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2005年02月の妻有に生きる


過去の妻有に生きる
大平ゆずみ さん 44歳 津南病院 津南町割野
 「スタジオJ&Aの大口悦子先生のダンスに感動し、自分でもちょっとですが習ったんです。それがダンスとの出会いでしょうか」
 趣味にもなっているダンス。津南雪まつりでは芸能グランプリの常連組でもある。今年は次女を含めた地域の小学4、5年3人組が出演することになり、そのダンス指導も行っている。
 「今まで習ってきたことでしかできませんが、頭に浮かんだダンスを組み立てて、形にしていきます。大事なことは、自分たちが楽しむことはもちろんですが、見に来てくれた人たちから楽しんでもらえること、喜んでもらえることが一番だよ、って言っています。これは自分たちが出演する時も同じことですが」
 津南雪まつりで「超人気」となったおばばシリーズ。今年は残念ながら見られないが、いずれまたステージに登場する予定だ。
 「津南病院の看護士仲間がメンバーです。気の合う仲間がいるんです。どうしておばばになったのか、ちょっと忘れてしまいましたが、とにかく観衆から楽しんでもらえればと、それが第一でしたね。ダンスの内容は、田植えとか稲刈りなど、できるだけ地域柄を出そうといつも工夫しています」
 十日町雪まつりのベルナティオ会場で行われた爆笑カーニバル・お笑いコンテストに5人の仲間で「ハッスルおばば」を披露、見事、最優秀賞を獲得した。
 「アットホームの感じがしたと審査員からお褒めの言葉をいただきました。最高賞だっただけに、うれしかったです。いい仲間に恵まれているので、これからも少しづつでも楽しみを披露していきたいですね」
 夏の津南まつりではよさこいソーランのメンバーとして、雪まつりでは子どもたちが出演する陰の指導役としてがんばっている。いずれまた「おばば」も復活させる意気込み。
 「同じ阿呆なら踊らにゃ損々ではないですが、せっかくのまつりですから、やっぱり楽しみたいですよね。多くの人が参加して、みんなで楽しみ、そして春を迎えようじゃないですか。子どもたちのグループも多いと聞いています、エールを送って津南雪まつりを盛り上げましょう」
(2005.02.26)

中島 博稔さん 73歳 津南町陣場下
「子どもたちの発想は本当に豊かだ。こうした子どもたちと付き合っていけることができて、力をもらっている」
 昨年、県発明協会から発明振興功労賞を受けた。十日町少年少女発明クラブの指導者10年の実績からだ。その道は今も続く。
 「興味のある中魚郡市内の子どもたちが集まってくる。今は小学生3、4年を中心に40名ほど。かつては中学生も参加していた時があった。科学の専門教材があり、模型づくりのように組み立てたり、身の回りの不要品を活用した遊び道具づくりなど、みんな、楽しみながら取り組んでいる」
 同クラブは十日町中学校の一室を会場に、冬場を除く毎月1、2回開いている。
 「専任指導員というのが肩書き。管内小学校の理科主任ら12人余りの教諭から手伝ってもらい、年間を通した活動プランを立てている。十日町クラブの歴史は県内で最も古く、こうした形での活動は模範となっているほど。絶やすことなく継続させていきたい」
 60歳まで教職の道に。小学校教諭時代、特殊学級での指導も経験している。
 「特殊学級を指導する資格を持っている関係で、今も田沢小の特殊学級や、津南町のことばのキャッチボールなどに頼まれて参加している。なじょもんからも子どもたちを対象にした理科教室を頼まれ、おかげで、自分の時間を持てないほど、忙しくさせてもらっている」
 郡市内から毎年のように、県を代表する作品が生まれる発明工夫模型展。その審査員でもある。
 「本当にすばらしい。子どもたちの豊かな発想を、自由に伸ばせる環境を作っていきたいものだ。そのためにも地域の理解と協力が必要です」
 長年の経験を生かし、昨年夏から農と縄文体験実習館なじょもんで子ども対象にした教室も開いている。
 「今年は大雪で、子どもたちが集まらなかった時もありましたが、よりよい方法を考えながら、子どもたちが楽しみながら理科、科学を学べる時間を設けていきたいと思っているので、ぜひ参加してほしいです」
 身近に、科学に親しめる環境がある。
 「科学の面白さ、その取り組む子どもたちの目を、ぜひ見てほしいですね」
(2005.02.18)

中沢 雛 さん 81歳 津南町陣場下
「これでいいという作品はほとんどないですね。気に入ったものはこれまでに1、2回くらい。生花は、自分の心が表れます。花を見て、心が安らぐ、そんな生花をお弟子さんから作って行ってほしい」
 青葉古流、青葉流の指導に携わって50年。今秋、記念展を開いて、一区切りをつけたいと思っている。
 「同じ材料を使っても、だれひとり同じ作品はできません。性格が堅い人は堅い感じの作品に、気が大きな人は大きな花にといった風に、その人の特徴が表れます。人それぞれの個性は個性として、伸ばした方がいい部分は伸ばして上げたい。そうすることによって、その人の気持ちも変わってくるんです。より人間として成長できるようになると思っています」
 秋田県出身。小学5年から生花を習い、厳しい戦争時代を乗り越え、戦後、東京で師範の資格を取得。結婚して津南に。
 「津南に来て、『ここで花を教えたら』と推されて始めたんです。でもお花屋もなく、材料は、近くの山から採ってきたものだったんです。でもこれが勉強になりました。みんながみんな、様々なものを採ってきて、それで仕上げなくてはならなかった。枝などを見る力が付きましたね。津南の自然が、生花への力をつけてくれたんです」
 お弟子さんだけでなく、生涯学習としての教室などで、花を通して触れ合った人は800人余りにも上る。
 「花を活けるだけではないんです。もう玄関を入ったところから稽古が始まっているんです。すべてにものの考え方というのがあり、心の修業が生花の原点でもあります。今、残念と思うのは、静から動の時代になって、座って心の修業をやる時代ではなくなっていることなんです。不景気になって、静がおろそかになってしまい、心も衰えてしまっているのではないでしょうか」
 中越地震で花器のほとんどが壊れ、一時は鬱病状態に。が、50周年の展覧会が、再び力に。
 「師範格のお弟子さんをきちんと育てることが今の仕事だと思っています。あとはお弟子さんがきちんと継いで行ってくれるはずです。あっという間の50年でした。津南に縁があって、本当によかった」
(2005.02.14)

武田 充浩さん 36歳 JA津南町 津南町大割野
「一面の銀世界、そこがいい。晴れた日、仲間と一緒に沖ノ原などの雪の上でバーベキューをするんだ。最高だね」
 津南を拠点に、冬はスノーモービル、夏は海でジェットスキーを楽しんでいる。自然を相手に、遊び心いっぱいの30代だ。
 「生活の中での雪片付けなど、確かに嫌なこともあるけど、雪が降れば、また遊びに行ける。そう考えると、雪も遊び仲間だな」
 出身は神奈川県川崎市。奥さんが津南出身という関係で4年前、津南に居を構えた。
 「津南は津南。何かあったらいいなとか、そうしたことは特に思いませんね。津南をそのまま受け入れているって感じかな」
 スノーモービルの仲間は、勤め先の同僚ら気心知れた4、5人。
 「自分はまだマシンを持っていないので、借りたり、後ろにのせてもらったりしている。沖ノ原や高野山の雪原をスノーモービルで駆け回り、バーベキューをするのがすっごく楽しい。津南に住んでいるなら、こうした楽しみを大勢の人から知ってほしいな」
 夏には柏崎などでジェットスキーを楽しむ。
 「昨年、ジェットスキーの免許を取った。やはり津南の仲間から中古のジェットスキーを売ってもらった。泳ぐのは得意でないけど、海に潜ってサザエやカキなどを採るのも面白い。津南にいれば、雪も海も楽しめる。いいところだと思う」
 津南に来る前、クルマの改造専門店であるレース・チューニングショプに務め、その関係で直線400bのタイムを競うゼロヨンにも挑戦していた。
 「最高は11秒台だったかな。早い人は8秒台ですからね、やはり違うよな。仙台や筑波に専用コースがあり、昨年までは月に1回くらいは遊びに行っていました。実は、改造したクルマをまだ持っているんです。ただ、エンジンが故障していて、分解したままの状態ですが」
 子どもは小学1年の男の子。
 「スノーモービルもジェットスキーも、いつか子どもと一緒に乗るのが夢。一度、連れて行った事があったんだけど、まだ小さすぎてだめ。小学3年くらいになればきっと大丈夫だろう。冬も海も楽しめる、そんないい位置にある津南、いいところだと思うよ。今はいっぱい雪が降っているけどね。だからこそ晴れた日が、そして春がうれしい」
(2005.02.04)


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