「この河岸段丘はすばらしいですね。眺めを楽しみながら、仕事も楽しく行っています」
北海道帯広市出身。今年7月からカガンポートで「フェイシャル・マッサージ」と障害者ウォーキング、冬は障害者スキーに取り組む。
「パラリンピックをめざしている人を知り、障害者福祉に興味があり、6年間、帯広で福祉施設でケアマネージャーとして働いた経験があります。その経験も生かしていきたいですね」
美と健康メニューがキャッチフレーズ。専門協会の日本エスティシャンプロコース中級。
「ハンドマッサージで顔の肌の状態はすごくよくなります。精神的な健康にもつながります。女性ばかりでなく、男性もぜひどうぞ」
目の前に広がる河 岸段丘。
「北海道には美瑛町など、きれいな景色で有名な所もありますが、津南だってけして負けていませんね。すごい景色です。この景色だけで、美瑛のように観光に結びつくはずです。その仕掛けが少ないだけではないでしょうか」
剣道3段の腕前。祖父が剣道の指導を行っていた関係で、物心ついたときには竹刀を持っていたという。
「友だちをつくりたいと思い、十日町市の武道場に通い始めました。津南にも剣道があると聞いたので、ぜひ顔を出してみたいです。帯広では、子どもの時は冬になると毎日、校庭でスケートを行っています。こちらではスキーですよね。障害者スキーはもちろん、一般スキーなど、いろんな技術を磨いていきたい」
車は帯広ナンバー。
「このナンバーを見たら、きっと私の車です。辺り一面、平野から、山あり沢ありのところに来たので、運転には気を使います」
マウンテンパークが母親の胸のように感じる。
「この津南の自然の中に抱かれて仕事ができる、うれしいですね。早く溶け込みたいです」