の芸術祭に関係した手ぬぐいやバンダナ、バッグなども作っている。儲けはないが地域と共に歩むといった面もあると自負している」
 「祭時記うえはら」。群馬県桐生市の株式会社松原の関連事業所。地元での内職の斡旋、指導も。「昭和60年から始めているので、もう20年以上になる。今は簡単なものは中国産が増えて業界は厳しい面があるが、技術が必要なものは日本でなければだめ。半纏でもТシャツでも、オリジナル製品大歓迎、気軽に声をかけて下さい」。十日町織物関係の会社員時代、出張で桐生市に行った時、営業先の会社・松原から内職者の斡旋を頼まれたのが、現在の仕事のきっかけに。「内職者を何人か見つけて知らせると、『知っているのはお前だけ。窓口係をしてくれ』となった。それまでの会社を辞めるつもりはなかったのに。まあ、成り行きってとこかな」経済の成長期ということもあって、仕事に追われる毎日が続いた。「バブルの全盛期、平成5、6年頃はJRやソニー、三菱重工、銀行など大企業から半纏や幟、横断幕などの注文が相次ぎ、本当に忙しかった。今は落ち着いた時期ってとこかな」。旧中里村時代から地域づくり団体の一員として取り組んでいる。今は「なかさと夢ネット」の一員だ。「まずは足元。ここを良くしていくことが一番。半纏など祭りものは元気の象徴。『半纏を着て元気を』と言いたい」。
(2006.07.28)

滝沢靖子さん 40歳 津南町小島
「津南まつりに参加するよい機会。子どもたちにとっても思い出に残ると思います」。3年ぶりに津南まつりに小島青壮年部(江村昌一代表)が出演。夫・勉さんが部員であり、子ども連れで参加する。「2週間前から夕方7時半から10時頃まで毎日、地区公民館で特訓しました。マツケンサンバのリズムに乗って踊り通しますよ。子どもが参加して踊るのは我が家だけ。声援、よろしくお願いします」。その子どもたちは小学6年、同3年の姉妹と、保育園年長の長男。仮装パレードに華を 添える。「夜の練習はきついかな、と思っていましたが、実際に始めてみると、いい汗をかくし、何よりストレス発散になりますね。大道具も準備が進み、当日、どんな風になるか、私も楽しみ」
 出身は十日町市下条。飯山線下条駅の近く。個人病院や小、中学校も歩いて10分以内のところだ。「嫁いで来たばかりの頃は、近所の人から『向うの方がいいんじゃないの』とよく言われましたが、住めば都、小島もなかなかいいところですよ。周りの人たちも温かいですしね」
 毎日の練習のいい汗が契機になり、ちょっと思い始めていることがある。「子どもができるまで、10年ほど生花を習っていたんです。子育てもひと段落し、また生花を始めようかなと思っています。今回の津南まつりで、何かに取り組むことの大切さを改めて感じました」。親子での思い出に残 る津南まつり参加。「参加することの楽しみを多くの方から味わってほしいですね。まだまだ津南まつりは続くのですから」
(2006.07.21)

藤ノ木秀男さん 67歳  津南町船山
「わしらが青年の時は、祭りの花火を自分たちで作ったり、そりゃあアイデアを出し合っていろんな事をしたもんさ。今、そうした触れ合いが地域で消えかかっている。でもイベントに顔を出しさえすれば、昔と変わらず、みんな熱心に行動するんだけどね」津南町船山地区の 夏祭りの15日、「バーベキュー大会」を計画した。「地区夏祭りは恒例行事としてあったが、高齢者が神社で顔合わせをする程度だったんだ。そこで、大地の芸術祭もあることだし、作家も来るというので、それじゃみんなでぱっとやろうと提案したんだ。青年団も協力してくれ、盛り上がること間違いなしだ」今月23日に開幕する大地の芸術祭。同地区でも、前回と同じ作家・磯部聡 氏による「MOTION&EMOTION 2006」が船山民俗資料館わきで行われる。雪釣り を思わせる作品。「作家が提案した作品、もう大部分はわしら仲間で作ったんだ。夏祭り当日に、作品をもう少し増やし、最後の仕上げをして完成だ。午後からバーベキュー大会、地元の野球少年団が午前中、練習があるというので、午後からにしたんだ」芸術祭にからむ地区の予算はゼロ。作品づくりの協力もすべてボランティアだ。「金がないというのは本当に辛い。若いしょから手伝いに出てもらっても、一杯飲ます金もないからだ。そんなこともあったから、バーベキュー大会を企画したんだ。何事も親交がなければうまくいかない。その親交の場にしたい」
 気持ちは30代。「見かけは年寄りだが、気は30代のつもり。率先して地域との関わりに顔を出していくつもりさ」
(2006.07.15)

風巻栄子さん 32歳 かねえ化粧品
エステ、美容といえば、女性あこがれの職業でもある。しかし、化粧品会社の看板を掲げた場合、事はそう簡単ではない。メーカーならではの厳しさがある。「人それぞれに性格が違うように、お肌の状態も一人ひとり違います。ストレスも大いに関係しますしね。仕事や家庭の悩みなどを聞くことも仕事の一つです」。出身は東京・世田谷。高校を卒業する前後、化粧により顔が荒れるという体験をした。「すごかったです。でも、そのことが美容やエステなどに関心を持つきっかけになりました。ただ化粧すればいいんじゃない、と」2年間、メイク専門学校で学び、大手化粧品会社の販売店舗で働いた。そして化粧品を通して知り合った夫・克則さんとゴールイン、5年前に津南に。
 「毎月のように長岡や新潟、時には東京の化粧品会社の講習会に参加しました。4年前にビューティーアドバイザーとビューティーエキスパートの資格を得たんです。そして自分の手によるフェイシャル・エステに取り組むようになったんです。今でも講習は毎月のように続いています。お肌の奥深さを実感しています」エステ前には専用機器で肌の状態を必ずチェックする。「お肌は毎日、状態もリズムも違います。それを知ることが大切なんです」時間に追われ、なかなか取れなかったという車の免許。取得することが当面の目標。「行動範囲を広げ、何か津南の女性から喜ばれることができればなどとも考えています。学んできた道をここで生かしたいですね」
(2006.07.07)


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