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2005年05月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
島田 昌子さん 38歳 津南町大割野
「子どもは津南の保育園でと、夫の希望から昨年3月に『津南のかあちゃん』になりました」
  小千谷市出身。実家は中越地震で被害を受けたものの、比較的、被害の少ない地域だったことから、大事に至らなかった。
 「津南に来た後のことだったので、運がよかったともいえますね」
  その運、これまで懸賞で自転車やディズニーランドチケット、ビールなど当てている。
 「スーパーなどの店頭で目にしたものを応募しているんです。小千谷市にいた頃から、仲間内で懸賞に応募するのを楽しんでいて、今でいえば、主婦の楽しみってとこでしょうか」
  独身時代、イギリス、フランス、スペイン、トルコ、ベトナム、香港、台湾、韓国、グアム、サイパン、ハワイ、オーストラリアなどと、年2〜3回、海外旅行に。グアムやサイパンなどは5回、ホンンコンも3回行っている。
 「新婚旅行は、のんびりできる所をと、アフリカ方面のモーリシャス諸島にさせてもらいました。さすがに日本人に出会いませんでした。おかげで、本当にのんびりさせてもらい、よい旅行だったです」
  一回の海外旅行では、1国だけと決め、3泊から10日程度。
 「今週末はヒマだから、とチャンスがあれば行ってくるといった気軽な感じが多かったですね。なかでも、トルコは日本のことが好きそうで、ガイド役を買って出るなど、みなさん本当に温かく接してくれました。とくに親切にしてくれた家族にどうしても会いたいと、数年後に再開してきました。いつかまた、家族で行ってみたいですね。それも、気楽な気持ちで」
  津南町に住んで2年目。
 「子育て支援センターがほしいですね。冬になると特に感じます。子どもたちが多い町になってほしいです」
(2005.05.27)

小島 光雄さん 33歳  福原測量
「前会長から『手伝ってくれないか』と誘われたのが縁で、もう文化部会で4年になる。まつりの盛り上げ役という大事な部署なので、いろんな職業の人から参加してもらい、いろんな知恵を出してもらうことが大切なんだと思う」
  津南町観光協会文化 部会長として、夏の津 南まつり、冬の津南雪 まつりなど、イベント の運営母体となる部会 の陣頭指揮に当たる。
 「メンバーは、みんな仕事を持っているなかでの参加で、大変だということはよく分かっている。マンネリ化しているという声も聞くので、少しずつでも新しいこと取り入れながら、親子で楽しめる内容にしていきたい」
 今年から、町内の事業所にアピールし、新入社員の部会参加を呼びかけている。
 「この部会に入ることで、人脈の広がりやいろんな職場とのつながりができるんです。それは大きな財産です。イベントを通して町への関心も高まるでしょう、ぜひ若い人たちから仲間になっていただきたい。そして若い感覚でのアイデアを出してもらいたい」
 コンピュータ関係の専門学校で学び、ソフト開発会社に2年ほど務めた後、現在の会社に。ちょうど津南町で下水道事業が動き始めた時で、コンピュータによる下水道の測量設計に取り組んで来た。
 「いまデジタル写真測量など、新しい技術の導入に取り組んでいます。ホームページを立ち上げ、どんどんアピールしていきたい。お客さんが増えれば、いま住んでいる所を十日町営業所にしていきたい考えもあるんです」
  入籍は4月1日。エープリルフールだが、新・十日町市誕生の日でもある。
 「その日に結婚届を出しました。新市誕生第1号の入籍だったようです。今度から市制10周年とかいうと、俺たちも結婚10周年かと、分かりやすくていいですね」
(2005.05.20)

根津 知美さん 26歳 津南原小臨時教諭
 「教育実習で母校の津南中に来たんです。当時、吹奏楽でユーフォニュームを吹いていたんですが、その楽器を後輩が吹いているのを見て、すごくうれしかった。伝統を感じましたね」
 昭和女子大、そして同大学院で、主に宗教民俗や日本文化史を学んだ。卒論は八海山神社の「ネズミ除けネコの札」がテーマだった。
 「教育実習や臨時職員などで子どもたちと接して思ったことは、『学校では分かりやすく教えること』ですが、自分が大学などで楽しかったのは『分からないから、解明していくのが面白かった』ということで、全く逆だということなんですね。子どもたちに、ぜひ民俗学的な様々なことを楽しく伝えたいです」
 大学院で「お札(ふだ)」の研究に没頭の時期も。
 「千葉県の茅葺き民家の屋根裏から米俵が出て来て、その中に大量のお札が詰めてあったんです。お寺の梵字や絵入りのものなど、それは様々で、それを整理、分類したんですが、不思議な世界がそこにあって、とっても面白かった。どういうわけか、こうしたことが好きなんです」
 中学時代、数学や英語など、社会科以外は興味をもてなかった。
 「うーん、どうしてだったのかな。好きな先生が社会科の先生だったので、そのせいかな」
 その中学時代、友だちに誘われてスポ少柔道に参加した。
 「ちょっとしただけ。そんな関係で、コーチらから『指導に来い』と言われて少しだけ参加していますが、もう、投げられっぱなし。試験前にケガするわけにもいかないので、参加は試験後ですね」
 地元への思いは強い。
 「古文書の会やスポ少柔道への参加、そして母校での教員など、地元でやりたいことはいっぱいあります。何とか実現したいですね」
(2005.05.16)

山田 隼人さん 24歳 津南町堂平
きままな人生を、と言っては失礼か。自宅は津南町所平だが、昨年の正月から堂平にあ った空家を借り、一人暮らしを始めている。
 「自宅も近いし、農業があるわけでもないんで、家を継ぐとか、家の農業を手伝わなければならないとかないんで、いっそ、自分ひとりで生活した方がいいかなと。自分なりの生き方かな」
  一人暮らしなので当 然、炊事、洗濯、掃除 は自分で。生活環境に凝ることもなく、「目線の自立」といった感じだ。
 「リフォームとか、好きならいろいろやっちゃうんだろうけど、悪いところだけ直した程度。必要な時に、必要なことをすればいい」
 趣味は「車いじり」。趣味と実益を兼ね、高卒後、すぐに今の職場に就いた。
 「学生時代からバイクや車に興味があったから、すぐに車関係の仕事に就いたんだ。親父と社長が知り合いで、縁故就職みたいなもんだな。近所の人たちが対象の仕事が大半なので、地域に溶け込んだ仕事をしてるって感じだな」
 車の整備や鉄骨小屋などの溶接が主な仕事。6年余の経験で腕も、信頼も厚い。
 「鉄に関係した様々な仕事をしている。春先は雪で壊れた『外屋』やドーム型車庫など、鉄骨の溶接などが多い。溶接技師の資格を取っているので、もうまかされっぱなしになっている」
 2年半ほど前から、車のパフォーマンス・レース「ドリフト」に出場している。加速をつけて、後輪を横滑りさせてカーブを切るテクニックだ。レースに臨む車はスプリンター「86」。
 車の形式からの愛称。
 「車関係のことは非常にお金がかかる。だから、ムリをせず、楽しむ範囲でしかしない。一応は、横転してもつぶれないようにしてある。なぜレースか。うーん、やはり、あの緊張感かな」
(2005.05.02)


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